2011年12月31日土曜日

まだ書きかけの運命

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「すごい」人が好きです。

何かにものすごくこだわっているとか、他の人には難しいことができるとか、そういったことがわかると非常に感動します。
「憧れ」といった表現が正しいのかはわかりませんが、とにかくそのような感情のことです。

人によっては他人に憧れるようなことはあまりないと言う方もいますが、私は頻繁に、また強い度合いであります。

いくつかある私の趣味も、その分野のすごい人への憧れから始まったものが多くあります。
それほど、すごい人への感動・憧れは私の人生において重要なものです。


世の中のすごい人



日本だけでも非常にたくさんのすごい人がいますが、私がそのすごさに(直接か間接かは問いませんが)触れることができ、かつそれを理解できることは、あまり多くないでしょう。
ほんの一部の、「わかりやすくすごい」人しか知らないのです。
もっともっとすごい人に出会いたいと思う私にとって、これは残念な現実です。

しかしこの日本だけでも、すごい人は間違いなくたくさんいます。これは事実です。


みたいもん!の記事



そんなあるとき、この記事に出会いました。

Google「Chrome」新CMが「初音ミク」である理由を作った中の人に聞いてきた :[mi]みたいもん!

Google+にも投稿しましたが、私はこれを読み、そして件の動画を見て、号泣しました。
その投稿に、+Masatake Horiさんからコメントをいただきました。
なぜ涙がでるんだろう、と考えてみるとウェブに希望がもてますね!
私は、この記事と動画を、どう考えたのでしょうか。


初音ミクがつないだ



上の記事で、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社が表彰された際、その表彰状に書かれていた言葉が紹介されています。
インターネットに分散する個人の様々な才能を発揮する機会の拡大
私がまず感動したのは、この部分だと思います。

世の中にいるたくさんのすごい人たちが、私にも見えるようになりました。
それにとどまらず、その分散していた「みんな」が一つになったのです。
音楽づくり・歌・絵を描く・動画を作る・コスプレなど、各々が得意なことを持ち寄って、感動を与えてくれました。

やっぱり、すごい人はまだまだたくさんいました。

初音ミクは、その「みんな」をつないでくれました。
そして私たちに、「こんなにすごい人がいるよ」と紹介してくれたのです。


初音ミクと「みんな」の力



同記事から引用いたします。
このCMの制作にあたって、もちろんまずクリプトン・フューチャー・メディアに相談に行き、本山さんは、とてもシンプルなことを言われました。 
「クリエイターをフィーチャーする内容ならオッケー」 
つまり、初音ミクをタレントやキャラクターとして使ってくれるなということです。
それでは、初音ミクは何だったのでしょう。

「初音ミクにコミットしている」人たちはもちろん、素晴らしい創作物のための才能や真剣さ、努力などを持ち合わせているでしょう。
これらの熱い気持ちで、「初音ミクに魂が」込められました。

しかしその人たちが持っていたのは、それだけではありません。
作品を発表するために、ほんの少しの勇気が必要です。

ふつう作品を発表するには、もっと大きな勇気が必要かもしれません。でもほんの少しだけあれば、あとは初音ミクが背中を押してくれます。

そして初音ミクには、日本のWebの力によって、たくさんのほんの少しの勇気が乗っています。

これが初音ミクなのです。


言いたかったこと


すごい人がたくさんいて、その「みんな」が一緒に初音ミクを作ったこと。そこに私は感動したのだと思います。

さらに、それでもまだすごい人は見えないところにいて、この先も初音ミクとWebの物語は続いていきます。
もっとたくさんの「みんな」の、ほんの少しの勇気を楽しみに待っています。
私の力になります。


終わりに


おそらくこれが年内最後のエントリになります。

それでというわけではありませんが、茅原実里さんの「書きかけのDestiny」の歌詞を引用して締めくくりたいと思います。
高鳴りが追いつく憧れが わたしの中でチカラになる
その先を絶えず照らしながら 未来形の今、掴みたいの
書きかけのDestiny

2011年12月29日木曜日

three albums of the year (2011版)

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前置きは先に済んでいますので、すぐに始めます。
ちなみに順不同です。


一枚目



SUGAR MORNING / DUB STRUCTURE #9


一枚目は、四人組バンド「DUB STRUCTURE #9」のファーストアルバム、「SUGAR MORNING」です。

これは、サウンドの傾向が他になく、個人的に非常に好みです。
ダンスロックとダブステップを掛け合わせたような、との表現が近いでしょうか。ボーカルとギターにはシューゲイザーの要素も見え隠れします。
アルバムを通してギターは壁を作っていることが多いのですが、これは良いアプローチだと思います。こういった音楽における、ギターの置き方の好例です。

アルバムは実にダブステップらしいオープニングから始まります。ここはおそらく意識しているでしょう。
その後、ダンサンブルなベースが登場してきます。このベースが以降、曲を引っ張り続けます。ダンスミュージックの手法ですが、彼らは四人組のバンドです。独特のやり方と言ってよいと思います。

トラック2「Waking Life」は、印象的な鍵盤サウンドと、やはりダンサンブルなベースが絡み合いながら曲をリードします。
鍵盤サウンドは、ローファイでパンが振られており、絶妙な音色です。
そしてギターとボーカルが壁になります。

トラック4「Sugar Morning」では、リズム隊のコンビネーションで踊らせ、ギターが空間を埋めます。
と思いきや、後半ではブレイクの連続があり、ロックバンド的な部分も見せてきます。

収録は5曲と少なく見えますが、内4曲が7分超えであり、満足の内容です。


二枚目


金剛九尾 / 陰陽座



二枚目には、「妖怪ヘヴィメタルバンド」陰陽座の九枚目のオリジナルアルバムを選びます。
陰陽座ほど一貫した作品を作り続けるバンドを、私は知りません。エピソードとして、ボーカル・ベースの瞬火は、バンド結成時に十作目までのアルバムタイトルをすでに決定していたそう。その結成はもう十年程前になりますので、それほどの期間、頑なに自分たちの音楽を追求してきたことになります。

そんな陰陽座の「金剛九尾」は、2009年の発売です。「最強にして最艶(公式ページより)」である本作の感動に気づくまで、私は二年を要したことになります。実際ここ数か月で、再生する回数が大きく増えています。

「貘」の不穏な始まりからドラマティックな「蒼き独眼」へのつなぎ、おなじみの忍法帖シリーズ、「慟哭」の泣きのギター、そしてラスト「喰らいあう」の黒猫嬢の絶叫と、取り上げられる点はたくさんあります。

しかし何と言っても、組曲「九尾」でしょう。
過去の組曲も、それはもう壮絶でしたが、こちらも壮絶です。
組曲シリーズでは毎回涙してきました。今回も泣きました。とにかく圧倒的です。


三枚目


Silent Stars / Martin Schulte


凄まじい熱量の「金剛九尾」とはうってかわって、静謐なミニマルテクノを奏でるMartin Schulteです。アルバム「Silent Stars」が素晴らしいです。

ミニマルテクノの文脈からノイズを取り込んだようなサウンドで、緻密にプログラミングされたサステインの短い音が飛び回ります。

純粋なリズムはキックとスネアだけで持っていきます。
しかしそこで単なるミニマルテクノ・テックハウスだと思っていると、意外に空間が埋め尽くされていて驚きます。ダブステップを取り入れたように聞こえる部分もありますが、ノイズからの影響と捉えるほうが自然に思います。

聴き込むと、音数がかなり多いことにも気づきます。
その辺りから、本作をミニマルテクノとして聞かないようになってきます。
エレクトロニカとは違いますから、やはりノイズでしょうか。

ミニマルテクノの席巻からミニマル+ダブステップの時代を経て、その先にあるミニマル系テクノと解釈すると面白いと思います。

とは言うものの、アルバムとして素晴らしいのは間違いありません。


終わりに


どれも素晴らしい作品たちでした。
2012年は、どんな作品に出会えるでしょうか。

2011年12月28日水曜日

ダイスキンのA6を発見

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その存在がまことしやかにささやかれていました、ダイスキンです。

【ダイスキン】ダイソーの100円Moleskineそっくりさん再び: tadachi-net 出張所

ダイスキンのA6をようやく入手: tadachi-net 出張所

R-style » ダイソーのレザー風バンド付きメモ(A6)をゲット

それをこの度、私も手に入れることができました。

詳しい説明は上の記事を参照していただければと思います。
簡単に言えば、100円ショップのダイソーで買える、モレスキンに見た目がそっくりなノートのことです。


特徴



やはり写真が撮りたくなります。


外観はもう、完全にモレスキンです。
ハードカバーの手触りが少しだけ違って、ダイスキンの方がつるつるとしています。


中身の方は以前のエントリでも触れましたが、やや異なっています。

まずは罫線の引き方です。
実際に目にしてみて、やはり「なんか違う」と思いました。

また、ダイスキンの方が紙が白いですね。
ここも、多少モレスキンの方が気持ち良く感じます。

それから、ハードカバーが大きめになっており、紙の部分と距離があります。
文字だと説明しにくいですが、こういうことです。


ここが、ぱっと開こうとしたときにわりと邪魔になります。
これは無視できない点です。


モレスキンに代わる?



上に書いたようにいくつか気になるところがありますので、現在のモレスキンのようにメイン使いになることはないでしょう。


それでは…



では、何に使うのがよいのでしょうか。

現状、手書きの手帳やメモまわりはモレスキンとロディアで間に合っています。

そこで、この本を参照することにします。
『モレスキン 人生を入れる61の使い方』(堀正岳、中牟田洋子、高谷宏記)
モレスキンの使い方と言えばこれです。改めてじっくり読んでみようと思います。


ダイスキンの効能



ダイスキンを購入したおかげで、思いがけず本を再読することになりました。

倉下忠憲さんが、このようにおっしゃっています。

一度読んだ本を再読する、あるいは読書メモを作る、「考えさせられる」記事を読んだら実際に考えてみる、そしてそれを文章化する。 
そういう行為をやってみると、もう一段深いところでその情報と接することができるようになると思います。おそらく「情報が血肉になる」というのはこういう段階を経た状態を指すのでしょう。
再読することは、読書が意味あるものになるために重要な作業であるようです。
「情報が血肉になる」という目に見えない状態を手に入れるために、今回はわずか105円で済むかもしれないわけです。

その意味で、十分元は取ったと言えるでしょう。


終わりに



そんな結論で良いのかと思わないこともないですが、いずれにせよ、「情報が血肉になる」ような工夫は重要ですし、そのあたりうまく習慣にしていけると良いのです。

2011年12月26日月曜日

話が脱線する

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周囲の人と話していたとき、「話が脱線する」という語の使われ方について違和感を覚えました。

本エントリで、明確に定義しておきたいと思います。
正確には、宣言ですね。


前提


とりあえず「話が脱線する」は、「本筋と関係ないことを言う」で間違いないと思います。

本筋と関係ないことを言った瞬間に「脱線した」ことになるかどうかが問題です。
私が違和感を覚えた部分も、この辺りにあります。

これは、「関係ない」が向くベクトルで分類できそうだと考えています。


外向きのベクトル



メインとなる線があり、そこから遠ざかる向きに話が進んでいく場合、これは「脱線」で間違いないでしょう。
ここでの「脱線」は、ふつう言われるように、あまり良くないものとして捉えて構わないようです。何の話をしているのかわからなくなってしまうためです。

もちろんこれ自体が良いものと考える場合もあるでしょうが、今回は無視します。


内向きのベクトル



重要なのはこちらです。
メインとなる線と離れた地点から話が始まり、徐々にメインの向きに近づいていく場合です。
冒頭で「本筋と関係ない話をしたら脱線」と書きましたが、それに照らせばこれも脱線です。
しかしこの状況は、本筋に戻ってくるために関係ない話をしているのであって、「脱線」と呼ぶのは不適切です。
または仮にそう呼んだとしても、良くないものではありません。

私にはこれをうまく表現する日本語が思いつきませんが、「収束」に近いイメージです。
狭義に捉えるなら「例示」でも良いかもしれません。

こちらは、ミステリ小説でよく用いられる手法です。森博嗣や京極夏彦に顕著ですね。
話が脱線しますが、この二人の作品は同じカテゴリに入ると思っています。
どちらかの作家が好きな方は、もう一人も読んでみることをおすすめします。
表面的にはまるで違うのですが、そこにだまされてはいけません。


ここから言えること



以上の「脱線」の差異から、文章を書くときや話をするときのコツのようなものが見えてきます。

「脱線」すると本筋がわからなくなってしまい、「収束」すると話がまとまりやすく、受け手も納得しやすい、といったところでしょうか。


結論を言うこと



何にせよこの手の結論めいたことを書くのは、私は苦手です。
ここに到る過程を共有する方が大事です。

これに類することは過去何度も書いていますが、何度でも書きます。
私がブログを書く動機の一つだからです。


終わりに



無駄なエントリと見る方もいると思います。
しかし私はこういった手続きを、ライフハックと呼んでいます。

2011年12月25日日曜日

three albums of the year (2011版) の準備

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音楽が好きです。

その中でもアルバムは、現代にのみ存在できる、素晴らしい芸術の形態だと考えています。この時代に生まれたことを幸せに思っています。

私は毎年年末に、その一年に素晴らしかったアルバムを三枚だけ選び、「albums of the year」として表彰しています。
自分の中でだけですが。

しかし今年はブログを開始していますので、この場で行ってみます。
まずは本エントリで、前置きの類を済ませておきます。


選択の観点



「今年よく聞いた中で、作品として素晴らしかったアルバム」を選びます。
発売日が去年であっても、聞いた期間の多くが今年であればよいことにしています。

また「素晴らしい作品」を選びますので、単純に多く聞いたものではありません。
これは、聞きたいと思うかどうかはシチュエーションにかなり依存してしまいますので、純粋に作品としての評価にはならないとの判断からです。

同じ理由から、好きなアーティストのための重み付けもありません。


三枚「だけ」選ぶ



実際、三枚だけ選ぶのは非常に大変です。

Rashitaさんもおっしゃっています。
「一冊」を選ぶことについてです。

R-style » 【企画まとめ】2011年の「一冊」を教えてください!
たとえば、たまたまの不運で私が目的の駅から一番遠い場所にいたとしましょう。当然ついてくるのが貧乏神です。しかも運悪くそれがキングボンビーに変身したとしましょう。備えていなかったので、メカボンビーも持ち合わせていません。キングボンビーは楽しそうにこう言います。「らした社長!本棚がいっぱいだから今年買った本を捨ててきてあげるのねん」キングボンビーが私の本棚に近づいてくる前に、私は一冊だけ本を取り出すことができます。その本は服の中にでも隠しておけばボンビーの脅威からは逃れることができるでしょう。 
さて、その一冊に何を選ぶか。そう考えてみます。そうでも考えないと一冊なんて選べません。
さすがです。

決定するにはかなり無理をしないといけませんが、その作業を経ることで、改めて自分を見つめ直したり、好みに気づいたりできます。

またこの三枚を紹介することで、名刺代わりになるとも考えています。


ノミネート作を列挙



本エントリでは、ノミネート作を列挙するところまで行うことにします。

その後、じっくり受賞作を考えてみます。
  • アルバムタイトル / アーティスト名
です。
  • PLAYER / capsule
  • COMBOPIANO-1+HAIR STYLISTICS / COMBOPIANO-1+HAIR STYLISTICS
  • Latin / Holy Fuck
  • S'CAPADE / S'capade
  • SEVEN / 12012
  • INOCOLOGY / INO HIDEFUMI
  • 漆黒の光 / 大佑と黒の隠者達
  • Waves / Encounter
  • Party Line / Limited Express
  • Runner / Glimpse
  • RAVODUB / ROVO
  • 金剛九尾 / 陰陽座
  • Sleeper Wakes / Jeff Mills
  • DiggyismⅡ / Diggy-MO'
  • TO THE LOVELESS / Boom Boom Satellites
  • Oh!No!It's Heavy Polysick!!! / POLYSICS
  • Seefeel / Seefeel
  • Sing All Love / 茅原実里
  • newdays / Schroeder-Headz
  • sheeptown ALASCA / tacica
  • Design / Angelo
  • 7th Rose / D
  • Silent Stars / Martin Schulte
  • 閃光メロウ / heidi.
  • SUNNY / TOWA TEI
  • GEMINI / Alice Nine
  • TWO GUYS THREE BOXES / HARD FLOOR
  • liminal / 砂原良徳
  • VAMPIRE SAGA / D
  • PIANOxDUB / Dr.Echo-logic
  • WORLD OF FANTASY / capsule
  • Breaking The Frame / Surgeon
  • シトロンの雨 / 田村ゆかり
  • Further / The Chemical Brothers
  • TWISTED / EdgePlayer
  • dead stock / シド
  • アンモナイト / Plastic Tree
  • SUGAR MORNING / DUB STRUCTURE #9
  • PIANO project. / DAISHI DANCE x →Pia-no-jaC←
  • Treasure / Martin Schulte
  • Horizontal Structures / Moritz Von Oswald Trio
  • equal / agraph
  • DUM SPIRO SPERO / Dir en grey
  • TOXIC / the GazettE
  • The Modern Deep Left Quartet / Cobblestone Jazz
  • DocumentaLy / サカナクション
  • I Love You, Dude / Disitalism
  • New! / LAMA
確認は行っていますが、名称が誤っている場合は申しわけございません。


終わりに



といっても、あまりのんびり考えてはいられません。
年が明けてしまいます。

2011年12月22日木曜日

WebページをEvernoteにクリップするツール

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ChromeやFirefoxからWebページをクリップしてEvernoteに保存するには、拡張機能を使用すると思います。
その際、知っておくと非常に便利なものがありますので、すでに有名ではありますが、ここでご紹介します。


PrintWhatYouLike



これは、ページの必要な部分のみを残すことができるブックマークレットです。
OZPAさんが詳しく説明なさっています。

Evernoteを使うなら絶対に知っておくべき神ブックマークレットの使い方

私が付け加える部分は特にありませんので、使ってみて気付いたことなどを。
ボタンはいっぱいありますけど、Webクリップの際は「Isolate」しかほとんど使いません。たまに「Remove」を使うぐらい。
私も「Isolate」「Remove」しか使いません。
まず大雑把に記事を選択して「Isolate」し、必要に応じて「Remove」します。
ちなみに(入力モードを半角にした上で、)「i」と「Delete」でそれぞれ行うことができますので、左手はキーボード上に置いておくのが良いです。
そして、必ず上記の×ボタンをクリックして左のウィンドウを閉じてからクリッピングをしましょう。
こちらは、拡張機能側で「記事をクリップ」がうまく働いている場合は、必須ではないようです。
「ページ全体をクリップ」の場合は必要になります。


Evernote Clearly



Evernote公式の拡張機能です。
こちらはgoryugoさんが紹介しています。

Clearly Evernote版の「ウェブが見やすくなるやつ」クリップもショートカットで | goryugo

記事タイトルにある通り、キーボードショートカットが使用できるのが革新的です。
「Ctrl + Alt + 右」
でページを見やすくし、
「Ctrl + Alt + 上」
でクリップです。
ただ単純にキーボードショットカットでさくっと切り替えられる「見やすくするやつ」として、Evernote clearyは割とけっこうなかなか便利なものであります。
私もこの便利さは大いに享受しています。
別にクリップするつもりがなくても、字が小さいなどして読みにくいページで使用すると効果を発揮します。

また、つい最近Firefoxでも使用できるようになったようです。
+Masatake Horiさんが投稿しておられました。


二つのツール



これら二つを活用すれば、まずほとんどのページを思い通りにクリップできると思います。

ただしさらに重要なのは、上記記事でOZPAさんがおっしゃっていることです。
さて、ちょいと話は横道にそれますが、Webクリップをする時に一番大切な心構えは「むむ、これは」と思ったらなるべくクリップをしてしまうことだと思います。 
「使うかどうかわからないからクリップしない」では、いざそのノートが必要になった時に悲しい思いをします。 
現在の自分と未来の自分では、必要かどうかなどと言う価値観は全く別物です。
とりあえずEvernoteに放り込んじゃいましょう。
便利なツールが「クリップしたいと思ったときに、素早く、思い通りにできる」との認識をもたらしてくれることで、上のことをより実現しやすくできます。
未来の自分が豊かになる可能性を、良い道具が高めてくれます。


終わりに



冒頭にも書きましたが、紹介したのはどちらもすでに有名なものです。
しかし、改めて言及する価値のあることです。

2011年12月21日水曜日

Evernoteで電子化したデータを管理する

Clip to Evernote
紙の情報をスキャンして、紙自体は捨ててしまう。
すでにあちこちで触れられていることで、そのメリットについては論を待ちません。

今回はその、電子化した後のデータを、Evernoteで管理する方法を考察します。
今のところは思考実験になりますが、そう遠くない将来に必要になりそうですので、現実的な手順を定めておきたいと思います。


デジタル化した情報の性質



まずは、紙の情報を電子化した際に、それが持つ性質を明らかにしておきます。

1.その総量は、際限なく増える
電子化するデータは、時間の経過とともにどんどん増えていきます。
また、過去のデータを消去することは、基本的にはありません。

2.取り出すタイミングはそれほどない
情報を電子化したいと考えるのは、「当面は使わなそうだけど、使わないとは言えない。だから紙が捨てられない」といった状況が多いでしょう。
本当に取り出すことはあまりないと言えます。

他方、頻繁に見ることがわかっている情報である場合は、そもそもEvernoteに入れることが疑問です。Evernoteは「すぐに取り出す」ことがそれほど得意ではないからです。(Evernoteに「入れておく」なら問題ありません。)
こちらは、
  • Dropboxに保存
  • 普段持ち歩くUSBメモリに保存
  • スマートフォンにローカルで保存
などで対応し、本エントリでは考えないことにします。

3.その情報を、自分もよく読んでいない
2とも関連しますが、電子化したい情報は、自分にとってそれほど重要でないものが多いでしょう。
するとその内容を、自分でもあまり読んでいないことが考えられます。

4.一つのファイルのサイズが、すごく大きくも、小さくもなる
一枚の紙をスキャンするだけのこともあれば、いわゆる電子書籍のこともあります。


電子化した情報と、Evernoteの性質



上記の特徴から、なんとなく管理の方針が見えてきます。
  • 電子化したものを、なんでもEvernoteに入れてしまうべきではない
これは、4の性質より明らかです。すごく大きいファイルは、Evernoteに一度にアップロードできるサイズに上限があるため、そもそも不可能なのです。
3の性質からも言えます。Evernoteに入れる情報は、「自分を通過したもの」であるべきです。Evernoteは「自分データベース」なのです。
  • 保存したものを自分で記憶しておくことはできない
こちらは1と2の性質に基づいています。
保存するものは非常にたくさんあり、それは滅多に使用しません。人間が覚えておくのは難しいでしょう。
ここは、Evernoteが得意な部分です。


実際の方法



とりあえずは、「電子化ファイル」ノートブックを作り、すべてこの中で管理することにします。
ただ、「ノートブック・タグ問題」は非常に難しいので、あくまで暫定的であることを表明しておきます。

1.小さいファイルは、Evernoteに直接入れてしまう
「小さい」は、「すべてのノートをキーワード検索した際に、ノイズとして引っかかってこない程度」とします。
簡単に言えば、「とても小さい」です。

2.大きいファイルは、外付けハードディスクに保存する
ファイルの実体は、外付け(または組み込みの)ハードディスクに保存してしまいます。

外付けハードディスクの内部は、細かくフォルダ分けしておきます。日付などが良いと思います。
そしてそのファイルへのパスを、テキストとしてEvernoteに保存します。ここには、小さいファイルと同じように扱えるように、ノートタイトルやキーワードを付加しておきます。
もちろん1ファイル1ノートです。

Evernoteでは、大きいファイルへのリンクを扱おうというわけです。

Evernoteの方で整理や並べ換えを行えばよいので、ハードディスク内部は適当に細かく分かれていれば、整理する必要はまったくありません。
ハードディスクの方を探し回る状況は起こらないのです。

「細かく」と言ったのは、ファイル名の重複を気にしないでよくするためです。それほど重要なことではありません。

これで、すべての電子化された情報に、Evernoteの優秀な検索機能を使ってアクセスすることができます。


ちなみに



ファイルパスは、コピーしてWindows(他のOSはわかりませんので…)のファイルブラウザにペーストすれば(先頭の「D:」とか「E:」は異なることがあるにせよ)簡単にファイルをオープンできます。


終わりに



今回の考え方は、何かのファイルシステムに似ている気がします。

2011年12月19日月曜日

SpringpadとEvernoteを使う

Clip to Evernote
Springpad使ってます。
もちろんEvernoteも使っていますし、すべての情報はEvernoteに集めたいと思っているのは間違いありません。
今回は、そのあたりをまとめてみようと思います。


EvernoteとSpringpadの違い


これについてはすでに多くの方が言及していますし、どれも的を射た内容となっています。
例によってLifehacking.jpから引用させていただきます。

よく誤解されるEvernoteとSpringpadの違いと活用法 | Lifehacking.jp
また、Evernoteがより長期的で自由な情報の蓄積に便利な「長期記憶」なのに対して、Springpadはすぐに役立つ、自分のライフストリームを記録する「ワーキングメモリ」の役割を担っているといってもいいでしょう。
非常にわかりやすい表現です。
二つはまったく 性質の異なるものなのですね。

もうひとつ記事をご紹介します。

Evernote は押入れ、Springpadは手持ちバッグ - ところにより甘め
私にとってEvernoteは押入れ、Springpadは手持ちバッグなのです。 
手持ちバッグに入れて使ってた、用が済んだメモやノートを押入れに入れることもあれば、逆に押入れから必要なものを探して、いつでも使えるように手持ちバッグに入れておく、といった使い方です。
非常に良記事です。
Springpadについて、ひいてはEvernoteについて考える際にとても参考にさせていただきました。

こちらは、さらに踏み込んで述べている点に注目です。
「押入れと手持ちバッグで、双方向にデータのやりとりがある」のです。

すると、押入れと手持ちバッグに入れる物の形が、異なってくるはずです。


EvernoteとSpringpadに保存される情報の違い


上でご紹介しました二つの記事はどちらも、EvernoteとSpringpadを「場所」と捉え、それに沿った比喩を用いています。
私はこれに加え、それぞれに保存する情報の「型」が異なることを述べておきたいと思っています。

「ところにより甘め」で言うなら、記事で「手持ちバッグ」であることを説明しているのに対して、私は「いつでも使えるように手持ちバッグに入れておく」の部分を強調したいのです。

ずいぶんと持って回った言い方になってしまいました。

Evernoteには、自分にもその意図がわかりにくいようなメモや、この場では不必要な情報も含んだウェブクリップなどが放り込まれています。
それをいつでも使えるようにSpringpadに入れるのであれば、自分が見てわかりやすいように「作り変える」ステップを踏む必要があります。他人が見てもわかるように、と言い換えても良いでしょう。

単に保存する場所を違えるのではなく、場所を移動する過程で「作り変える」ステップを入れることを意識するべきである、と言いたかったのです。

それを踏まえて二つのサービスを私なりに表現するなら、「Evernoteは蓄積、Springpadは成果物」とでもなるでしょうか。


iOSアプリのSpringpad


SpringpadのiOSアプリは、すでにダウンロードしてあるデータなら、オフラインで閲覧することができます。Evernoteでは(特殊な方法を用いない限り)できないことです。
この辺り、これまで述べてきたことを端的に表していると言えそうです。


私のSpringpad使用例


私の使用例を簡単に紹介します。
簡単にと言っているのは、ここまでで述べた、設計の思想のようなものを考えたり理解したりするのが重要で、それに基づいた使用例は人それぞれで瑣末なことだと思うからです。

ここで挙げる使用例に共感できなくても、そこに横たわっている思想を理解できれば、私の意図するような使い方を簡単に思いつくことができるでしょう。
もちろんここで出した思想自体が納得のいかないものであっても、それをきっかけにして自分なりの解釈が生まれれば、いざ使用する段になって迷わなくなります。

これは、さまざまな場面で私が意識していることだったりします。


ようやく使用例の紹介に入る


  • チェックリストの作成、閲覧
すばやく、そしてオフラインでもデータを閲覧できますので、チェックリストを活用するのに便利です。私は「帰宅したらやること」などのチェックリストを作成しています。
  • KJ法の「机」
FastEverやPostEverによって、Evernote内に散乱しているメモたちのひとつひとつをKJ法の「カード」に見立てます。
そして必要な情報部分をSpringpadにコピーしながら、分類を作っていきます。
  • 店頭で買いたい物の情報
お店に足を運んで買いたいものは、ここで登録しておくと閲覧がスムーズです。


Evernoteに自動で転送



こちらの記事で、Springpadで作成した情報をEvernoteに自動転送する手順が紹介されています。

自分のSpringpadのノートブックのRSSをEvernoteに保存する - ところにより甘め

(Blogtrottrの仕様が、 記事掲載時点と現在で異なっていますのでお気を付けください。もちろん同様のことは実現できます)
参考にさせていただきました。

これを用いることで、やはり「とりあえずEvernoteを見れば全てある」の状態を保っています。

「蓄積」を利用して作成した「成果物」が、勝手に「蓄積」に戻ってくる現象は、なかなか興味深いのです。


終わりに


やはりと言いますか、Springpadとは関係のない部分に力が入ってしまいました。
ただ、そういうことが大好きなので、仕方ありません。

2011年12月17日土曜日

先日の補足

Clip to Evernote
先日、『EVERNOTE「超」知的生産術』についてのエントリをしました。

23-seconds blog: 「2011年の「一冊」を教えてください!」に乗らせていただきます

その中で、mehoriさんの記事を引用させていただき、Evernoteに保存する情報の種類について触れました。そこで私の言葉が足りず、誤解を招くような内容となってしまっていますので、今エントリでは補足をさせていただこうと思っています。


ニュース的な記事を多くEvernoteに保存する問題



再度引用させていただきます。

象は羽ばたけるか。Evernoteの未来への漠然とした不安と期待 | Lifehacking.jp
全てのウェブクリップ、画像、ファイル、書類と言ったものがEvernoteに集まるのは、それらがストック情報で「たまればたまるほどよい情報」である限りにおいては価値の増加です。しかし一方で、多くのニュース的なデータには利用価値の限界があります。古くなることでゴミ化するデータが、Evernoteのデータベースを汚染してゆくのです。
ここで、上の記事や『EVERNOTE「超」知的生産術』では、Evernoteの「使い方」には目を向けていないことに注意が必要です。

もしEvernoteを使い始めたばかりの人に「使い方」を言うのであればそれは、
  • (ニュース記事であろうと何であろうと、)「自分を通過したもの」は何でも保存しておく
で、間違いないはずです。


「後から」わかった



「データベースを汚染する」問題は、Evernoteに情報を保存するときではなく、別のときにもっと俯瞰してみてわかったことなのだと思います。

Evernoteの本質から言って、保存するタイミングでは
  • 時間が経って価値が出るのか
  • データベースを汚染するのか
わからないはずです。たとえそれがニュース記事であっても、です。
わかるのは、保存してから数ヶ月からそれ以上後のことになるでしょう。

すなわち、保存する際に考慮するような性質の話ではないと考えます。

もちろん、このような知見を共有してくださっていますので、例えば「ニュース記事はできるだけクリップしてこない」という対策を取るのは全く悪いことではありません。

ただ、mehoriさんもそれを意図して書かれたわけではないと思いますし、それによってEvernoteに何を入れたら良いか迷ってしまうくらいなら、とりあえず何でも保存してしまえば良いのです。


気付いたこと



今回取り上げた辺りの文章は、Evernoteの「使い方」の文脈で読むものではなかったようです。


終わりに



二日かけて、「mehoriさんはすごい」という話をしました。
もちろん、二日くらいではそのすごさは語り尽くせませんので、これからも続いていきます。

2011年12月15日木曜日

「2011年の「一冊」を教えてください!」に乗らせていただきます

Clip to Evernote
rashitaさんが企画を発案なさっています。

R-style » 【企画】2011年の「一冊」を教えてください!

本を読み返す、貴重な機会を与えてくださって感謝します。

私が取り上げる本は『EVERNOTE「超」知的生産術』(倉下忠憲)です。
…はい、ご本人です。

しかし、私はこの本からすべてが始まりましたので、ここで書かずにはいられません。
本書は知的生産に焦点を当てて書かれているわけですが、それ以上に、今日の私を派生していく原点になっていますので、そういった観点でも見ていこうと思っています。


「知的生産」の本



まずは、どうしてもこの話題に触れる必要があります。

本作ではまず、「アイデア」と「知的生産」を定義するところから始まります。
そして「その後」、あくまでその文脈に則る形で、Evernoteの紹介が行われます。

すなわち本作は、知的生産について書かれた本なのです。
知的生産にEvernote「も」活用できることが、ここからずっと述べられていきます。


mehoriさんの「知的」



本書が著されてから多少時間が経っています。
その間に、Lifehacking.jpのmehoriさんが「知的」を捉え直そうとする連載記事をスタートしています。

つぶやきっぱなしはもったいない。ログをもつことの知的な戦略 | Lifehacking.jp

この記事でmehoriさんは「知的活動」を
  • ログを残すことで現れてくる個人の活動
と説明しているようです。
他方、倉下氏が言うところの「知的生産」は
  • 人にわかる形でアウトプットすること
です。
これは倉下氏の「知的生産」の方が、能動性・積極性が高いことを示しています。
それらは「活動」と「生産」の差と捉えることもできますが、更にmehoriさんは実例として、
  • 好きなアーティストをよく調べる人がまとめサイトを作る
ことを挙げています。
その点倉下氏は、
  • 自分の頭を使い、オリジナルのアイデアを発信する
と言っています。
以上のことから、mehoriさんが、より広義に「知的」を定義しようとしていることがわかります。

しかしながら、その広義な「知的」を念頭に本書を読み直したとしても、その内容は十分に役に立ちます。
これは、本書が遠い将来まで読み継がれ、色褪せずに影響を与え続ける可能性を示していると考えます。


知的生産の工程



本書では知的生産を
インプット
情報整理
発想・思考
アウトプット
の工程に分けています。

まず重要なのが、そもそも、工程が明確に分かれていることです。
これは、最近の記事である

シゴタノ! —    第1回 アイデア出しの型を身につけよう / ビギナーズ・ハック2nd

の中で、beckさんが述べています。
要するに自分の中で「集める」フェーズと「考える」フェーズが分かれていることが重要だというのが私の経験則です。

インプット



本書ではインプットを「資料」と「着想」に分けています。

注意として、「資料」の内「一般ネタ」と呼ばれるものには、希少価値が少なく、時間の浪費になりやすいことが述べられています。

時間の浪費という観点ではありませんが、mehoriさんも、一時のニュース的な情報をEvernoteに多く入れることへの警鐘を鳴らしています。

象は羽ばたけるか。Evernoteの未来への漠然とした不安と期待 | Lifehacking.jp
全てのウェブクリップ、画像、ファイル、書類と言ったものがEvernoteに集まるのは、それらがストック情報で「たまればたまるほどよい情報」である限りにおいては価値の増加です。しかし一方で、多くのニュース的なデータには利用価値の限界があります。古くなることでゴミ化するデータが、Evernoteのデータベースを汚染してゆくのです。
Evernoteの本質からの視点と言えるでしょう。

Evernoteの本質といえばもう一つ、インプットを繰り返すことで、Evernoteを「知のデータベース」にするという表現がありました。

この「知のデータベース」は、
  • Evernoteをどう使ったらいいのか?
  • 何を保存したらいいのか?
  • Dropboxと何が違うのか?
などの疑問に、一度に回答できる言葉だと思います。

まだEvernoteを使い始めたばかりのころ、本書を読んで一気に使用法が開けていったことは、言うまでもありません。


情報整理



Evernote内の情報整理は、情報を取り出しやすくすること以上に、アイデアの創出を促進することを意図して行います。
ここには、Evernoteに保存された情報は、優秀な検索機能を使用することで(完全に整理されていなくても)取り出すことができるという前提があります。
実際、これまでEvernoteを使い続けてきましたが、取り出せなかったことはありません。不思議と、問題ないのです。

また、分類に関わるノートブックやタグが、後から簡単に変更できることも説明されています。
ここで重要なのは、それらを変更しようと思うことこそが、アイデアであり、革新であるということです。そこには、新たなカテゴリを考え出すには、既存のものをよく理解している必要がある、との考えも隠れているでしょう。


発想・思考



ここでは、KJ法とネタを熟成させることが取り上げられています。
KJ法は、
  • 平たく広がった、一見関連のない情報たち
を相手にします。
ネタの熟成では
  • アイデアの種と、時間の経過
を扱います。
どちらも、Evernoteで管理するのに非常に都合のいい型をしています。
まさにこのフェーズこそが、Evernoteと知的生産を扱う本書の真髄と言えます。
同時に、発想法として市民権を得たはずのマインドマップが、とても小さく扱われていることも、それを示しているでしょう。


終わりに



本書はこれからも読むことになると思います。
素晴らしい企画をありがとうございました。

2011年12月14日水曜日

道に迷わない方法を考察する

Clip to Evernote
前回は私が実践している、目的地の情報を持ち出す方法について書きました。
この手法を用いると、経験則として、道に迷わなくなります。

今回はそれを踏まえ「前回エントリについて書く」、一段高いレイヤにあるエントリです。

前回エントリには、異なる抽象度からアクセスできるようにAPIが用意してありました。
これらです。
  • iPhoneのマップを使わない理由
  • この手法で道に迷わない理由
  • Chromeでの検索オプションの設定方法
順番に見ていくことにします。


iPhoneのマップを使わない理由



私はiPhoneユーザですし、多くの人もスマートフォンやガラケーを所持しているでしょう。
それらからは便利な地図が利用できますので、長々と文字を書く必要などないような気がします。

実際、それは正しいと思います。
私がこれから、携帯のマップを否定するわけではありません。
つまり、ここで書くことは本質的に重要ではないのです。

1.バッテリの問題
目的地を調べてそこに到達するような状況ですので、その日は遠出で、途中充電するチャンスはないと考えられます。
加えて、目的地情報を取り出すのは一日の始めですので、その先長いことを考えると、できれば携帯は使用したくありません。

2.不測の事態に備える
1とも関連しますが、携帯で地図を利用するのは、不測の事態があったときの手段として残しておきたいと考えます。
安心感につながると思います。

3.記録が残る
要するにライフログの観点ですが、手帳に数行に渡って書いた目的地情報を見ると「確かにこのときここに行った」ことがわかります。


この手法で道に迷わない理由



この手法で、私は道に迷わなくなりました。
理由を考えてみます。

1.予め考えて、書き出してある
携帯・紙の地図に共通ですが、持ち出した場合に現地で考えることがあります。ここを曲がろう、○○が右手に見えるだろう、などですね。これを自宅で前もって考えています。
また、さすがに持ち出す前にそれくらい考えてあるという場合でも、書き出さずに地図を持ってしまうと、結局出先で同じことを考えるはめになってしまいます。

これは次につながります。

2.地図全体を相手にしなくてよい
取るべき行動が正しい順序で書き出されていると、もう不要な情報だらけの地図に向かい合う必要はありません。
気にすべき対象範囲がずっと小さくなるため、その余力を目標物を探したり、風景を頭に入れたりと、重要なことに回せます。

さらに次につながります。

3.現在地を知らなくてよい
現実問題として、道に迷う最大の原因は「自分が今地図上のどこにいるか、どちらを向いているかわからない」で間違いないでしょう。
しかし私の手法では、もはや地図を持っていないので、それを知っている必要がなくなります。
自分の手帳の、次の行に書いてあることだけ見ればよいのです。


考察の裏付け



上記のことをもやっと考えていましたら、ブログ「ライフハック心理学」の佐々木さんが、このようなエントリをしていました。

053 ライフログで「忘却」をコントロールする『たった一度の人生を記録しなさい』 – ライフハック心理学

さすがとしか言えませんが、さすがのエントリです。
「不思議な不思議な池袋」は「西武」デパートが「東口」に、「東武」デパートが「西口」にあります。
この記事は「忘却」についての検証ですので、私の手法を直接裏付けるものではないのかもしれません。
しかし私は、上の引用に類するような「抽象化」や「意味記憶化」が、本手法で行われていたのだと理解しています。
この「知識」は大変便利です。都内大半の駅で道に迷う私が、池袋でまったく迷わなくなったのは、この知識を仕入れた以後のことです。 
抽象化の価値はここにあります。都心の大きなステーションは、やたらと激しく変化します。店は変わるし人はたくさん歩いているしもちろん記憶は定か出ないので、具体的な目印がなかなか役に立ちません。
地図も同様です。
地図上には人は歩いていないし、景色はまるで違うし、距離感や建物の大きさもわかりません。
一方で、「呉服橋という信号を右に曲がると、国道一号線」という「知識」は、役に立ちます。
この「役に立つ知識」を取り出して、並べていたのですね。


Chrome検索オプションの設定手順



(例によって)ここまでが予定外に長くなってしまいましたので、こちらは記事をご紹介して終わりにしたいと思います。

検索エンジンを管理する - Google Chrome ヘルプ

をまず読み、この記事内下部に

Google Chrome で検索する - Google Chrome ヘルプ

へのリンクがあるので、順に読むのがよいと思います。


終わりに



手順を紹介して、さらっと終わるエントリのつもりでしたが、二つに分かれるほどになってしまいました。
ただ、これが楽しくてブログを書いている可能性も大いにあります。
自分のことをそれほどわかっているつもりはありませんので、可能性に過ぎませんが。

道に迷わない方法

Clip to Evernote
前回は役に立たないエントリでしたので、今回は私が実践していることについて書いてみます。

就活記事を二本書きましたが、それに伴って、自分の就活のことをいろいろ思い返すことになりました。


初めての場所を訪れる



企業の説明会をはじめとして、建物の名前とその住所のみが示されている状況で、そこへたどり着かなければいけない場面が、就活では頻繁にあります。頻繁にあるというのは、多くの人にとって初めての経験になるはずです。
見落としがちですが、就活を考える上で避けて通れないことです。
すなわち、
  • 地図が苦手だったり方向感覚が良くなかったりすると、就活に余計な労力がかかってしまう
  • そうでなくても、「目的地を調べて無事そこへたどり着く」ことを、とても頻繁に行う必要があり、それにかかるコストが無視できない
などが言えます。
私がこのエントリで、これらを劇的に改善するわけではないのですが、頭の片隅には置いておくとよいです。


実際の手順



それでは、実際の手順に移ります。
ここでは、目的地の建物名がわかっているものとします。


Yahoo! Mapsで建物名を検索



別にGoogle Mapsでも構わないのですが、なんとなくYahoo! Mapsを利用していました。
このとき、Chromeの検索オプションで、
  • オムニバーで「ymap」と入力
  • 「Tab」
  • 建物名を入力
で「Yahoo! Mapsで建物を検索」ができるように設定しておきます。
企業・就活サイトで建物名を表示したら、それをコピー・ペーストしてすぐに詳細な位置を調べられます。
これは効率にかなり影響します。


最寄り駅を確認・路線経路を検索



Yahoo! Mapsでは最寄り駅がページ左側に出てくるので、それを確認します。もちろん最寄り駅から目的地までの徒歩経路も調べますね。
またそこにあるリンクから、電車での経路も直接検索できます。


それを、どうする



知らない場所に行くとき、上記のようなことをするのは当然でしょう(それもあって上では簡単に書いています)。
ここで問題にしたいのは、「その調べた情報を、どのように保存し、当日持ち出そうか」についてです。

地図は印刷して持ち、路線経路は覚える、などが考えられるでしょうか。
路線の方は出先で検索してもよいかもしれません。


文章で書く



私はそれらの情報を、すべて文章で手帳に書いて持ち出すことにしています。
ちょっとやってみます。

---
赤羽駅から9:25発の京浜東北線(上野方面、磯子行き)に乗る
東京駅で降りる
八重洲北口を出て左へ
呉服橋の信号を右に、国道一号線へ
日本橋駅(東京メトロ)を通過
左にあるCOREDO日本橋を通過
首都高の橋の下をくぐる
茅場町の信号を右へ
角を二つ過ぎた、左側に目的地あり!
---

こんな感じです。
地図や時刻表検索などからわかる、できるだけたくさんの情報を、自分がそこを移動しているつもりで書くのがポイントです。
「自分がここにいるとき、どんなことが書いてあると安心できるだろう」と考えます。どの程度まで詳しく書くか、の指標と呼んでもよいですね。

特に徒歩の経路は、
  • 駅は何口を出るか
  • 道路の名前(国道一号線など)
  • 信号の名前(茅場町の信号など)
  • 角をどちらに曲がるか
  • 通過する、特徴ある建物の名前と、それを左右どちらに見るのか
  • 目的地を左右どちらに見るのか
などに着目するとよいとは思います。
思いますが、もっと重要なのは、上にも書きましたが、自分がそこを移動しているつもりで、そこの景色を見ているつもりで書くことです。


手法の追加



ここまでは私が実践していることです。
書きながら思いついたのですが、書く文章はチェックリストにするとより良いかもしれません。
次の機会には試してみようと思います。


終わりに



予定していたよりずっと長い文章になってしまいました。
これ以外に、
  • Chromeでの検索オプションの設定方法
  • iPhoneのマップを使わない理由
  • この手法で道に迷わない理由
を書くつもりでした。
これらは次回に回したいと思います。

2011年12月9日金曜日

アナログとデジタルのライフログ

Clip to Evernote
五藤隆介氏の『たった一度の人生を記録しなさい』に、以下のような一節があります。
 ただし、誤解されたくないので強調しておきますが、ライフログの基本は「手動記録」です。
…(中略)…
 すべてが自動的に記録されれば、確かに「すべて覚えておく」ことはできるかもしれませんが、毎日を大切に生きるという意識は「自動記録」からは生まれてきません。
 自分自身で、常に何かを発見し、それを記録することでこそ、意識は変化するのです。
 自分の頭が反応して、自分の手で記録を残す。そういった「手間」があるから、日々の発見があるのだと思います。
著者の五藤氏が、自分の手で記録することの重要さを述べている部分です。
私は「記録することも大事だけど、記録しようと意識することはもっと大事」と解釈しています。

このことには私自身大いに同意しますし、ライフログを残すことへの一つの回答だと思っています。
もちろんライフログが「ログ」である以上、できるだけたくさんのものが淡々と残っている必要もあります。

さて今回はこの、

  • ライフログは手動記録する
  • ライフログは大量に淡々と残す

を同時に満たすものを「究極のライフログ」と定義し、デジタルとアナログによる記録を考えてみます。


デジタルでの記録



デジタルでのライフログは、多くの場合で手軽にできます。
写真を一枚撮る、Foursquareにチェックインする、などです。

しかしこの記録は「究極」ではありません。
例えば写真ですと、本当に記録したかったもの以外も、たくさん写り込んでしまいます。風景などですね。
さらには、日時や位置情報なども勝手に残されてしまいます。

このような記録は「究極」より、少し「全自動」に寄ってしまっています。


アナログでの記録



アナログでは、勝手に情報が記録されてしまうことはないでしょう。
一方で、ペンとノートを取り出す必要があり、デジタルのように手軽ではありません。
大量に残すことができないと言えます。


「究極」のためには



以上より、ライフログを残す際の注意点が浮かび上がってきます。

・デジタルの場合
なんでもかんでも記録するのではなく、「自分が残したい」と思うものを残す。

・アナログの場合
できるだけたくさんの情報を書く。


終わりに


以上、実用性のない、論理を展開させただけのエントリでした。
普通に考えれば、写真に日時が付加されて、悪いことはありません。便利です。

ただ、冒頭の定義に誤りはないはずです。
したがって、本当に論理的な話にはあまり意味がないことが結論づけられます。

あるいは、結論づけられないかもしれません。
これも論理的に言っているからです。

もしきちんとしたライフログの記事を期待しておられましたら、申し訳ありませんでした。
おわびに、書籍より
『たった一度の人生を記録しなさい』
と、ブログ記事より
職場とそれ以外、2種類のライフログ - iPhoneと本と数学となんやかんやと
をご紹介させていただきます。
とても参考になります。良書・良記事です。

2011年12月8日木曜日

Evernoteのある就活(2)

Clip to Evernote
Evernoteのある就活
の続きです。

前回は、就活サイトに登録し、それに伴って自分で書いた文章をしっかりと保存しておくことの重要性を考察しました。
ノートブックとタグの様子はこのようになっています。

***
[ノートブック]
就活
ライフログ

[タグ]
作成文章
就活

***
今回は、個別の企業を調査していきます。


企業ごとの情報をまとめる



その企業についての情報は、やはり様々な方面から入ってくることになりますので、Evernoteにまとめておくことには価値があります。
様々な方面には、
  • 就活サイトからメールで送られてくる
  • 就活サイトに掲載されている
  • 企業のホームページを調べる
  • 企業の説明会に行く
などがあります。
それぞれフォーマットも場所も異なりますので、Evernoteなしに一元管理するのは難しいですね。


企業名のノートブックを作る?



素朴な方法に、企業名でノートブックを作り、関連するノートをそこに入れるものが考えられます。

ところがこれには、いくつか問題点があります。

1. ノートブックが闇雲に増加していく
Evernoteを運用していくにあたり、「タグはどんどん作っても構わないが、ノートブックはあまり増やすべきではない」という、有名な方針があります。
その理由などをここで詳しくは書きませんが、この方針に則ると考えます。
情報が存在する企業のすべてについてノートブックを作りますので、下手をすると百を越えてしまうでしょう。

2. 混ざった情報も存在する
就活サイトから送られてくるメールなどは、複数企業の情報がまとまっています。
一つのノートは二箇所のノートブックに所属できませんので、何か工夫する必要が出てきてしまいます。

3. 集まった情報を、その企業でくくって見ることがあまりない
本質的に最も重要なのがこれです。
「今まで集まったA企業についての情報を、ぜんぶ見たい」と思うことは、実はあまりありません。
そのためには、その企業に履歴書を出す、面接の準備をする、など自分にとってそこが高い重要度である必要があります。

しかし残念なことに、この状況は確実に起きます。
準備をしておく必要があるのです。


企業名のタグを作る?



次に思いつく方法がこれです。
こちらは、上記の2の問題は解決できます。タグを二つ付ければ良いわけですね。
しかし1と3には対応できません。
ノートブックにも共通ですが、ずらっと並んだタグから目的のものを探し出すのは大変です。


ノートリンクを使う



そこで、この方法を採用してみます。
具体的には、以下のようにします。
1. 「目次」ノートブックを作成
2. その中に、企業名をタイトルとしたノートを作成
3. それらのノート内に、「就活」ノートブックに投げ込まれた関連するノートへのリンクを作成

メリットとしては、
  • 企業数が増えても、「目次」ノートブック内のノートが増えるだけで済む
  • 複数企業の情報が混ざっていても問題ない
などでしょう。さらには、
  • 「intitle:」で企業を検索可能
  • 名前順、更新日時順などに並べ替え可能
も言えます。

逆にデメリットは、その企業の情報を俯瞰できないことでしょうか。

***
[ノートブック]
就活
ライフログ

目次
[タグ]
作成文章
就活

***


終わりに



ということは、興味のある企業にはタグを用意し、ノートリンク方式と併用すればベストかもしれません。

次回は、今回より前のフェーズである「興味のある企業を見つける」を予定しています。
どこまで続くのでしょうか。

2011年12月7日水曜日

モレスキンの好きなところ

Clip to Evernote
モレスキンが好きです。

使用歴は長くありませんが、最近では二ヶ月ほどで一冊使い終わっています。
「ルールド ポケット」のハードカバーを、ユビキタスキャプチャリングやその他に使用しています。どちらも王道かと思いますので、解説などは必要ないでしょう。

モレスキンは、ノートとしては割と高価な部類に入ると思います。
それもあり、よく周囲の人からは「どうしてモレスキンなの?」と聞かれます。
今よりもっとモレスキン初心者だったころは、「なんかかっこいいから」「歴史があるから」など、自分にもよくわからない返答しかできませんでした。
しかし、モレスキンと生活を共にするにつれて、いくつかその具体的な点に気づいてきました。

今回はそれについてまとめてみます。

ハードカバー


なんだかんだ言っても、ハードカバーのノートを目にする機会はあまりありません。
ハードカバーですと、適当に鞄に投げ込んでも折れたりしないのはもちろんなのですが、急いで、かつ手探りで取りだそうとするとき、それがとても素早く行えます。これは意外なメリットと呼んでいいでしょう。
理由としては、ハードカバーであるお陰で

  • 他のものと手触りが違う
  • 鞄の奥の方などに入り込まない

などが考えられます。

留めゴム


モレスキンを「書く・描く」以外に使う発想は、これがあったから生まれたのかもしれません。
ここでは要するに、挟んだ紙片が落ちないことを言っているのですが、とにかく便利です。

また、鞄の中でノートが勝手に開いてしまわないことも見逃せません。

角が丸い


ノートの、開く方の角が丸くカットされています。
このことも、鞄から慌てて取り出す際に効果を発揮します。

罫線の引き方


「ルールド」限定の話になりますが、罫線の引き方も重要です。
実はこの項目が一番言いたいことだったりします。

モレスキンの罫線は、ページの端から端まで、また上から下まで、均等に引かれています。考え得る中で最も単純な引き方と呼べるでしょうが、このようになっているノートは、私は見たことがありません。
たいてい、上部が広めに空いていたり、最下部の線が太くなっていたり、左右が端まで貫いていなかったりします。

それだとどうして良くないのかと言われると難しいのですが、このことに気づいていなかった時分に、以下の記事を読みました。

R-style » ダイソーのレザー風バンド付きメモ(A6)をゲット

とても面白く読ませていただきました。

冒頭を読み、「見た目もかっこいいし、ダイスキンを使うのも悪くないな」などと思ったわけです。
しかし記事の途中で、ダイスキンを開いた様子の画像が載せられているのを見て、そしてその罫線の引き方を見て、「なんか違う」と感じたのです。

この時、私に好きな罫線の引き方があることが判明しました。
繰り返しますが、好きな理由はわかりません。

紙質


普段私は万年筆でモレスキンに書いています。
ほとんどはモレスキンに書くのですが、やはり他の紙に書く機会もあります。普通のコピー用紙などですね。
するとそれが、楽しくないのです。気持ちよくないと言ってもいいでしょう。
モレスキンにするように、とにかく手の動くままに書く、ということをしようと思わなくなります。

終わりに


今でも、「なんかかっこいい」や「歴史がある」が実際にはどういうことなのか、よくわかっていません。
しかしこれらも、私がモレスキンを使う重要な理由だったりします。

「よくわかっていること」なんて、それほど多くないのです。

2011年12月5日月曜日

Evernoteのある就活

Clip to Evernote
非常にタイムリーな話題に、就活があります。
私も過去に経験がありますが、手に入る情報がとても多く、うまくやっていくのに苦労しました。

現在の私にはEvernoteがあります。
すべてを記憶するEvernoteなら、就活の情報もうまく管理できるに違いありません。

そんな私のシミュレーションです。

時間経過を踏襲する

さて、就活を始めることにします。

この先、さまざまな種類の情報を扱うことになるわけですが、まだ私は就活を開始したばかりなので、具体的にどんな種類なのかはわかりません。
そこで、とりあえず「就活」ノートブックを作り、これに関わる情報をすべて投げ込んでおくことにします。

***
[ノートブック]
就活
[タグ]
なし
***

就活サイトに登録

まず行うのは、就活サイトにユーザ登録することでしょう。
このとき、希望職種や勤務地などの基本的な情報の他に、自己PRのような文章を書くことがあるかもしれません。
ここで書いた文章は「就活」ノートブックに保存しておきます。将来、この類の文章は何度も書くことになると思いますので、「作成文章」タグを作り、付けておくことにします。

このように「自分だけの言葉」を保存しておくことには、とてつもない価値があります。
世にある「履歴書の書き方」をどんなに探しても、見つからない例文が手に入るのです。

超具体例を交えてどんなものをEvernoteに保存してるか晒してみる | goryugo

この記事を読んで、その考えに至りました。パラダイムシフトと呼ぶのでしょうか、今読み返しても鳥肌が立ちます。
引用させていただきます。
それよりも一番保存しておきたいのは「自分のことば」
自分が思ったことや感じたこと。とにかくなんでもいいから「自分が」入力した「自分だけの」データ。
書いてある内容はホントに適当なんです。しかし、これが私の中でもっとも大切なもの。
この先、似たような文章を何度も書くでしょう。またひと月もすれば、今回書いたことなど忘れてしまっています。
そうして時間が経ってからその文章を見返すと、つたなく感じるかもしれません。もちろん、良く書けていると感じるかもしれません。
どちらにしても、「自分にとって」最高に参考になる例文です。

またそれとは別に、「ライフログ」ノートブックに「○○字の文章作成に、○分かかった」などの記述を残しておきます。これは、このようなメモを多く残しておき、後々もっと忙しくなったときに、自分が文章を書きあげられる時間を見積もりやすくするためです。
(もちろん他にもたくさんメリットはあります)
「ライフログ」ノートブックには、就活とは関係ないものもたくさん入ってくると思いますので、「就活」タグを付けます。今のところ、「就活」タグは「ライフログ」ノートブックでのみ使用することに決めておきます。

***
[ノートブック]
就活
ライフログ
[タグ]
作成文章
就活
***

終わりに

このシミュレーションはいつまでも続いてしまいそうです。
次は、実際に企業を調査してみます。

2011年12月2日金曜日

ミュージシャンに学ぶ発想法

Clip to Evernote
『サウンド&レコーディング・マガジン 2011年12月号』に、サロンミュージックのインタビューが掲載されています。そこから一部を抜粋します。
吉田 …(略)… あのフレーズにこのラインを重ねたらいいなということでアレンジしていって、最終的に元になっているフレーズを使わない。
竹中 最終的には消えているんだけど、その背景にあるのね。
吉田 聴こえている音と聴こえない音との両方で作られている。だから最終的にはシンプルに聴こえるんだけどそこに至る工程はすごく複雑。
今回はここからヒントを得た発想法について考えてみます。

使用するもの

マインドマップを使うのが筋かもしれませんが、ここでは北真也さんの『新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術』で知った、「マンダラート」を用いたいと思います。

マンダラート
マンダラートは今泉浩晃氏によって考案されたアイデア発想法で、3×3のマス目を用意して、中央に配置されたキーワードや問いかけから連想されるもので残りの8マスを埋めていきます。
そして、周囲の8マスから一つを選び、それを新たに中央に据えて同じことを繰り返すものだそうです。

本家サイトがこちら。
http://www.mandal-art.com/

発想が辿る道のりが、マインドマップともKJ法とも異なりますね。

マインドマップは、先に大分類が決まり、それを順に細分化していくため、トップダウン式と言えます。
一方KJ法はボトムアップ式です。それについてはこちらで非常に分かりやすく示されています。
シゴタノ! —    構造化はブレストのあとで 〜KJ法のエッセンス〜

そして、マンダラートはこのどちらでもないと考えられます。
あえて言えばフラクタル式でしょうか。

発想法の手順

1. マンダラートを実践

まずは普通にマンダラートを行います。
マンダラートでは一番初めに中央に持ってくるキーワードがつまらないものでも、やってみると面白くなるとのことです。
ですので軽い気持ちで、手軽に開始できます。

2. 4階層作る

最終的なアウトプットのサイズにもよると思いますので正解は分かりませんが、「周囲のマスから一つを選び、新たな中央として再度行う」作業を、とりあえず3回繰り返すことにしてみます。
すると全部で4つの階層が出来上がります。

3. 始めの2階層を捨てる

ようやくここで、サロンミュージックのお二人の手法を流用してきます。
4階層出来た内の、前半の2つを捨ててしまいます。

4. 残った2階層を骨子として、アウトプットを行う

そして後半の2つの階層だけを元にして、ブログ記事を書くなり、企画書を作るなりします。

さて、このような手法にはどんな利点が考えられるでしょうか。

独自色の強いアイデア

アウトプットは多くの場合、初めに大きな骨組みを考えて徐々に細かくしていく、トップダウンの方式が取られます。このとき、何もないところから骨組みを考え出す必要があるため、それ自体がよくあるものになりやすいと言えるでしょう。
一方今回の手法では、アウトプットの元になる断片が、すでに思考を重ねた末に作られたものであり、よくあるものは前半で捨てられています。

再度『新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術』から引用します。
この8マスというのが絶妙で、アイデアが8個も浮かばないような場合でも、なんとか無理をして8マスすべてを埋めようとすることで、思いもよらないアイデアを引き出す効果があります。
この効果を、大いに活用できるのです。

その背景にある知識

サロンミュージックのお二人が言うところの、「実は複雑な背景がある」点はどうでしょう。

捨てられてしまっていますが、そのアウトプットに至るまでには、裏に別の重要な考えがありました。
これがあることでアウトプット自体が、平たくない、深みのあるものになります。
アウトプットの基礎がしっかりする、とも言い換えられるかもしれません。
素朴な例を挙げるなら、作った企画書について人から質問や突っ込みを受けたとき、返答できる可能性が自然に高まります。

終わりに

という、長い思考実験でした。
実際にやってみてから書くことも考えましたが、先に手法を定義するのも悪くないかなと思ったのです。

2011年12月1日木曜日

理系の人、文系の人

Clip to Evernote
発端は、ある人との会話でした。

私「理系と文系の違いって答えられる?」
ある人「理系は論理的で、文系は感情的かな」
(かなり省略しています)

今回は、本当に「理系は論理的で文系は感情的」なのかという話です。

文系の人がやること

文系といっても広いのですが、ここでは古典文学を研究する人を想定します。

彼らは、現存する膨大な資料や文献を読み込み、非常にたくさんの知識を蓄えます。
その後書籍や論文などで、自身オリジナルの考察を発表します。

考察というのは例えば、
「A・B・Cという事実が資料から読み取ることができるため、この作品の著者は当時Dという精神状態であり、また当時盛んだったEという思想をあらわしている」
といったものとなるでしょう。

これを論理式で書くとすると、
(A and B and C) imp (D or E)
などとなるでしょうか。
「A、B、Cのすべてが成立したとき、
DまたはEのどちらか、あるいは両方が成立する」といった意味です。

ここで重要なのは、事前条件であるA、B、Cから自身の考察であるDやEを導く際に、論理の飛躍が起こらないという点です。

例題を考えると、これは当然のことです。
例えばある作家の日記から、彼が当時悩んでいたことが読み取れたとします。
そのことを基に、彼はその頃経済学に興味があったためこのような作品が書かれた、などとは結論付けられません。
そこでの結論は論理的であることが必要です。

理系の人がやること

やはり理系といっても広いのですが、ここでは数学者を考えます。特に微分積分学を扱っていることにしましょう。

微分の出発点は、
「ある関数上の点aと、それをほんの少しだけずらした点a+hを考えたとき、関数値の変化の様子はどうか」
というものです。

ここで重要なのは、上の文の意味がさっぱりわからないという点です。
「ある関数」も「その上の点a」も、ましてや「ほんの少しだけ」などと言われても、どれも目に見えないのです。
これらは数学的な定義であって、現実には存在しません。言うなれば想像上のものです。わからないのも当然です。
にも関わらずここから、
「多項式の微分値は、非常に簡単な式で表すことができる」
などの結論を導いて、納得しています。これも同様に、想像上の世界でしか通用しないものです。

つまり

まとめると、理系の人は想像の世界で物を言っていて、文系の人は論理を積み重ねて結論を出しているということです。
冒頭の話と、逆の結論に至りました。

言いたいこと

別に逆の結論を示したかったわけではありません。

理系だからこう、文系だからこう、などはなくて、どちらにも理系的(とよくいわれるよう)な部分と文系的(同じく)な部分があります。
物事はわりと複雑ですよね、との考えが伝えたかったのです。

更に言えば、上で書いてきた話はすべて「理系・文系に属している人がやること」となっています。
「人について」ではありませんし、そちらはもっともっと本質的に複雑な話です。
ですので「自分は文系(理系)人間だから」などの物言いは、実は難しい問題を相手にしているのです。

終わりに

そもそも理系・文系の分割は、高校2年くらいのときにどうしても選ばなければいけないから、生じたものです。
本質的な違いはないはずです。

2011年11月30日水曜日

ポメラ DM100が到着

Clip to Evernote
予約していた最新のポメラが到着しました。

DM100 | デジタルメモ「ポメラ」 | KING JIM

手に取ってみての感想など書いていこうと思いますが、DM100については以下の記事で非常に詳しく説明されていますので、そちらと対比しながらとします。
また、私は初代ポメラを予約購入して使用してきましたので、そういった視点も加えていきます。

誠 Biz.ID:仕事耕具:“スマホ時代の文房具”になれるのか――ポメラ「DM100」の存在価値とは

キーボード

 やはりまず試したのはキーボード。それ自体のできはよく、個人的にはとても打鍵しやすいと感じた。打鍵したときの適度な指へのフィードバックがここちいい。かなり速く打ってもキーボードがついてきてくれる感じだ。安定している。
確かにキーボードは、非常に打ちやすく感じました。
初代ポメラは意外と強くタイプする必要があり、PCのキーボードとは違った独特のものでした。
DM100は親しみやすいといいますか、自然な感じがします。

新しいポメラ…

誠 Biz.ID:仕事耕具:もうぼくだけのポメラじゃない――開発者・立石幸士さんにマニアックなことを聞いてみた

新しいポメラは変わりました。二つに折れるキーボードは廃止され、バックライトも付きました。
私が手にとって思ったのは、「ああ、もう今までのポメラじゃない」ということでした。

新しいポメラはずっと便利になりましたし、見た目も格好良くなりました。「今までのポメラじゃない」は大筋で褒め言葉です。
ただなんとなく、初代ポメラの使いにくさというか、わけわからなさというか、そのあたりがなくなってしまったなと寂しくなるわけです。

サイズ

話を戻します。

従来では折りたたみ式のキーボードを採用していたが、DM100ではノートPCで一般的なストレートのキーボードが採用された。これにより、携帯時には従来モデルよりも大幅に薄くなり、カバンの隙間、書類や雑誌の合間に滑り込ませることができるようになった。
DM100はかなり薄く、また軽くなりました。
初代ポメラは見た目ほど軽くはなく、また厚みもあるため、常に鞄に入れておくにはやや抵抗がありました。
DM100なら、これから生活を共にするのも問題ありません。

ところで、大きさはかなりあります。
キーボードが折りたたみ式でなくなったことは知っていたので、私が所有するネットブック(SHARP Netwalker)程度のサイズだと考えていたのですが、それよりずっと大きく、箱から取り出した際は面喰いました。
もっとも、Netwalkerはかなりコンパクトに作られているので、それを念頭に置いていたことが間違いだったのかもしれません。

下はDM100とiPhone 3Gの大きさ比較写真です。
辞書機能

国語・英和・和英の辞書が内蔵されています。
個人的には、これで電子辞書を持ち歩く必要がなくなりました。
しかも、辞書に表示された内容をコピー&ペーストすることが可能です。これは使いどころが多そうです。

ファイル名

デフォルトのファイル名を、「無題」「文頭18文字」「タイムスタンプ」から選択することが可能になっています。
「Menu」キー ->  「設定」  ->  「ファイル設定」
です。

これは、「無題」のみだった初代ポメラから比べて、もう、この上ない、最強のアップデートだと思います(DM20やDM5でも可能だったかどうかはわかりません)。

まず、「ファイル名を付ける」ことは
  • ファイルの中身を良く理解している
  • 主題を抜き出す能力がある
  • それを短い言葉で表す能力がある
の点で、本質的に難しい作業です。
プログラミングで、フィールドやメソッドの名前を注意深く付けることは、とても重要で難しい、ということと同様の理屈です。

これまで初代ポメラを使用していたときは、長い文章をしっかりと書くのは構わなかったのですが、ちょっとメモ書き程度ですと、いざその文章を保存する段になったとき、ファイル名を決めるのに時間を取られてしまうのです。結局それが煩わしくて、ポメラでメモを書くのを避けてしまうこともありました。

このような、「人間の心理に着目して行われる、ちょっとしたソフトウェアの工夫」には非常に感動しますし、そこに気付くのはとても難しいことです。

2画面編集モード

ファイルを同時に2つオープン・表示できます。
過去、「箇条書きのアウトライン」を元に「本文」を作成していたときの、「Ctrl+O」の連打を思い出します。
あの苦労を考えると、これも革命的な機能だと言えます。

スマートフォンとポメラ

iPhoneがそぎ落としたハードウェアキーを、ポメラが逆にその存在価値の中心にすえているところは興味深い。そういう関係だからこそ、iPhoneとポメラは組み合わせ、連係させるのに相性がいい。
これは興味深い考察です。ポメラは、iPhoneを補う存在だということです。
ところが、昨今のようにスマートフォンが爆発的に普及したのは、ここ1~2年のことです。
他方、初代ポメラが発売されたのは2008年11月10日のことで、それより前です。
実際、私はこの日からポメラを使っているわけですが、スマートフォンと連係させるという考えはまるでありませんでした。

面白い事実です。ここだけで別の記事が書けそうです。

終わりに

UIがとてもきれいになっていますし、本体を開いたときに電源をオンにするかどうかも選択できます。これらも注目すべき部分です。

一方で、もっと有名な「新ポメラの特徴」たちにはほとんど触れませんでしたが、まあ良しとします。

2011年11月28日月曜日

私が使用するGoogle Chrome拡張機能

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Google Chromeとは、もう長い付き合いです。

確かChromeが公開されて間もない頃から、私のメインブラウザとなっているはずです。
それこそ、
  • 右上のレンチアイコンの隣に書類のようなアイコンがあったころから
  • オプションが別窓で開いていたころから(これがタブになったのは割と最近でしたが)
  • Chromeウェブストアもエクステンションもなく、「スピードならChrome、拡張性ならFireFox」と言われていたころから(FireFoxにはアドオンがある)
ずっとChromeユーザです。

当初は、オムニバー(URLを入力する部分の名称)にURLを右クリックからペーストする際に、「貼り付けて移動」のメニューがあることや、「Ctrl+Shift+T」の「閉じたタブを開く」機能に、いちいち感動していたものです。

もしいま「Ctrl+Shift+T」で、間違って閉じてしまったタブが復活しなかったら非常にびっくりするでしょう。
実際、たまに別のブラウザを使った際、「最新版にアップデートしてください」といったメッセージが出ると、大変驚きます。何の話かと思います。

Chromeはバックグラウンドで強制的に最新版にアップデートされるのです。
良し悪しは別にして、それほどのChromeユーザだという話です。

使用中の拡張機能(エクステンション)を紹介してみる


さて、上にも出ました拡張機能ですが、その中から現在私がインストールしているものを紹介してみようというのが、このエントリです。
Chromeの思い出話がしたかったわけではないのです。
思えば、Chromeがエクステンションに対応したときも、かなりの衝撃でした。
それまではよく、OSにインストールするタイプのアプリケーションをいろいろ探してきて、試したり遊んだりしていましたが、エクステンション登場後はこちらに興味が移りました。インストール・アンインストールの手間が、とても少ないからです。
それに、「単機能で、使い方やニーズによっては非常に強力。一見、価値がわからない」ものが、拡張機能に多かったことも挙げられます。自分なりの工夫が考えられ、楽しいのですね。

私が興味を持つものには、頻繁にこの特徴があります。これは拡張機能に限らず、です。

本当に、使用中の拡張機能(エクステンション)を紹介してみる



Adblock Plus for Google Chrome™

こちらは有名な、Adblock Plusです。Chromeユーザは大抵使用しているのではないでしょうか。
あらゆる広告をブロックしてくれるようですが、能動的に使用するものではありませんので、効果がわかりにくいもののひとつです。



AutoPatchWork

ひとつの記事が「1, 2, 3, 4」と分かれていたり、「続きは以下で」となっていたりしたときに、それを自動的に展開してくれる拡張機能です。キーワード検索やAmazonの商品検索のページでも動作します。
検索結果などを順に見ていくとき、リンクをクリックしてページ移動させる必要がないため、便利です。
もともとは、そのように複数ページに分かれているページを、一度にクリップしてEvernoteに保存するために導入しました。
しかし使ってみると、毎回ページ移動を行う必要がないというのは気分がいいのです。



Clearly

最新の拡張機能です。Evernote Clearly。
いろいろありますが、「Ctrl+Alt+右」でページが見やすくなり、「Ctrl+Alt+上」でEvernoteにクリップできます。
ショートカットでクリップするのは誰にとっても初めての経験であり、ライフスタイルが変わります。
本家ウェブクリッパーより、記事を選択するのが上手な気がします。



Evernote Web クリッパー

本家クリッパーです。
自分のEvernote内のノートが検索できたり、クリップする範囲を選択できたり。
クリップするページにコメントが付けられたりもして、かなり強力な拡張機能です。

Clearlyではなく、Evernote純正ウェブクリッパーを使いつづける3つの理由。 / あなたのスイッチを押すブログ

こちらでも記事にされています。
双方のメリット・デメリットについて考えるきっかけを与えてくださり、ありがとうございます。非常に良記事だと思います。

コメントが付けられることは、Evernoteに何かを保存することを考えたとき、本質的に重要なのです。


FlashBlock

ページを読み込んだ際自動的にFlashが動作しないという、個人的には超便利ツール。
Flashが好きな方には向きません。



Keep My Opt-Outs

Cookieによる広告の最適化が行われないようにするらしいです。
効果を実感したことはありませんが、なんとなく入れてます。



Lightshot

スクリーンショットツールです。
すぐに範囲を選択できて、さっと保存できます。ファイルとして保存せず、クリップボードにコピーの選択肢があることにも注目です。

スクリーンショット系は一つ入れておくと、何かと便利です。
あと、なぜか画像が他と比べて大きいのですが、意味があるのかもしれませんのでそのままにしておきます。



Minimalist for Everything

ずっと「Minimalist for Gmail」を使用していたのですが、別にあった「Minimalist for GoogleReader」と統合されて、この拡張機能になったようです(「Minimalist for GoogleReader」は使用していなかったので、確証はありませんが)。

で、結局Gmailに関わる部分しか使用していません。

Gmailのデザインを自由にいじれるという拡張機能ですが、名前からもわかる通り、不必要な部分を消去することが主眼です。
私もどんどん消しています。



Orbvious Interest

「Read It Later」と連携し、現在のページやリンク先を未読リストに保存してくれます。
Read It Laterユーザには必須の拡張機能だと思います。

Google Readerとも統合でき、私も便利に使っていましたが、なぜか最近それがうまくいっていないようです。
復活次第、詳しく書きたいと思います。



RSS Subscription Extension

現在のページのRSSフィードを購読設定する拡張機能です。
この機能、FireFoxやOperaなどではブラウザの機能として持っていますので、わざわざ自分で入れないといけないChromeは劣っているようにも感じます。
しかし、この拡張機能がGoogleの作成であることを念頭に置くと、ここはChromeの設計思想を反映している部分であると考えられます。
つまり「ブラウザを使う誰もが、RSSフィードの購読をしているわけではない」と考えているわけですね。そこで「誰もが必要とする、小さなブラウザを提供しよう」と。



Springpad Extension

Springpadも、使い始めています。
Evernoteとの使い分けなど、大いに議論の価値がありますが、拡張機能としてはSpringpadの機能がだいたい使えるというものです。

とは言うものの、Evernoteとの使い分けについてはあのすごい方が記事にしておられますし、その内容に議論を挑む余地はなかったりします。

よく誤解されるEvernoteとSpringpadの違いと活用法 | Lifehacking.jp

さすがです。



Up

ウェブページの階層構造を見て、ひとつ(またはそれ以上)上のページに移動できる拡張機能です。
便利な気がするのですが、ほとんど使いません。

さらに本質的に問題なのは、「上」とか「下」の概念がそれほど一般的ではないらしいということです。
例えば、Windows PCについて何か説明している際、「C(ドライブ)の下」と言うと「…下?」となったりします。



WidgetBlock

Facebookなどの、様々なウィジェットをブロックし、ページの読み込みを速くしてくれます。
これもあまり実感はないのですが。

終わりに

というわけで、Chrome拡張機能たちでした。
自分を知るためにも、こういったエントリは重要ですね。

また、ブログを書いていると好きなように話が脱線できてしまうので、楽しいのですが、あまり良くないような気もします。