2012年6月30日土曜日

宇宙で道草

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私たちは日々を懸命に生きていて、おそらくそれが全てです。
ここでの「私たち」は、本当の意味で「みんな」を指しています。

今回はそんな話です。


窓の明かり


この世界には、良いもの、悪いものを問わず「なぜだかよく聞く話」がたくさんあります。
ここで紹介したいのは、非常に素晴らしいことに良い方の話です。

夜景、特に一般家庭の明かりを目にしたときによく聞く話として、「このたくさんの明かりの一つ一つにそれぞれの暮らしがあって、そのどれもが自分と同じように悩みながら、懸命に毎日を生きている」といったものがあります。

私は普段夜景を目にする度にこういったことを考え、それなりの頻度で泣いてしまっていますが、それはまた別の話です。


懸命にやって


こちらの記事を読みました。

【雑記】負けてたまるか « Hacks for Creative Life!

私はこちらの記事を読んで、まあ、それなりに泣きましたが、おそらくその理由が先に述べた夜景の話に似たようなことなのです。

TCPとIPとその他いろいろで形成されたWebという宇宙のような空間があって、普段はその詳細についてあまり気にすることはありません。
しかし、夜になったりですとか、ふとした拍子に、その明かりの一つ一つに思いを馳せることになります。
「ああ、このIPアドレスの一つ一つが自分と同じように悩みながら、毎日を懸命に生きているのだなあ。いや、プライベートIPアドレスを含めればさらに多いかもしれないな。しかしNATは越えられないから、内部まではうかがい知ることはできないか。待てよ、IPv6だったら…。」
といった具合です。
(後半脱線しました。)

ともあれ、「みんな、がんばっている」との事実を実感すると、私は感動します。

まだまだ私も、地べたへの這いつくばりが足りていないようです。
まだまだ、やれます。


終わりに


割と、「よく聞く話」には好きなものが多いです。

月見坂上り

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個人的な近況について、いろいろ書いておきたいと思い立ちました。
理由はわかりません。

今回は、そんな話です。


近況


このところなかなかに忙しくなってきており、いろんなことへの時間が思うように取れなくなってきています。

ですが、読書をしたり、本ブログのエントリを書き進めたりすることは、毎日少しずつではあるものの実行できています。RSSの未読も溜まったりしていません。
このあたりは、自分なりにうまく時間を管理できた結果だと思いますので、満足しています。

さて、そんな忙しい毎日の中で、拠り所とできそうな事柄に出会ったので、それについて書き残しておきます。


小さい頃


私は小さい頃から体調を崩しがちでした。

他方で、私は小さい頃から現在に到るまで、好きな食べ物の一つにそばがあります。これは私の周囲の人たちも承知しています。

すると、小さい頃に体調を崩したりすると、食事がそばになることが多くなります。
これは私としても嬉しいことでしたし、また食事としての観点からも、食欲のないときにも食べやすく、ありがたいものでした。

そうして私は育ってきたわけです。

話は現在に移ります。

先週あたり、体調を崩しました。
自炊(スキャンじゃない方)する気も食欲もわきませんでしたので、何かちょっとしたものを買ってこようと思ったわけです。

そして上述した通り、私は体調が悪いときにはそばを食べることが習慣となっているため、悩むことなくそばを買ってきました。

このとき思ったのが、弱っているときなどに、あれこれ考えることなく心から信頼できるもの、拠り所になるものがあると、非常に楽だということです。

なかなか、そんなに信頼できるものを一朝一夕に用意できたりはしないでしょうが、一つくらい持っておくのは悪くないことと思います。


弱っている


せっかくですので、最近出会ったもう一つの話をしましょう。
次も「弱っているときに、心の拠り所になる」点では先の話と同様ですが、今度は、精神的に元気がなかったり、疲れていたりしたときに利用できそうなことです。

先日、以下の記事を読みました。

出来るかどうかで悩んだら「やる」選択をすること | jMatsuzaki

記事タイトルだけだと、何となくありがちなライフハック記事に見えなくもありません。

しかし、その内容の熱さといったら、筆舌に尽くしがたいものがあります。
おそらく「元気をもらった」と表現すれば間違ってはいないのでしょうが、それでも「間違ってはいない」程度です。

幸いにも、現在の私はそれほど疲れていたり元気がなかったりはしません。そんな私でも「元気をもらった」のですから、本当に弱っているときに読めば、どれほどの効果があるでしょう。
その日に備えて、大切にEvernoteに保存しておきます。

一言だけ、引用させていただきます。
まるで「夜空に輝く星も、照らすものが無ければなんと悲しいことぞいな」とでも言わんばかりに瀬戸際でもキラキラと輝く彼のしぶとさを目の当たりにしたら、私もまだまだ地べたを這いつくばらねばと焦りを感じてきたのです。
いずれにせよ、私もまだまだ地べたへの這いつくばりが足りていないようです。
まだまだ、やれます。


終わりに


やはりありきたりな言葉で言えば、「おすすめの記事」となります。

ところで、言葉がありきたりであるということは決して悪いことではありません。
それだけいろいろなものをくぐり抜けてきているはずだからです。

思い出話

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こちらの記事を読みました。

シゴタノ! TC022:3日前の自分は何をしようとしていた?

記事自体はとても素晴らしく、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思っていますが、本エントリでは、記事中にあった一節から考えたことについてを書いてみようと思います。
つまり、内容としてはこちらの記事とは異なるものになります。

今回はそんな話です。


基本方針


件の記事から引用いたします。
私のタスク管理の基本路線は「ほんのちょっとずつたくさんのことをたくさんの日数で」というものです。そうできない仕事は基本的に引き受けないのです。
佐々木さんという方が、ご自身の持つ様々なタスク管理の方法について俯瞰した一言です。
佐々木さんが取り扱うタスク管理術や仕事術の多くが「たくさんの日数で、少しずつやること」に沿って設計されている、と私は理解しました。

私は、佐々木さんが書かれた書籍や記事をいくつか読んだことがありますので、上に引用した文章を読んだときは、「ああ、なるほど」と感じました。
(この「なるほど」には、私にも説明できないような、いろいろな納得が含まれています。)


自分にとって


そこではたと、では、自分にとっての仕事術やライフハックは、どのような言葉で俯瞰できるだろうかと考えました。

この疑問に対しては、よく見ると考え方のアプローチをふた通りに分けられます。
一つめは、私が良しとするあらゆる仕事術やライフハックに共通して言える性質はあるのか、またそれを日本語でどのように表すのか、とのことです。
二つめは、私はどのような性質を良しとして、個々の仕事術やライフハックを考案しているのか、です。

この二つの間にある違いをわかりやすく言うと、個々のライフハックが先にあるのか、または俯瞰した性質が先にあるのかということです。
本ブログでは過去にこういった話を何度となくしていますので、ここで深入りはしませんが、もし興味のある方がいらっしゃったら、以下のエントリなどを読んでいただけると嬉しいです。

23-seconds blog: KJ法とマインドマップの差異

そして私は、前者「個々のライフハックが先に」あり、そこから自然に何かが積み上がっていくような物事の考え方が好きです。なおかつ、私の行動などもそうなっていることが多いと思っています。


ペダルトーン


それでは、私のライフハックに共通して言えることを考えてみます。
ある面でライフハックを考えることは人生を考えることと等価になりますので、これは非常に重要です。


昔の話


ここで、私が小さい頃の話を一つ思い出しました。

私は、小さい頃野球をやっていました。
今ではすっかり見る方に回ってしまいましたが、当時はそれはもう一生懸命やっていたのです。

ずいぶんと昔のことですので、覚えていることはそれほど多くありません。
しかしその中で、強く、強く心に残っていることがあります。

守備練習で、外野からのバックホームをしていたときのことです。
この練習は毎日欠かさず行われるもので、全体から見てもそこそこに多くの時間が割かれます。野球をやっていた方にはイメージしやすいでしょう。

あるとき、あるチームメートがミスをしました。確か、気の抜けたように見えるプレーだったのだと思います。

そこで指導者の方が、ミスをしたチームメートに言いました。

「一試合に一回ないプレーを練習してるんだ!」

子どもながらに、はっとしたのを覚えています。

確かに、外野からギリギリのタイミングでバックホームすることは、一試合に一度あるかないかといったところです。あるいはもっと少ないかもしれません。発生率で考えるなら、もっと他に時間を費やして練習しておくべきことがあるようにも思えます。
でも、滅多に起こらないプレーを毎日練習するわけです。

その理由はいくつかあるでしょう。
それほどにそのプレーが重要なのかもしれませんし、その練習によってそれ以外のプレーが上達しているのかもしれません。

しかし、一つ言えるのは、本番の試合において、その練習が明らかに役に立ったと実感できる場面はとても少ないということです。
そんな場面があまり発生しないのですから、当然です。

やはり子どもながらに、スポーツってそういうものなのかな、と思いました。
そして今となってみると、スポーツ以外にもいろんなことがそうなのかもしれないと考えるのです。


ライフハック


昔話が長くなりました。

別にこのことを踏まえても踏まえなくても良いのですが、私の考える仕事術やライフハックに共通して言えるのは、「無駄なことをする」です。

ここでは具体的な話はしません。
私がこれまで書いてきた、あるいはこれから書かれるエントリの中に、「無駄なことをする」との要素を感じとっていただけることがあれば、私は嬉しいです。
また、話としてわかりやすくなることもあるかもしれません。


終わりに


野球からはものすごくたくさんのことを学びました。
あるいは、一生懸命やったからかもしれませんが、おそらくその両方でしょう。

2012年6月24日日曜日

次の一手は任意

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以前、こちらの記事を読みました。

R-style » ひねくれ者のアプローチ

その後、それを踏まえて以下のようなエントリを書きました。

23-seconds blog: 手法ではなく

そこで扱っていたことに、抽象的な物言いが好きである、との話がありました。

これだけだとやや言葉足らずですので、もう少し詳しく言います。
冒頭の記事で述べられていることそのものは、具体的に次の行動とすべき一手を示してくれてはいません。あらゆる細かい事象を全て切り捨ててしまって、俯瞰したアプローチのみを切り取っているためです。

ですので、記事のことを明らかな形で活かしていくためには、そこから自分なりに行動を考えていくなど、何かしらの作業が必要になってきます。
もちろん、明らかでない形で活かしていくのであれば、そこにもまた様々な方法があるでしょう。今回はそちらには立ち入りません。

言いたいのは、解釈の仕方も、次の一手を決めるのも自分次第であって、細かい部分を切り捨てた話にはそういった面白さがある、とのことです。

このことを前置きにして、一つ考えたことがあります。
今回はそんな話です。


数学


数学について考えてみます。
ここでは証明問題の例を持ち出すのがわかりやすいと思います。特に「普通にやって、普通に証明できる」問題のことです。

証明問題では、冒頭に前提となる条件を書きます。
例えば、
  1. n は n > a + b となるような正の整数である
  2. m は すべての実数である
  3. i は虚数単位
  4. (ただし δij はクロネッカーのデルタ。)
などです。
(3と4は少し違うかもしれません。)

これらの条件の下で様々な計算や式の変形が行われていきます。
この過程ではきっと、たくさんの素晴らしいひらめきが生まれていることでしょう。

そのようなステップを踏んでいくと、何かしらの結論のようなものにたどり着きます。式変形などの操作がそれ以上行えないような状態のことです。

それを見て、即座に「したがって、元の命題は真である。証明終わり。」とできたら良いのですが、そうもいかないこともあります。

すなわち、最後に出てきた式が万全でないように感じるときがあるのです。

そこでふと、これまでつづってきたノートの先頭が目に入ります。
先頭には、重要な条件が書かれていました。式変形に夢中になるあまり、忘れてしまっていたのです。

これでようやくゴールできるわけです。

「以上の式と、前提条件より、元の命題は真である。証明終わり。」


ミステリ


ミステリが好きです。何となく最近読んでいませんが、決して止めたつもりはありません。

ミステリをミステリたらしめるものの一つとして、伏線と回収の手続きがあります。
非常に厄介なことに(しかし、興味深いことに)「ミステリとは」の回答は人によって異なりますので、必ずしも「伏線と回収」がそうであるとは言えないかもしれませんが、それほど大きく的を外してはいないはずです。

伏線は普通、物語の前半に配置されます。(様々な話を脇に置いておきます。)

また、それが伏線であるかどうかはその場ではわかりませんが、少なくとも、後で読み返したら間違いなくそれとわかる程度には、明確に書いてあります。

さて、物語を読み進めていくと、終盤には真相と呼ばれるものが明らかになってきます。
このとき即座に「なるほど、そういう理由でこの人は犯罪を犯したのか!」とできればよいのですが、そうではなく、なんとなく納得がいかない真相を示されることがあります。

そこでふと、伏線の存在に思い当たります。
物語の前半には、重要な情報が書かれていました。話の展開に夢中になるあまり、忘れてしまっていたのです。

それに思い当たると、納得の上で無事に本を読み終えることができます。

「なるほど、この伏線があるから、こういう理由でこの人は犯罪を犯したのか!」


二つの例


ここまでの数学とミステリの話から、何となくこの二つは似ているように感じられます。
そしてそれを踏まえると、私が数学やミステリの好きな部分についてが説明しやすくなります。

私が数学で好きな部分は、「数式には書いた人の気持ちが込められていて、それを感じ取る」点です。
論理が全てに見える数学の世界の中にある、そうでない部分が、私は好きです。

私がミステリで好きな部分は、「ミステリの名の下に繰り広げられる、言葉にならない無茶苦茶さ」です。
伏線と回収が全てに見えるミステリの世界の中にある、そうでない部分が、私は好きです。


終わりに


なぜだか例にワイダニットを持ち出していました。

2012年6月23日土曜日

Pocketに入る

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今回は、本ブログとしては非常に珍しく、速報めいた話です。


Google+ とPocket


以前、以下のようなエントリを書きました。

23-seconds blog: Pocketに入らないほどの

ここでは、Google+ で見つけた気になる記事をいかにしてPocketに転送するか、についての試行錯誤を紹介しました。
エントリとしては、これという方法が見つからないため今後の発展に期待しよう、との結論で終えていました。


Flipboard


非常に驚くべきことに、FlipboardがGoogle+ に対応しました。
参考になる記事をいくつか置かせていただきます。

FlipboardがGoogle+に対応、その裏にAPI公開の足音が | Lifehacking.jp

Flipboardがサードパーティー初のGoogle+クライアント機能を搭載 – ストリーム閲覧やコメント投稿、フォローが可能に | Over the Vertex of Technology by 朝山貴生

Android版も登場しているようです。

Android版Flipboardが出た!Google+にも対応している!!-見て歩く者 by 鷹野凌-

いろいろと積もる話はありますが、結論を急ぎます。


Pocketに保存


Flipboardでは、あるコンテンツを個別に表示させた際に、画面右下のメニューから様々な外部連携が可能です。

そして、そこには「Read Later」との項目があり、Instapaper、Pocket、Readabilityに直接記事を保存することができるのです。

これを用いれば、FlipboardからGoogle+ のストリームを閲覧することで、気になる記事を容易にPocketへ転送できます。

私の長年の願いが達成されるのです。


終わりに


まさか、Flipboardとの連携という形で私の問題が解決されることになるとは思いませんでした。
今後、私の生活スタイルはいろいろと変わってきそうです。

2012年6月17日日曜日

強く結ばれた絆

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以前、「読書すること」とのエントリを書きました。

そこでは(私にしては非常に珍しいことに)記事タイトルの通り、私が本を読む際に意識していること、あるいは意識せずに行っていることについて述べています。
それについては現在も大筋で変化はなく、安定した読書生活を送っています。

さて、本エントリではそれを踏まえた上で、上記のエントリでは軽く触れていた(または、全く触れていなかった)あることについて、少し拡大して見てみます。

今回はそんな話です。


本を買う


上記のエントリで、「私は次の本を選んでいる時間があまりとれないので、本はゆっくり読むに越したことはない」とのことを述べました。

現在も変わらずそのように考えているわけですが、とはいえ、全く新しい本を買わないわけではありませんし、やはり新しい本を選びに行くのは楽しいものです。
(余談ですが、私は大きい本屋さんに行くと元気になります。このあたりは、私にとってはまだまだ電子書籍に不利な部分です。)

そして、そちらのエントリではあまり「本を選ぶこと」については触れていませんでした。それを今回、明らかにしていこうと考えています。


本を読む


私は現在、日常的に4冊の本を同時に読み進めています。

これは好みが分かれるところだと思いますが、私としては複数冊を同時に読むことに抵抗はありません。いえ、抵抗がないどころか、同時に読む方が好ましく感じています。

このことが汎用的な話になることはないと思っていますし、私個人のことに限定しても、それほど大それたものにはなりません。

何のことかといえば、私が複数の本を同時に読み進めるのは、単に私の興味に落ち着きがなく、様々なことが気になってしまうためです。

あれもこれもみんな欲しくなるので、あれもこれも読むわけです。


あれもこれも


一冊読み終えたら次を、といった方法でない以上、何かしらの基準を持って読む本を決定していく必要があります。

何やら仰々しい書き出しになりましたが、これも大した話ではありません。

本を取り出せる環境に合わせて、そのとき読む本を決定しているというだけです。

以下の記事を読みました。

読書のときに欠かせないアイテム3選 - iPhoneと本と数学となんやかんやと

とても参考になる記事ですので、ぜひリンク先に移動して全体を読んでいただきたいと思っていますが、ここでは一部についてを持ち出させていただきます。
引用いたします。
アイテムって呼べるのかはわかりませんが、本が必要です。これがないとはじまりません。当たり前だけど大事なことです。
このことは、私にとっては笑い話でも何でもなく、非常に重要なことです。
読書する際には、本が必要なのです。

ここで、読書しようと思う状況は様々にあり、それぞれに対応するためにある意味やむを得ず複数の本を用意しておくことになるわけです。

先述した通り、私は今4冊の本を同時に読み進めています。
この4冊という数字は、これまであまり変化することはありませんでしたし、おそらくこれからもそうでしょう。

具体的には、この4冊を
  1. 家置き用
  2. 日常持ち歩き用
  3. その他外出時持ち歩き用
  4. iPod touch内の電子書籍
のように割り振っています。

すこし2と3がわかりにくくなってしまいました。
2は、平日に普通に外出する際にいつも鞄に入れておく本で、文庫サイズ程度で薄いものになります。
3では、休日などに外出する際は普段より荷物が少ないため、2よりやや大きめの本になるわけです。


本を選ぶ


以上のことを踏まえると、私の本の選び方の様子が想像できるようになってきます。
それはすなわち、「本を厚さと大きさで選ぶ」です。

もちろん、好きな作家やジャンルといった、いわゆる普通の本の選び方を全く考慮しないなどということは決してありません。
単に、その選び方の中に「本のサイズ」との基準も存在していて、それが割と高い優先度にあるというだけです。

ですので、本エントリはある面で、
  • 本を選ぶときに、サイズを気にして
  • 様々な状況に本を割り当ててみて
  • 複数の本を同時に読み進めてみる
のも意外と面白いですよ、との提案をしているのかもしれません。


終わりに


友情!!

2012年6月12日火曜日

ボトムアップのゴール

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トップダウンとボトムアップの方式について、本ブログでは幾度か触れてきています。
それらの単語自体は出現せずに、その考え方のみを用いている場面も含めれば、その数はさらに多くなります。

そこから派生した話の一つに、目標についてがあります。

今回はそんな話です。


目標についての記事


こちらの記事を読みました。

【思考の断片】目標を減らす(無くす)という目標 | Find the meaning of my life.

簡単に記事の内容をご紹介します。
引用いたします。
目標を持つことは良いことであり、目標が無いことというのは不幸な状態だという信じる方も多いでしょう。目標がないなんてダメだと言われてしまうことも多いでしょう
そのとおりだと思います。目標がないことは、どこか良くないことのように捉えられてしまいます。
しかし、Less is more という考え方が本当に逆説的に人生に Power を生むのであれば、持ち物を減らすなんてレベルじゃなくて、習慣を変えていくという正統派の自己改革を超えて、目標自体を減らす又は無くしてしまうというアプローチの可能性は・・・ないのかなぁと思うのです?
なるほどと思いました。
「Less is more」の考え方がどこまでも有効なら、目標を持たないことで良い人生を目指そうとするアプローチが存在するはずである、との内容だと理解しました。


自分のエントリ


私はこの記事を読んで、とても嬉しかったといいますか、心強く感じました。

それは、しばらく前に本ブログで以下のエントリを書いており、かつ、現在にわたってもそこで述べている考えに変わりがないためです。

23-seconds blog: 日々の生活をベストに

上で紹介した記事とほとんど同じようなこと、つまり、目標がないといけないのだろうか、といったことを述べているはずです。

エントリとしては、私が以前から疑問に感じていたことを書いてみただけのものだと思いますが、あまりそれを支持するような文章に出会ったことがありませんでした。

ですので、今回先述した記事を読むことになって、私が思ったことがただ無鉄砲なわけでもないことが言えそうですので、それがとても嬉しいです。


次へ進める


私が上記のエントリを書いた時点では、この「目標を持たない」話をこれ以上進めるつもりはなかったのですが、こうなるとその考えも変わってきます。
もう少しこの話を進めてみるのも、悪くないかもしれないと思い始めているわけです。

さて、この話を深めていくには、大きく分けて二つの方向性が思いつきます。
  • 本当に、「目標を持たない」ことはアプローチとして存在するのか
  • 「目標を持たないこと」を基にして、日々の生活をどう組み立てていくのか
この二つです。


一つめ


一つめに関しては、語るべき内容が思い付きませんので、問題提起に留めておくことにします。

つまり、「提案として目標を持たないというアプローチがあり得そうではあるが、実際にはどうか」とのことです。

上で紹介した本ブログのエントリでも、目標が見つからない人が悪いはずはない、といったことを述べており、今もその考えに変わりはありません。
とはいえ、それはある種私の気持ちや願望とも言えてしまいますので、そのことが本当にそうであるかは明らかにしていく必要があります。


二つめ


二つめのことはすなわち、目標を持たないアプローチが確かに有効である場合、「目標を持たないような日々の行動」をどのように設定していくか、といった意味です。
目標を持たないことは良いアプローチであると仮定した上で、その先を考えたいわけです。

ここで考えるべきなのは、とった行動の善し悪しが簡単に判別できないことです。

目標に基づいて生活している場合には、その行動が目標を達成するためのものになっているかどうかで、そのことは判別できます。

しかし今回の場合は行き先が決まっていないために、どの行動が良いものなのか、または無駄なものなのかが明らかにはなりません。
おそらくこれは、論理的や定量的といった観点からは決定できない問題になってくるのでしょう。

したがってここでは、その行動をとったときに後悔がなかったかどうか、を判断基準として提案してみます。
心から「ああ、今日は良い時間の使い方をしたな」と思えたら、それらは良い行動だったとするのです。

実にあいまいな基準ですが、これが今私が思っていることです。


記事


それについて、参考になりそうな記事を読みました。

【7つの習慣】緊急&重要の4領域を自由自在に移動して第二領域に集中するテク | jMatsuzaki

参考になるかどうかを別として、まずは素晴らしいエントリであることを明記しておきます。

さて、こちらのエントリでは、行動自体を増やしたり減らしたりすることなく、それを「重要だけど緊急でない」方向に向けることについてが述べられています。

引用いたします。
無理なく第二領域に集中コツは、第二領域以外の行動を闇雲に減らそうとしないことです。なぜなら、ほとんどの行動は第二領域に自由に移動できるからです。
ここで言われている「第二領域」は、「重要だけど緊急でないこと」を意味しています。

具体的な例についても説明されていますので、一部引用させていただきます。
例えば、トイレや入浴、通勤時間を他人に委任することはできませんが、それらの時間を読書時間に転換できれば「穀潰し」が「備え」に移動したことになります。
通勤時間などのもともとは何でもない時間を、「重要だけど緊急でないこと」を実践する時間にしてしまおうというわけです。

記事では他にも様々な例が挙げられていますので、目を通していただけると良いと思います。

そして、ここで言う
  • 同じ行動でも、第二領域に振り向けられるように工夫すること
と、私が本エントリで述べた
  • 後悔のない行動をとること
が何か関連しそうだと思って、こちらの記事をご紹介しました。

具体的にどこがどう関連するのかは自分にも明らかになっていませんが、とにかく関連しそうだと思いました。
このあたりは今後考えていくことにします。


終わりに


で、これがボトムアップ的な考え方だというわけです。

2012年6月10日日曜日

カードも山の賑わい

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ちょっと面白そうなことを思いつきました。

つまり、実践はまだしていないのですが、思いついただけでも何かの価値があるかもしれませんので、ここに書き残しておくことにします。

今回はそんな話です。


情報カード


きっかけの一つは、このところ本ブログで頻繁に登場する「ライフハックLiveshow」です。

Google+ ハングアウトオンエアで「ライフハックLiveshow」を公開収録します! | Lifehacking.jp

本ブログでもエントリを書いています(「ライフハックLiveshow」概観)ので、もしよろしければご確認いただけると良いと思います。

以下の記事では、その第一回が紹介されています。

ライフハックLiveShow #01「3…2…1…キュー!(べい)」公開しました | Lifehacking.jp

ここで、EvernoteのMac版に、iPadのようなカードビューが採用されたことについてが触れられています。その中で、『知的生産の技術』が紹介されたり、「情報カード萌え」との名言が飛び出したりしました。

知的生産の技術』(梅棹忠夫) 

私は残念ながら『知的生産の技術』は未読ですので、『EVERNOTE「超」知的生産術』から情報カードについての記述を引いてくることにします。


EVERNOTE「超」知的生産術』(倉下忠憲) 
使われているカードは、B6サイズあるいは3インチ×5インチというサイズが一般的です。市販されているカードには、サイズ、方眼や罫線の有無、紙質など、さまざまなバリエーションが存在しています。
まずは、情報カードの姿形についての説明です。別に「情報カード」とは概念のことではなく、普通にその名前で商品が販売されています。
ここは、とりあえずの知識として押さえておくことにします。

重要なのは次のことです。
カードであれば、それぞれの情報が独立しているので、新しい組み合わせを自由に試すことができます。アイデアを作り出していくためには、こうした新しい組み合わせを試しやすい環境を持つことが必要です。
情報を一枚のカードとして独立させ、それぞれを制約なしに扱うことのできる仕組みであると、私は理解しました。

この「情報カード」が、私が本エントリで述べる「思いついたこと」の登場人物の一つめになります。

登場人物はあと二つあります。


登場人物2


EverShakerというiOSアプリがあります。

Evernoteを再発見! EverShaker 1.2(¥85)App
カテゴリ: 仕事効率化, ライフスタイル
販売元: hiranodept - Tetsuya Hirano(サイズ: 2.9 MB)


こちらの記事が非常に参考になります。

EverShakerで過去記事をランダムで読み返し - iPhoneと本と数学となんやかんやと

引用いたします。
この「EverShaker」というアプリは、検索語とノートブックとタグを指定して、それに合致するノートたちをランダムに表示してくれる、閲覧専用アプリです。
自分のEvernoteから、ランダムに一つのノートを表示してくれるアプリです。


登場人物3


三つめの登場人物は、ロディアのNo.10です。


文房具店などで一番多く見かけるNo.11より、二回りくらい小さいものです。
日常的な使い勝手は確かにNo.11がベストのような気がしますが、私はNo.10も購入して少しずつ使用しています。

上で述べたことからわかるように、つまりは、この小さなロディアを情報カードに見立てて使ってみたいわけです。


登場人物、飛び入り


と、ここまで書いてふと、だったら本当に情報カードを使ったら良いような気がしてきました。

そこで、さっそく東急ハンズにて購入してきたのが以下です。


ライフの、名刺サイズで方眼付きのものにしました。
Amazonの商品ページを示しておきます。

Amazon.co.jp: 情報カード 方眼 名刺サイズ J889: 文房具・オフィス用品

この情報カードを実際に使用するかどうかなど、いろいろと未定ですが、ひとまず入手です。


手順


さて、登場人物の紹介が済みました。
私が本エントリで考えたのは、以下のようなことです。
  • 一日一つ、EverShakerでノートを表示する
  • そのノートから考えたこと、要約、その他何でも良いので、ロディアに手書きする
  • 記入したロディアは一か所に集めておく
  • これを毎日続ける
ロディアは小さいので、長くても二言程度しか書けません。
そのことで逆に、毎日継続していくことが過度に困難にならなくなるはずです。

毎日続けていくと、ある程度書いたメモが溜まった際に、何か面白いことが起きそうです。
何が起きるかは、今のところ想像するしかありませんが、ともかく面白そうです。

ここで一つだけ言えるのが、これがEvernoteそのものの考え方をデジタルからアナログの世界に取り出してきたものだということです。
ここで言った「Evernoteそのものの考え方」とはすなわち、今はよくわからないけど時間が経ったら面白くなりそう、とのことを指しています。

それがEvernoteが内包している考え方である以上、ここに掲げた手順の話はEvernote内だけで完結させることも当然可能です。
それをあえてアナログと連携させてみたところに、意味のなさや無駄があるのです。


今後


というわけで、これから実践してみます。
ひょっとするともう少し制約を付けないとやりにくいかもしれませんが、いろいろ考えながらやってみようと思います。


終わりに


本ブログで「ライフハックLiveshow」の話が頻繁に出てくるのには、実は理由があったりします。
とはいえ、大した理由ではありません。

部屋インボックス方式

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部屋が散らからないことと忘れ物をしないことは、現代を生きる上で必ず考える必要のあることです。
そのため、多くの方がそれについての工夫を自分なりに考えたことがあるでしょうし、またそれを考えることを仕事にしている人もたくさんいます。

結果として多種多様な手法が提案されて私たちの目に入ってきており、それらはある場面では一定の効果を上げていることでしょう。

しかし一方で、冒頭の問題が完全に解決してはいないのも事実です。
知恵を絞っても、部屋が散らかることもあれば、忘れ物をすることもあるのです。

ところで、この二つの間には深い関係があると考えられます。
こう唐突に言ってしまっても、おそらくは容易に納得いただけることと思います。

そこで本エントリでは、この「部屋が散らかること」と「忘れ物をすること」を結びつけて、これらの問題がどちらも一切発生しなくなる、画期的な方法を紹介したいと思います。
「部屋インボックス方式」とでも名付けましょう。

今回はそんな話です。


準備


「部屋インボックス方式」を実践するためには、簡単な準備が必要です。
といっても、多くの方はすでに行っているようなことですので、大きな問題にはなりません。

その内容の話に移ります。

もし、小物のようなものが部屋のあちこちに置かれているなら、それらを一つの箱か何かにまとめておきます。これが準備です。

私の場合は、最近購入したiPad2の空き箱があったので、それを利用して小物入れにしました。


iPad 2


そういえば、iPad 2を購入しました。

新しいiPadも販売されているのに、どうしてiPad 2なのか、といった話もあるでしょう。
そのあたり、少し書いておくことにします。


現行端末


まず始めに触れておきたいのは、iPad 2も新しいiPadと同様に現行端末、すなわち新品として普通に購入できることです。
つまり、新しいiPadと同列に選択肢の一つとして存在します。

この意味で、今iPad 2を購入することはそれほど不自然なわけではありません。


安い


iPad 2は、新しいiPadより安いです。
冷静に考えると、これほどのガジェットがこの値段で手に入ることは不思議ですらあります。


Retinaディスプレイ


新しいiPadは、Retinaディスプレイを採用しています。
おそらく、今後発売されるまだ見ぬiPadにも、同じように採用されることでしょう。

裏を返せば、RetinaディスプレイでないiPadは、今iPad 2を購入することでしか手に入れることができないわけです。

実際、私は割と慌ててiPad 2を購入しました。
関連する次のデバイスについての噂も続々と出ていますし、RetinaでないiPadが販売終了になってしまうのも近いかもしれないと判断したのです。

関連して、私は未だ律儀にiPhone 3Gを使用中なのですが、今のiPhone 4Sも、急いで買わないといけないと考えています。このiPhone 4Sについても、次期デバイスの噂はたくさん出てきていますし、それを待つ方が賢いようにも思えます。
しかしここで私が気にしているのは、新しいiPadに「2S」や「3」などの通し番号が付いていなかった点です。

私たちは、「4S」を「彼のために」に見立てて、深い思い入れを持っています。
実際はそうではなかったようですが、その発表時期からして、どうしても強い感情を抱かずにはいられません。

少しわかりにくく書いてしまいました。ともかく、iPhone 4Sには何かしらの感情があるのです。
私としては、iPhone 3Gにも相当な思い入れがあるために買い換えることはしませんでしたが、新しいiPadに通し番号が付かなかったことを知ると、話が変わってきます。

つまり、iPhoneにも次からは通し番号が付かない可能性があるのです。
さらには、iPhone 4Sは「彼のために」を表現するために、わざわざ通し番号を付けたとすら考えられるのです。

いえ、もちろん事実はそうではないでしょう。「4S」が「彼のために」でない以上、そうであるはずがありません。

でも、夢見がちなライフハッカーである私は、そう考えてしまうのです。

そしてそんなことのために、急いでiPhone 4Sを買いに行かなければと焦っているのです。

(余談ですが、iPhone 3GはiOS4.2までしかアップデートできません。
しかしiOS5にあまりに心を打たれた私は、iPod touchを購入しています。これで安心です。)


iCloudから復元


以上でiPad 2に関する話、とりわけ「なぜこのタイミングで新しいiPadではないのか」についての話は終了です。
実際にiPadをどう使うかですとか、生活にどう関わってくるかといったことについては、すでにたくさんの素晴らしい記事が存在していることですし、私からは何もありません。

念のため、それに関する記事を二つご紹介しておきます。

iPadのある生活 それはこれまでと変わらない日常 : I believe in technology

iPadを必要とする人はどんな人か。「iPadのある生活」 | delaymania

とても良いです。
きっと何かの参考になるものと思います。

さて、一つだけ、私からも感想めいたことを書いておきます。
関連することがこちらの記事で述べられています。

404 Blog Not Found:三百十四万五千七百二十八聞は一見に如かず - 品評 - 新しいiPad(第三世代)

引用いたします。
iCloudのおかげで、設定は全然苦にならない。まっさらな新品があっという魔に自分のものとなっていくそのありさまは、解像度以上に「実際に使っていないとわからない」点である。ポストPCデバイスで最も重要なのはこれではないか。
「iCloudから復元」についてです。
私は今回、この「iCloudから復元」を初めて行ったのですが、まさにこちらで言及されているような感覚でした。

普通新しいガジェット類を購入すると、思い通りに使い始められるまでにはそれなりの時間を要するものです。
今回はそれがほとんどなく、なじみあるiOSのインタフェースも相まって使い始めからとても快適でした。

このことを(実際に使っていない内に)重視する方がどれほどいらっしゃるかはわかりませんが、とても嬉しかったので、ここに記しておきます。


終わりに


というわけで、iPad 2に関するエントリでした。

落ちないように、落ちるように

Clip to Evernote
この世界には様々な人がいて、それぞれの個人のあり方は個性として認められていると思います。

今回はそんな話です。


内向的な人


こちらの記事を読みました。

[TED]人見知りや独りでいるのが好きな人へ。「内向的な人が秘めている力」by スーザン・ケイン

TEDの「内向的な人が秘めている力」との動画を取り上げた、素晴らしい記事です。
タイトルから明らかなように、こちらの動画、ならびに記事では「内向的な人」についてが述べられています。

話がややこしくなりますので、以降は動画ではなく上記の記事を基にして進めていくことにします。
引用いたします。
しかし、内向的なリーダーは他の人をよく観察し活かすのに対し、外交的なリーダーは仕切ることに夢中になって他の人を活かせない場合もある
ここに引用した文章に限らず、この記事では内向的な人が持つ力についてが書かれています。

さて、こういった「実は、内向的な人の方が……」といった文章からは、個人的にもとても勇気をもらえることもあり、安易に信じてしまいたくなります。

ですが、これは実際には判断の付かないことですので、慎重に理解を進めていく必要があります。

つまり、内向的な人がそのような文章を読むと、心から同意できたり、勇気をもらえたりする一方で、そうでない人にとっては大したことのない内容かもしれないのです。
そして実際にも、内向的な人が本当にそういった類の力を持っているかどうかを、何らかの確信を持って言えたりはしません。

このことは、苦しくても、どうしても認めておく必要があります。
実は内向的だと何かに優れている、といった物言いは、一種の誘惑なのです。


そんな世界


上に掲げた記事から引用いたします。
確かに、日本の学校の教育も「外交的であること」を是としてつくられていますよね。
事あるごとにペアや班を組まされるし、集団行動など「いかに社会の一員としてやっていくか」という面が重視されているなとは思います。
先述したように「内向的だからといって特別な力を持っているとは限らない」一方で、ここに引用させていただいたようなことがあるのは、おそらく事実でしょう。
つまり、この世界では「内向的では良くない」と矯正されることになるのです。

その無理やりの矯正には、「社交性」だとか「コミュニケーション力」といった、私たちにとっては得体の知れない名前が付けられます。

もう一つ引用します。
それは確かに重要なことですが、そういった学校生活で内向的な人が感じる違和感やコンプレックスがかなり大きいことは、想像に難くありません。 
職場でも、内向的な人はどちらかといえば「付き合いが悪い」などと言われてしまいがちな傾向はあるかと。
あるいはこちらで述べられているように、「付き合いが悪い」と名付けられたりもします。


少しだけ、人と違う


人より少しだけ内向的なだけで、あるいは内向的だけに限らなくても、人と少しだけ異なった性質を持っているだけで、無視できない程度にこの世界は住みにくくできています。

かくいう私は、自分のことを内向的だとは思っていませんが、少しだけ読書とコーヒーと音楽が好きで、そして少しだけ人が苦手だったために、この世界を住みにくいと感じたことはあります。
別に、私が何か大きなことをしたわけではありません。ただ少しだけ、好きなものと苦手なものがあっただけなのです。

tiarawayの「I fall there~夢の続きへ~」という曲には、こんな一節があります。
少し寒がりやで 夢追いがちで
泣き虫なんて 最悪だね
たったこれだけのことで、本人が「最悪だね」と悩んでしまうほどに、この世界を楽には生きていけないのでしょう。

書籍『数学ガール』には、このような文章があります。

数学ガール』(結城浩) 
「あたし、どんなことにも人一倍時間がかかるんです。そのくせ、ひっきりなしに疑問が出てくる。しかも、人に聞くことが難しいことばかり。それでうんざりして……」
行動するのに人より時間がかかって、疑問に思うことが多いだけで、やはり生きていくのは大変です。それ自体は決して悪いことではないはずなのに、です。


世界を生きる


それでも、私たちはこの世界で生きていく必要があります。
好き好んだわけでもないのに、「少しだけ人と違う」ために、茨の道を行くことを宿命づけられているのです。

残念ながら、これは避けられません。
tacicaの「HERO」という曲には、こんな一節があります。
僕等どう綺麗に歩いたって
自分まで騙し切れないで
自分を曲げて、人と異なった性質が表れないように生きようとしても、自分を騙すことはできないためです。

したがって、何か強大な武器が欲しいです。

その武器として持ち出したいのが、前半で述べた「実は内向的な人が優れていること」です。

先ほどは「実際にはそうとは限らないから、安易に信じてはいけない」と述べました。
それは確かです。確かですが、せめて、私たちが生きていくうえで困難さを感じたときに少しだけ思い出してみることくらいは構わないでしょう。
「今は生きるのが大変だけど、こうやって苦労する人にしかできないことがある」と考えて、元気を出すための手段にするのです。

実際にはそうでなくても、元気が出るのなら、それに越したことはありません。
困ったときには、こんな考えに頼ってみるのも、きっと悪くないはずです。


もう一つの武器


もう一つ、さらに強力であるものの、あまりお勧めのできない武器があります。

茅原実里さんの「この世界のモノでこの世界の者でない」という曲に、以下のような一説があります。
感受性潰す マジョリティばかりが
横たわる世界の中で
最初に躓き 最初に戦う
そんなヒトになる
その武器とは、ここから連想されるような強い「決意」のことです。
(回りくどい表現です。)

しかし、だからといって「皆さん、この武器を持ちましょう」とは、とても言えません。


終わりに


もちろん、私が世界に期待しすぎている可能性もあります。

2012年6月7日木曜日

Pocketに入らないほどの

Clip to Evernote
今回は、非常にライフハック的ではあるものの、うまくいっていない話をします。
私の試行錯誤の様子を描写しようとする試みです。

ともかく、今回は軽い話になる予定です。


Google+ とPocket


私は、読みたいと思った記事は必ず一度Pocketを経由させています。
それによるメリットはたくさんあるわけですが、本ブログの以下の記事でそういった内容について書いていますので、もし気になる方は目を通していただくと良いです。

23-seconds blog: 新しいPocket

他方、私はGoogle+ を利用しています。
ユーザの方にはわかると思いますが、Google+ のストリームには様々な興味深い記事へのリンクが流れてきます。

ここまで言えば、本エントリで語りたいことはおそらく察せられるでしょう。

「Google+ のストリームに流れてくる記事を、手軽にPocketへ送信する方法」です。
実にそれらしい主題です。


PCから


Google+ をPCのGoogle Chromeから利用している場合には、何ら問題はありません。
Chrome拡張機能の「Orbvious Interest」を使用します。

Chrome ウェブストア - Orbvious Interest

この拡張機能をインストールすると、右クリックメニューに「Save to Read Later」といった選択肢が現れるようになります。
(文言は右クリックした対象によって多少変わります。)

したがって、ストリーム上に流れてきた記事へのリンクを右クリックしてそのメニューを選択すれば、Pocketへの保存は完了です。
ここで重要なのは、そのリンク先に飛ぶことなく保存が可能である点です。この時点では記事を読むつもりはまったくありませんので、記事の内容を取得しにいくのは無駄になるのです。


iOS端末から


問題はこちらの場合です。

最近は、iOS端末を通じてGoogle+ を利用することも増えてきました。当然、iOS端末から見たストリームにも、興味のある記事は流れてきます。それらを、どのようにPocketへ保存するのかに悩んでいるわけです。

私が実践している方法を述べていくにあたって、先に登場人物だけ紹介してしまうことにしましょう。

まずは、純正のGoogle+ アプリです。

Google+ 2.0.0.5888(無料)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング
販売元: Google, Inc. - Google, Inc.(サイズ: 19.1 MB)


最近大幅なユーザインタフェースの変更があったものの、基本方針としては、できるだけこれを通じてGoogle+ を利用したいと考えます。

二つめとして、iOSのデフォルトブラウザであるSafariからGoogle+ にアクセスすることも可能です。
可能ですが、個人的にはあまり好みでありませんので、できれば避けたいところです。

それ以外の方法としては、サードパーティ製のGoogle+ クライアントアプリを用いることもできます。
今回登場するのは、CoolApp for G+ です。

CoolApp for Google+ Free 2.3(無料)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ビジネス
販売元: MinhMobileDev - Minh Nguyen(サイズ: 4.6 MB)


ですがこちらのアプリ、ストリームの表示などがどう見てもブラウザ越しのものと同様です。
これはこのアプリに限ったことではなく、Google+ のクライアントアプリをうたったものの多くがそのようになっています。
おそらくGoogle+ 側に問題があるのでしょう。巷ではこれを「APIが公開されていない」と評したりするようですが、そのあたりのことは私にはよくわかりません。

ここからは、Pocket側のアプリを紹介します。

まずはそのPocketです。

Pocket (Formerly Read It Later) 4.1(無料)
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Idea Shower - Idea Shower(サイズ: 7.2 MB)


アプリ自体は特に説明するところはありません。
一つだけここで重要になるのは、このアプリ内にブックマークレットを作成する手順が載っていることです。
それに従ってブックマークレットのセットアップを済ませると、純正のSafariで現在表示しているページをPocketに保存することができるようになります。

最後にClippedを紹介します。

Clipped for iOS (Bookmark all your favorite links) 1.0(無料)
カテゴリ: 仕事効率化, 辞書/辞典/その他
販売元: TouchMiPhone - Shabbir Vijapura(サイズ: 2.2 MB)


これは、PocketやInstapaperなどの様々なサービスに、手軽に記事を保存することができるアプリです。
記事を保存する方法は二つあり、URLをクリップボードにコピーしてアプリ内にペーストするか、Clippedをバックグラウンドで起動させた状態でクリップボードにURLをコピーするかです。後者は、Clippedのことを意識しなくても記事が保存できますので、便利です。

こちらの記事で詳しく紹介されています。

URLをコピーしてバックグラウンドで後で読むサービスへ送信するアプリ。「Clipped」 | 和室Mac

少しだけ引用いたします。
常用すると決めて使うと中々便利に使えるかも知れません。
これが本当にその通りで、使い道が思いつかないままインストールして持っておくと、使い道が思いついたりします。


手順その1


ようやく、Google+ で流れてくる記事をPocketに保存する手順の話に入れます。
一つめの手順です。
  1. Google+ 純正アプリでストリームを閲覧する
  2. 記事を開く
  3. 記事をSafariで開く
  4. ブックマークレットを起動する
  5. Pocketに記事が保存される
これが、Google+ の純正アプリを使用している場合に始めに思いつく方法です。
しかし、本来は記事を開く必要すらないのに、ここでは二度も同じ記事を開いています。また、ブックマークレットの起動にも多少時間がかかります。
あまり気の進まない方法と言えます。


手順その2


二つめの手順です。
  1. Safariでストリームを閲覧する
  2. 記事を開く
  3. アドレスバーからURLをコピーする
  4. Clippedを起動、URLをペーストする
  5. Pocketに記事が保存される
手数は変わりませんが、3や4がすぐに済むおかげで手順その1よりは良い方法になります。もちろん、Clippedがバックグラウンドで起動していればさらに早くなります。
ですが、記事がSafariの別タブで開くためにそれを閉じる作業が必要になることと、アドレスバーからURLをコピーするのがやや面倒であることが、問題として挙げられます。


手順その3


三つめの手順です。
  1. CoolApp for G+ でストリームを閲覧する
  2. 記事を開く
  3. 右下のメニューから「Copy link」を選択する
  4. Clippedを起動、URLをペーストする
  5. Pocketに記事が保存される
今のところ、これがベストの方法です。
記事は現在の画面を覆うように開いてくるため、閉じるにも手間がかかりませんし、メニューから「Copy link」を選択するのも早いです。
とはいえ、CoolApp for G+ の見た目はウェブ版と同一です。あまり使い勝手が良くありません。
あまり、採用したくないベストなのです。


番外編


番外編として「Google+ で、メールアドレスに対して再共有」という方法もあり得ます。
これについて詳しくは説明しませんが、こちらは記事を読みたいだけでも再共有が必要なので、(おそらく)相手に通知が行ってしまいますし、自分のストリームにも現れてきてしまいます。

この方法も、できれば避けたいところでしょう。


理想


理想としては単純です。
  • Google+ の純正アプリがPocketに対応する
どう考えてもこれがベストです。
とは言っても、これは望みが薄いです。

ですので、
  • Google+ の純正アプリで「記事のURLをコピー」が可能になる
  • Clippedを経由して、Pocketに記事を保存
でしたら、ないとは言えないでしょう。
こちらに期待して待つことにします。


終わりに


これだけ書いておいて何ですが、良い方法を知っている方がいらっしゃったら教えていただきたいと思っています。
これは、本当に教えていただきたいです。


(2012.6.23 追記)
こちらのエントリを書きました。

23-seconds blog: Pocketに入る

驚くことに、解決してしまっています。

2012年6月3日日曜日

繰り返しの日々

Clip to Evernote
以前、本ブログで「あれば便利」とのエントリを書きました。

その冒頭で、「日々の生活をルーチンに近付けたい」といったことを述べています。
すなわち、私は日常がほとんど同じ動作の繰り返しであることを是としていることになりますが、これは私としても誤りのない解釈です。

私は、毎日を繰り返しの中で過ごしたいのです。

今回はそんな話です。


繰り返し


ここでは、私が繰り返しとしたいと考えていること、または実際に普段からそうしていることを具体的に挙げてみます。
  1. 朝起きてからの流れ
  2. 駅まで歩くルート
  3. 駅の改札ゲート
  4. 電車に乗る際の車両とドア
  5. 昼食
  6. 食料の買い出し
  7. 帰宅してからの流れ
などです。もちろん他にもたくさんあります。

これらに共通するのは、私にとってはどれも積極的にやりたいことではない、とのことです。
この断りがこれ以降のどこに活きてくるかはわかりませんが、とりあえず上に箇条書きしたものを簡単に解説しておきます。

2では、駅に向かうために通る道が毎日同じなのはもちろんのこと、「この道を通る時は歩道の左端を歩いて、ここで後ろを振り向いて周囲を確認して、道の右側に渡る」のような部分まで毎日一緒です。
3は、使用する改札のゲートがいつも同じである、との話です。
6は、自宅で使う食材についてのことで、一つは買い物するお店がいつも同じであることを言っています。もう一つは、買い物はその日に必要なもののみとすることで、一度に購入する量を少なくすることです。すると、必然として何度も買い物に行く必要が出てくるため、毎日同じタイミングでお店に立ち寄ることができるようになり、繰り返しが実現されます。


何となく


こうして見ると、繰り返しの生活といっても大したことではありません。
多くの人がすでに行っていることでしょうし、また本エントリを読んでいただいた方が興味を持った場合でも、すぐに実践できることです。

それでは、ここからは私がなぜ生活を繰り返しとしたいのかを書いていくことにします。

一つめの理由は、何となくです。


決断力


二つめの理由は、決断力の問題です。

以下の記事を読みました。

いい人生を送りたいなら「決断疲れ」を避けるほうがいいのかも - nanapi社長日記 @kensuu

とても参考になります。引用いたします。
超簡単に言うと「人は決断をするたびに精神的な負荷があり、決断が多いと疲れてしまい、エネルギーがなくなる」ということです。なんとなく、脳に負担がかかっているのは感じる人も多いと思います。
これが前提になります。決断することは、疲れることなのです。
決断と言ってしまうと大げさですが、記事内では「70円と80円の、どちらの豆腐を買うか」との例が出ていました。一見どうでもいいようなことですが、これも立派な「決断」なのです。

すると当然思いつくこととして、「決断の回数を減らそう」となってきます。
同記事から引用いたします。
決断の回数を減らすには、何かを決めてそれでやりきってしまうのがよいのかもしれません。 
毎朝同じものを食べる、毎日同じ服を着る、ランチは500円以内と決める、メールがきたら10分以内に返す、300円以内の食材だったら一番高いものを買う、など、決断をしないタイミングをいろいろと決めておくと脳への負担が減らせるのかなあ、と。
そこで、「毎朝同じものを食べる」のように、生活の中で同じことの繰り返しとする部分を作っていこうとする発想になってくるのです。

この点で、私が考える「繰り返しの毎日」にメリットが生まれてきます。

ちなみに、同記事中から以下の記事がリンクされています。

takamasa'log: COURRiER 〈決断疲れ〉

こちらも同様に参考になりますので、目を通していただければと思います。


毎日のこと


とはいえ、私は「ああ、今決断疲れしているな」などと実感したことがあるわけではありませんので、これについてそれほど重要視してはいません。
単に、決断疲れとの概念があって、それについて意識していれば多少は良い生活が送れるかもしれない、といった程度です。

さて、3つめの理由は、毎日を大切に生きたいからです。
このところ、本ブログではこういった話をよくしているような気がしますので、解説は簡単にいきたいと思いますが、ここまで挙げてきた理由の中では最も大事に考えていることになります。

文章の長さと書き手の気持ちは、相関関係にはあるかもしれませんが、因果関係はないのです。
周囲ではそういった関係にある事柄はたくさん目にするように思いますので、注意が必要なことも、ひょっとしたらあるかもしれません。

話を戻して、毎日を大切に生きることです。

多くの場合、毎日を大切に生きていないということは、「毎日が同じことの繰り返しで、刺激がなくて、面白くない」といった認識の元にあるような気がします。
私がアプローチしたいのはこの部分に対してです。

わざわざ言及するまでもなく、日々の生活にはたくさんの新しいことが発生しており、決して同じことが繰り返しているなどということはありません。必ず毎日は特別なはずなのです。

それは、「毎日を繰り返しにしようと意識している」私にとっても同様です。
どれほど毎日の行動を統一しようとしても、その内部、詳細は異なってきます。

私はそんな、「昨日とは少しだけ違っている」ことに細かく気づいていきたいのです。
それが、毎日特別なことが起こっている、毎日が特別である、といったことに気づくことになり、ひいては毎日を大切に生きることにつながっていくと考えています。

そして、だからこそ、私は毎日の行動を統一しようとします。
大きな部分が一定になっていれば、小さな変化に気づきやすくなるのです。


終わりに


こういったことをいちいち説明するのは大変なので、人から聞かれたときは「何となく」と答えるわけですが、それも間違いではないのです。