思えば、私の音楽リスナとしてのキャリアが、それなりの歳月を重ねてきました。
私の書く文章には、頻繁に「思えば」との書き出しがあります。
ロックバンド「D」の楽曲「太陽を葬る日」の歌詞に影響されたものです。
2015年には、こちらの記事に出会いました。
知らない間にまたいだ何かのライン | Word Piece >>by Tak.
なんとなく、忘れられない記事です。
長く、私がリスナであることと、呼応するのかもしれません。
好きなバンドが解散することがあります。
活動を再開することがあります。
変わらずに活動を続けていることもあります。
リマスタリングして再発されたアルバムの、オリジナル盤を聞いていることがあります。
若いミュージシャンがカバーした楽曲の、オリジナル版を聞いていることがあります。
若いミュージシャンが語る「影響を受けたアルバム」に、私も影響を受けていることがあります。
もう若くない、という言葉からは、震えるような、豊かな感動を覚えるようです。
とはいえ、先にご紹介した記事によれば、私は、二十分の半身浴は苦痛ですし、がんもどきより、しょうが焼きの方がずっとよいです。
またぐ予定のラインは、まだ何本もあるようです。
何の話かといいますと、私は毎年、その年でよかった音楽アルバムを、三枚選ぶことにしているのです。
今年も、素晴らしい音楽にたくさん出会うことができました。
以下、
アルバムタイトル / アーティスト名
でご紹介します。
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outcome / onomono
真っ直ぐで、ハードで、私の好きなテクノです。
日本人の、ベテランのアーティストの方のようですが、大変に残念なことに、私は、今年まで存じ上げていませんでした。
まだまだ、私の知らない音楽がたくさんあります。
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Outside of Melancholy / fhana
また今年も、明るくて、楽しい音楽を作る方々に出会えました。
一年間、繰り返し、伸びやかな気持ちをもらったアルバムです。感謝です。
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Exhibitionist 2 / Jeff Mills
おや、と思われたでしょうか。ご想像の通り、私たちの敬愛する Jeff Mills の、DVD作品です。2015年の、有数の話題の一つでした。
DVDを主とするパッケージではありますが、音楽CDも同梱されています。こちらも素晴らしいアルバムになっています。
こちらのDVDは、近所のCDショップで購入しました。レジに持ち込んだときに、店員さんから、「あ、ジェフ・ミルズお好きなんですか!?」と声をかけられました。
その店員さんが、DVDを陳列されたのかもしれません。こんなに近所にも、古き良きデトロイト・テクノを愛好する人がいらっしゃいました。嬉しいものです。
私が嬉しいかどうかはさておくとしても、このようなことがあると、今後も、インターネットではない、実際の店舗に足を運びたくなります。
終わりに
本文中、「変わらずに活動を続けていることもあります」と書いたところがありました。
はじめ、「続けていることも、もちろんあります」と書いたのですが、読み返して、修正しました。
変わらずに活動を続けられることは、ほんの少しも、「もちろん」なことではない、と思い直したためです。
BUMP OF CHICKEN の楽曲「才悩人応援歌」から言葉を借りるなら、「生活は平凡です。平凡でも困難です。星の隅で、継続中」なのです。
私は日常が好きです。
こちらの記事は、私が何度も何度もご紹介させていただいているものです。
日常を支えるという非凡な能力 | Notebookers.jp
これをお読みの方も、そうでない方も、また、私が出会ったことのある方も、そうでない方も、皆さま、私の好きな日常を少しずつ支えてくださり、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。