『IDEA HACKS!2.0』(小山 龍介、原尻 淳一)を読み進めています。
取り上げてみたい部分がいくつかありますので、読了後にはきちんとした形でエントリにしたいと考えています。
今回は内容に深くは関わらない方向から一つ、触れてみたいと思います。
Webサービス、「ザ・インタビューズ」
同書で「ザ・インタビューズ」というサービスが紹介されています。
引用いたします。
このサービスは誰かにインタビューされ、それに答える仕組みです。ここに登録すると、いろいろな質問がやってきます。それに答えていくことで、インタビューページができあがっていくサービスです。といったものです。
本書の中でこの「ザ・インタビューズ」がどういった文脈で現れているのかについては、注意深く見ておく必要があります。
今回はとりあえず、これだけ取り出して見てみます。
さて、私はこのサービスをどこかで見た記憶があります。
確かR-styleの記事のはずです。
早速、私のEvernoteの「archive」ノートブックを、「rashita.net インタビューズ」で検索してみます。
見つかりました。
R-style » インタビュー交換サイト「ザ・インタビューズ」に登録してみた
rashitaさんが考える「インタビュー」
同エントリから引用します。
なんだかんだいって「インタビュー」されるのはとても面白い。質問は枠を与えてくれる。
その枠に向かって自分の中のモヤモヤとした考えを流し込む。すると、一つの「形」になる。
自分一人ではなかなか形にならなかったであろうことが、質問によって引き出され、そして他人に説明するという過程で成形される。
こうして出来上がったものを見返すと、「あぁ、自分はこういうことを考えていたのだな」と発見できる。元々の「自分」や「自分の考え」などはそれ自身ではっきりしているものではなく、質問に答える過程において、私たちの意思が関わらないところで成形されていくものだということです。
「勝手に」成形される
ここからは私の考えです。
多少飛躍がありますが、実はこのあたりに私がブログを書く大きな動機があります。
ある質問に一言で答えると、どうしても自分の考えを完全に表していないように感じてしまいます。
これは上記の通り、もともとの「自分の考え」は頭の中だけにしかない以上、どうしてもモヤモヤとしたものになっているためです。これは本質的にどうしようもないことです。
どんなに言葉を尽くしても、そもそも完全には表現できないものだと思って間違いありません。
しかしたくさんの言葉を用いれば用いただけ、完全に近づけることができます。
私は日常生活で、人から質問されて返答したときに、「言葉」が自分の考えや伝えたいことと異なってしまうのが不満でした。
一言では伝えられませんので、ブログを書こうと思いました。
もちろんこれも完全ではありませんが、ブログなら少しでもそれに近づくように記述できるのです。
インタビューへの回答
これまでの話を総合すると、
- 一言で答えると、不正確になる
- 長かったら、インタビューにならない
ことが言えます。
おそらくこのあたりのせめぎ合いが、質問と回答の手続きを面白くしているのだと思います。
つまり、短く答えようとすると、ほんのわずかな一面しか表現できない言葉をむりやり持ってくることになり、それが「自分はこういうことを考えていたのだな」という意外な発見につながる。一方、長く答えようとすると、結局完全には表現できないことを、何とかそうしようと苦労することで、やはり見えてくるものがある。
こういうことでしょう。
そうであるなら、「ザ・インタビューズ」上で短く回答し、同じ質問にブログ上で長く回答することで両方のメリットを享受できます。
というわけで、後ほど「ザ・インタビューズ」に登録してみます。
そうであるなら、「ザ・インタビューズ」上で短く回答し、同じ質問にブログ上で長く回答することで両方のメリットを享受できます。
終わりに
というわけで、後ほど「ザ・インタビューズ」に登録してみます。
