本ブログでは、特に説明なしにKJ法の名前を出していましたが、この辺で一度触れておこうと思います。
KJ法は、アイデア発想や思考整理に活用できる手法です。
といいつつ、KJ法を理解するには以下の記事を読んでいただけば間違いありません。
シゴタノ! — KJ法がもたらすもの、あるいは凡人のための発想法
本エントリでは、こちらの記事を元にまとめてみたいと思います。
KJ法の手順
KJ法ではカードを使います。
第一には、テーマに沿ったアイデアを、カード一枚につき一つずつ書きます。これは思いついた順に、ちょうどブレインストーミングを行うように書いていくのが良いかと思います。
第二は、それらのカードをグループに分けます。このグループとは、普通想像されるような既存のものでない方が良いとのことです。
このことは、上記記事内で参考として紹介されているページに書かれています。
KJ法について
分類作業にあたっては先入感を持たず、 同じグループに入れたくなったカードごとにグループを形成するのがよい。グループ作りでは、カードを分類するだけでなく、それに適切なグループタイトルを付ける作業も行います。もちろんそのままタイトルに使えそうなカードがあれば、それを据えても構わないでしょう。
第三は、テーブルの上で、関係がありそうなグループを近くに配置します。このとき、陽に関係を示したい場合は線を引いたりします。
そして第四は、テーブルの上に置かれたグループを一筆書きします。
そのたどった経路で、文章が書けるということです。
計算量の改善
この第三と第四の手順で何が起きているのかがわかりにくいのですが、先ほどのページから引用して説明してみます。
文章表現の場合、文の前後に2つの文しか置くことができないが、カード配置の場合、2次元空間での配置となるので、隣におけるカードの数が増える。第三の手順では、関係がありそうだと思ったグループをどんどん近くに置くことができます。それにより、少なくともまったく関係のないグループ同士のことを考慮の外に置くことができます。
そしてそのことが、最終的な第四の手順で「一つのグループに直接関連付けられるのは、前後に置く二つのみ」という難しい制約を達成しやすくしています。
言いかえると、頭の中で考えをこねくり回す負担を小さくしているのです。
(計算量の観点から言えば、劇的に少なくしています。)
この第三の手順の存在が、KJ法の中でも特に秀逸です。
KJ法 Lite
以上がフルサイズのKJ法です。
しかしもう少し手軽に、KJ法の思想だけを拝借してくることも考えられるでしょう。
例えば、
- 一切合切を書きだす
- 分類する
- 並べ替える
- 成果物の土台になる
何よりも、「分類して並べ替える作業は、書きだした後である」ことを理解するのが重要です。
つまり、書きだしている最中には分類などのことは考えないようにするのです。
自明ですが、カードを使うことは本質ではありません。
先のことだけ意識しておけば、別に普通のノートでもテキストエディタでも構わないでしょう。
終わりに
どうも本エントリはまだ続くような気がします。