情熱の矛先を決める!「手段」が「目的」になったときこそ最高!! | jMatsuzaki
以前の私のエントリでは、この「手段」や「目的」の言葉について少し考察しました。
実は、そちらの記事を基に考えたことが別にありますので、今回はそれについて言語化してみたいと思います。
説明がつかない
先に掲げた記事について、特に本エントリで参考にしたいのはこの部分です。引用させていただきます。
私は時に人から「汝、作曲なんぞをして、何を成し遂げようと言うのか!?」と聞かれることがありますが、そんな時は大変戸惑い、そして動揺します。
なぜなら「作曲するために作曲している」というこの状態を、誤解なしにどう完結に伝えれば良いか分からないからです。少し脱線しますが、私がこちらを読んだときの感動といったら、それはもう筆舌に尽くし難いものがあります。私にもこういった状況は多々あって、つまり、どんなに工夫しても人に説明できないようなことです。私がおかしいのかとも思いましたが、同じことを考えている方がいらっしゃいました。大変に心強く感じます。
車の運転
上記のことと直接に合致するわけではありませんが、私の話をいくつかします。
私は車を運転する機会が多くあります。
もうしばらく前のことですが、免許を取りたてのころは運転というものが大嫌いでした。
それでも継続して車を運転していたのですが、あるときから今度は運転が好きになりました。このころは、いろいろと運転について考えたり、積極的に運転したりといった生活を送っていました。
ところが、そのような生活を続けていると、またあるときから運転について何も思わなくなりました。好きでも嫌いでもないし、考えることも特にありません。ただ毎日、運転を続けるだけです。
Evernote
次はEvernoteの話です。
大きな可能性を感じてEvernoteを利用し始めましたが、やはり使い始めたばかりのころは試行錯誤の連続で、「まだまだEvernoteを使えていない」と考えていました。
しばらく使ってくると、Evernoteについて考えることや語りたいことがたくさん出てくるようになりました。「Evernoteはこうあるべきだ!」とか、そういったことです。
そして最後です。現在まで継続してEvernoteを使い続けていますが、今は特に言いたいことはありません。もちろんEvernoteが無くなっては困るのでしょうが、そもそも「無くなったら」などとも考えません。ただ毎日使っているだけです。
それ以外にも
ここで、先に掲げた引用文の話に戻れます。
おそらく上に書いたようなことが理由となるのだと思いますが、人に「なぜEvernoteを使うのか」と尋ねられた場合、これがどうしてもうまく答えられません。これだけ毎日利用していますので、人からは、何か大きな理由や壮大なこだわりがあるように思われるのですが、特に何もありません。
いえ、もちろんEvernoteに対する強い情熱のようなものはあるのですが、わからないのです。
「Evernoteを使うためにEvernoteを使っている」が、一番しっくりくる回答なのです。
そして、他にもここでのEvernoteのようなことはたくさんあります。
私はモレスキンやiPhoneも好きです。どちらもそこそこ長い付き合いです。
そして、「なぜモレスキンを使うのか」と尋ねられれば「モレスキンを使うため」なわけです。
新しいツール
ここから、冒頭に掲げた記事とは少し違う方向に進んでみます(が、本質はそう変わらないはずです)。
参考にするのは以下の記事です。
シゴタノ! — ロディアを使い始めて改めて気づいた大切な2つのこと
引用いたします。
ロディアに限らず、新しいツールを導入するときにありがちな高揚感にヤられているだけではないのか、と思ったからです。何かしらの新しいツールを導入すると、何となくの目新しさからか、「このツールで生産性が大きく上がった!」と錯覚することがある、といった話かと思います。
つまり、ツールが目新しく感じられなくなるまで待って、本当にそれが生産性を高めているかを確認する必要があると言えるはずです。
ここで私が考えたのは、その判断基準の一つとして、これまで述べてきた「Evernoteを使うためにEvernoteを使っている」状態に至っているかどうか、を用いることができるのではないかということです。
ここでの「判断基準」が指すのは、「ツールが目新しくなくなったかどうか」なのはもちろんですが、「本当に生産性が高まっているかどうか」であっても構わないと思います。
これは要するに「生産性が高まった」をどう解釈するかの問題になってしまうのですが、本ブログでは「四年に一度の話」のエントリで近いことを述べているため、ここでは割愛します。
終わりに
私は吉野家の牛丼をよく食べるのですが、それも本エントリと同様の話になります。