歩くこと、同じ姿勢をとり続けないことは、健康のために、果ては長くプログラマを続けるためによいそうです。
すぐに影響され、Fitbit Inspire を買いました。肌身離さず付けていて、計測された睡眠時間など、ぴったり合っていて驚きます。歩数も測っています。自分は一日にけっこう歩いているとわかり、安心しました。外に出て体を動かすのは基本的に嫌なのですが、少し多く歩いてみてもいいかなという気になります。
記録をとって見返すことで、心穏やかに生活していられることがあるのです。
2019年には、万年筆を一本購入しました。LAMY の aion です。普段使いの万年筆が三本になりました。LAMY aion、LAMY CP1、Faber-Castell Ambition です。
三本あると使用の幅が広がり、かなり自由な感じになります。長く使い続けることのできる道具には、こういう感じがあります。
万年筆が増えたのにあわせて、ペンケースも新調しました。つくし文具店のつくしペンケースです。万年筆と、名刺サイズの情報カードを十枚ほどと、ニベアのリップクリームを入れています。
トラベラーズノートにはジッパーケースをセットするようになりました。
毛糸のジッパーケース、スタンダードエディション(パステル) | Notebookers.jp
大変に素晴らしいものです。作られる人を本当に尊敬します。
私はニベアのヘビーユーザで、ハンドクリーム、リップクリーム、ボディソープをニベアで揃えています。今年から、ハンドクリームにニベアソフトも使い始めました。通常のニベアクリームも併用しており、それぞれに使いどころがあって面白いものです。
急に空間系のエフェクタに興味が出て、BOSS の RDD-10 と SE-70 を買いました。ハーフラックです。なんとなく知ってはいたものの、ディレイというのは機材によってまるで違って鳴ります。誰かに教えられたのではありません。私が自分で発想しました。
ヘッドホンも新調しました。外出用に、AKG の Y500 WIRELESS です。自分にとっては初めてのワイアレスのヘッドホンです。ヘッドホンのケーブルがなくなるとこんなに楽なのかと思います。自宅用には、audio-technica の ATH-AD500X です。自分にとっては初めてのオープン型です。
何の話かといいますと、私は毎年、その年によかった音楽アルバムを六枚選ぶことにしているのです。
さっそく、始めます。
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『Night Flow』 / パソコン音楽クラブ
夜の街を歩くとき、言葉にならない感慨のようなものを覚えることがあります。言葉にならないから、やりとりすることはできないと思っていました。インストの楽曲でなら、表現できたようです。
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『Water Memory / Mount Vision』 / Emily A. Sprague
アンビエント・ミュージックをやる人は、なぜだか自然の様子をテーマにすることが多いような気がします。
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『Out of Hue』 / Sleepland
本当に、音楽というのは、作る人によっていろいろな音楽があります。インストゥルメントなので、生まれ持った声が違うとかではありません。明確な旋律があるわけでもありません。それでも、その人にしかない音楽ができあがります。
何度気づいても感動します。
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『海と宇宙の子供たち』 / Maison book girl
同じように、複数の人で作っていても、その人たちにしかない音楽ができあがります。真剣に作っておられるからでしょうか。
なるほど、その人らしさというのは、真剣に歩いている、ぎりぎり後ろにできるものなのかもしれません。足跡のようなものです。
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『New Young City』 / For Tracy Hyde
どのアルバムにも、言葉にならない感慨のようなものがあり、各々ですべて異なった感情のようです。言葉にならない感慨、と言葉にしてしまうと一言で済んでしまうのですが、実際には無限の精度があります。無理数のようなものです。
感情というのは、言葉よりも豊かです。それを忘れずにいるために、新しい音楽を聞き続けるのかもしれません。
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『Human Dignity』 / 摩天楼オペラ
ですので、まったく違った感動があります。ジャンルが違うからではなくて、アルバムが違うからです。真剣に音楽を作っている人がいます。
終わりに
ヘッドホンを新しくしたためか、ライブやイベント、クラブにもよく足を運びました。ライブに行くと、拘束されて、真剣に音楽を聴くことになるのがよいところです。拘束されて他のことができず、一つのことに集中する経験は、健康のためによいことのような気がします。
書籍『わたしは不思議の環』(ダグラス・ホフスタッター 著, 片桐 恭弘 訳, 寺西 のぶ子 訳)にありました。
要するに、ループが生んだ驚くべき新しい構造は、原理的には基本のループとその性質から導出可能だが、実際には別種の「固有の生命」を持っている、新たなレベルの存在を作り出すのだ。毎年同じことをしているようで、記録をとって見返してみると、たくさん新しいことをしていました。いろいろと買ったものは、いずれも、私の行動と思想を変化させるものでした。
他方で、記録をとっているのは Evernote ですし、メモをとっているのは名刺サイズの情報カードですし、この文章を書いているのはポメラです。変わらずに使い続けている道具も、たくさんあります。いずれも、私の行動と思想を、変化させないものでした。いや、変化させるものだったのかもしれません。
すべてのループが私の日常です。私は日常が好きです。
私の好きな記事をご紹介します。
日常を支えるという非凡な能力 | Notebookers.jp
このエントリをお読みの方も、そうでない方も、私と関わりのあった方も、そうでない方も、私の好きな日常を、少しずつ支えてくださっています。
ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。