2017年12月31日日曜日

three albums of the year (2017版)

Clip to Evernote
道具を使い込んで、手を動かしているうちに、何かができあがってくる、わかってくる、ということがあります。手を動かして、道具を使い込むようにありたいものです。

道具を使うことについて、よく考えた一年でした。

特殊な道具ではありません。テキストエディタや、PCのキーボードなどです。
例えば、プログラマにとっては、タッチタイプができることが必ずしもベストなわけではないと、気づきました。コマンドを、いかに間違えずに素早く打ち込むか、ということです。
いわゆる、ホームポジション、タッチタイプといった、文章を書くときの常識と、プログラマの常識は、一致しなくてよいのかもしれません。自分なりに、道具を使い込むことです。PCのキーボードをタイプするだけでも、気づくことがあるものです。

不思議なもので、毎年、いくつかは新しく気づくことがあります。学ぶことがあります。文章を書くことがなければ、思いいたりませんでした。どうも、説明しにくい感覚です。

文章を書くことの道具は、ポメラです。ちなみに、タイピングのときには、ポメラならではの指の動きもあります。
PCの通常のキーボードよりも、ポメラの方が、文章を書くのは早いはずです。また、ポメラで実践できないのでなんとも言えませんが、通常のPCのキーボードの方が、コマンドを打ってUNIXやメインフレームOSやEclipseを操作するのは、早いはずです。

道具を使うことに、自分なりの気分のよい方式を見出しているのでしょう。
やはり、説明しにくいものです。あるいは、説明しにくいことほど、なんとか文章にしたいと感じるのかもしれません。

何の話かといいますと、私は毎年、その年でよかった音楽アルバムを、三枚選ぶことにしているのです。
さっそく、始めます。



『Nost』 / Ellen Allien

いつまで経っても、私はミニマルテクノが好きです。私の好きな音楽です。

昔と比べると、ミニマルテクノという言葉を聞かなくなったような気がします。強調する必要がなくなったのでしょうか。悪いことではありません。



『image』 / Maison book girl

音楽アルバムというのは、具体的に、瞬間に鳴っている音とは、別のものを表現することができます。ある程度の長さがあるためでしょう。平たく言うと、空気感とか、世界観とか、雰囲気とか、そういったものです。なかなか、平たくにしか言えないのが、難しいところです。

Maison book girl の音楽を好きになった年でした。



『Elektrac』 / Shobaleader One

こういったインストで、気分が盛り上がるといいますか、訴えかけるものがあるのが、私は好きです。人間は、意味ではないものも読み取ることができるのです。

それに、日本で生演奏を見られるとは思いませんでした。


終わりに


こちらの記事を読みました。万年筆のことです。

何でそんなことに夢中なの? (gofujita notes)

各々が、自分なりの熱中を見出しているのだ、とは、正しく、綺麗な回答ではあります。同時に、初心者にとっては、突き放されたものでもあります。自分にとっての熱中を、実際に見出してみないと、なかなか、納得しがたいものでしょう。

それでいて、どういった事情で熱中しているのかわからないのに、熱中していることだけは伝わるというのは、すごいことです。素晴らしいことでしょう。インタフェースとはこういうものなのか、とすら思います。
熱中している姿を観察できることは、初心者が、自分なりの楽しさを見出すことのできる未来の、第一歩です。

私は日常が好きです。

私が何度もご紹介させていただいている記事があります。文章を書くことを続けてきてよかったと思います。

日常を支えるという非凡な能力 | Notebookers.jp

この文章をお読みの方も、そうでない方も、私と関わりのあった方も、そうでない方も、私の好きな日常を、皆さまが少しずつ支えてくださっています。ありがとうございました。

これからも、よろしくお願いいたします。