はっとしました。作品とは未来に渡って残り続けるもので、未来に意味がわからなくなるかもしれない対象を入れ込むのは、私はよくないことのように思っていました。何か、どこかから押しつけられた規範性だったのかもしれません。自分で自分に押しつけていたのかもしれません。言いしれぬショックがありました。
十年後にはなくなってしまうかもしれない対象を、歌っているご自身が自覚して、「なんかいいよね」と感じながら真剣に向き合っていらっしゃいます。とても感動しました。
考えてみれば、ロックバンドのシドの楽曲「夏恋」には、次のような歌詞があります。
「次に繋ぐ 赤外線は きっときっと赤い糸」
「初めての食事の誘いや バースデイ返事のありがと 喧嘩の後のごめんなも 鍵つけたの二度見どころじゃない」
当時のフィーチャフォンには、赤外線通信で連絡先を交換する機能がありました。メールボックスがいっぱいになると、古いメールから勝手に消えていったりしてしまったため、消えてほしくないメールには鍵をつける機能がありました。ありましたというか、それが当たり前でした。
確かに、今聴いても、なんかいいなと思います。赤外線通信で連絡先を交換したり、メールに鍵をつけたりする、なんというのか、機微のようなものは、確かに失われてしまいました。それでも、なんかいいなと思います。
小林明子さんの「恋におちて -Fall in Love-」には、なんといっても「ダイヤル回して 手を止めた」があります。ダイヤルを回しかけたところで手を止める時間の猶予は、今ではありません。
西田幾多郎先生の『続思索と体験』には、次のような一節があります。
而もそれらの偶然性がその人々の一生の運命を定めて行くのである。小さなアイロニーといえば、小さなアイロニーというべきであろう。しかしそれは耐え難い人生のアイロニーだ。而して我々は日常かかる人生のアイロニーに弄ばれているのだ。現代には現代の、ため息のようなアイロニーがあります。人生があります。大切なことに気づいた一年でした。
何の話かと言いますと、11月といえば自分の好きなブログを告白する月なのです。
さっそく、始めます。
*
Chips with Everything
私も、本と言葉と、フレーズと抜き書きが大好きです。
万年筆とコーヒーも好きです。
*
ならずものになろう
惜しくて、悔しかったかと思いますが、今年のマリーンズは格好良かったと思います。
カープファンの私も、マリーンズのポストシーズンを楽しみにしています。
それから、小窪を暖かく迎えてくださり、ありがとうございました。
*
R-style – Sharing is Power!
インテグラルな捉え方とは、世界そのものです。
人生のアイロニーと、小さなライフハックがあります。世界を改変する力があると、私も信じています。
*
ディレイマニア
外食が少しずつ再開され始めて、私も嬉しくなりました。
ハンバーガーの記事が好きです。
*
tadachi-net 出張所
そこまで言われると、私もダイソーの情報カード(名刺サイズ)を買ってみたくなります。
ライフの名刺サイズの無地を、私は使っています。
*
iPhoneと本と数学となんやかんやと
今年は、WordPressから静的なWebサイトに移行されたとのことです。
いつも新しいチャレンジがあります。素晴らしいことです。
*
涯てお茶
Be as happy as sunlight, as untamable as the sea.
私も手帳に書いてみました。ラミーのブルーブラックです。
*
Word Piece
苦労だけでなく、多くの感動も、ノンリニアとリニアの変換のさなかにあるはずだと思っています。
あるといいなと思います。
*
重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
真剣に本を読んで、ブログを書いている方がいらっしゃいます。
未来に渡って残り続けると思います。
*
鷹の爪団の吉田くんはなぜいつもおこったような顔をしているのか
ブログ10年、おめでとうございます。
*
gofujita notes
私も、偶然を大事にしていたいといつも考えています。
道具と技術は、偶然を大事にするためのものでありたいと思います。
終わりに
今ここにある、大切な偶然とアイロニーを、私はブログに書こうと思います。