RAYの楽曲「読書日記」には、次のような一節がありました。
未完成を繰り返す物語、倉下忠憲さんのメールマガジン、「Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 2023/12/18 第688号」を読みました。
ただここで、ただいまを、
優しく、間違って、生きること
透明なあの夢は模倣した、
いつまでも、僕たちは、
語り、語られ、
続く、夜へ、
さよなら
メルマガ | R-style
2023年の読書の振り返り / 小説部門 / アニメ部門|倉下忠憲
今年に読んだ本から、私も、十冊を選んでみました。びっくら本といいます。今年もよい本をたくさん読みました。よい読書をたくさんしました。
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『西田幾多郎講演集』(田中 裕 編)
未完成と完成を繰り返す物語です。
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『音楽と生命』(坂本 龍一 著, 福岡 伸一 著)
未完成と完成を繰り返すというのは、普遍なことです。生命です。
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『コマとジャイロ ―回転体の科学と技術』(ジョン・ペリー 著, 森 博嗣 監修, 高島 直昭 訳)
生命は、非情だけれど優しいものです。科学と技術に似ています。
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『学習の生態学 ――リスク・実験・高信頼性』(福島 真人)
科学と技術には躍動があります。間違いがあるから、生命の躍動です。
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『伝わる英語表現法』(長部 三郎)
文法を読んでいる間だけは、私がいることを疑う余地がありません。
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『本を書く』(アニー・ディラード 著, 柳沢 由実子 訳)
文法を書いている間もそうです。
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『オメガ城の惨劇 SAIKAWA Sohei’s Last Case』(森 博嗣)
長く、本を読んできてよかったと思います。
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『鵼の碑』(京極 夏彦)
いつまでも、私たちが、語り、語られる本があります。
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『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(高橋 昌一郎)
語り、語られる物語があります。
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『作家の仕事部屋』(ジャン=ルイ・ド・ランビュール 著, 岩崎 力 訳)
私の心だけは、置いていきません。
終わりに
文法を追いかけ追いかけられているというダイナミクスの中に、私があります。これだから読書というのはやめられません。Hey! Say! JUMP の楽曲「そっと鏡にキスをした」には、次のような一節があります。
そっと鏡にキスをしたりこそっと如雨露で虹を作ったりするようなものです。
こそっと如雨露で虹を作ったり
笑わせたいよ
私だけを
置いていかないよ
心は