2014年12月14日日曜日

2014年の<びっくら本> #mybooks2014

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こちらの記事を読みました。

R-style » 【企画】2014年の<びっくら本>を募集します #mybooks2014

今年も様々な面白い本に出会うことができました。

書籍に限らず、何かのコンテンツをひとつ紹介して、それについてのコメントを書くことが、私は得意ではありません。これは、私がブログを書く動機でもあります。

いきおい、各々の書籍に対してのコメントは簡素なものになってしまうものの、私が、この書籍を紹介したいと思う熱意には関係ないものです。

いずれの書籍も、熱意を込めてご紹介いたします。

以下、
『書籍タイトル』 / 著者名
で表現します。

訳者名、出版社、サブタイトル(のようなもの)は省略とさせてください。

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『無限の始まり』 / デイヴィッド・ドイッチュ

間違いなく、2014年で一番の本です。一番というのが何を意味しているのかは、自分でもわかりません。
読み始めたのは2013年の終わりごろで、読了まで半年くらいかかりました。

この先何年も読み返す本だと想像します。

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『ケインズかハイエクか』 / ニコラス ワプショット

経済学の本ですが、人間ドラマの本でも、現代社会の本でもあるようです。

ケインズと、ハイエクと、ケインズ的な考えと、ハイエク的な考えが描かれています。

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『あなたは今、この文章を読んでいる。』 / 佐々木 敦

文学の本、というのがよいでしょうか。歴史的な意味はありません。
メタフィクションの技法に着目し、それを進めた表現として、パラフィクションという概念を現代に提案しています。

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『哲学入門』 / 戸田山 和久

哲学の本です。間違ってはいませんが、誤解を生みそうな表現です。
哲学についての本ではなく、哲学の本だということです。

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『生物と無生物のあいだ』 / 福岡 伸一

当エントリにある本の中で、人にお勧めするとしたらこちらでしょうか。
ひとつの理由は読みやすいためですが、もちろん、多いに示唆に富む本です。

著者の福岡さんの「動的平衡」の考え方には、強く感銘を受けています。

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『文明崩壊』 / ジャレド ダイアモンド

古今東西の文明の興りと、崩壊について調べた本です。
多くの分野の知識を、ひとつのテーマに向かわせているという意味で、抽象的にも興味深い本です。

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『数覚とは何か?』 / スタニスラス ドゥアンヌ

視覚、聴覚などと同じ位相に、数覚の存在を提案した本です。
数学と、認知科学の知識が織り込まれています。認知科学の本で、扱っているテーマが数学、といった感じでしょうか。高度な数学の知識には指向していません。

数学的、といったときに想起される独特の感覚について、手ごたえをもって考えられるようになります。

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『コンテナ物語』 / マルク・レビンソン

コンテナ輸送にまつわる話です。
広く言えば、世界が変わった場面が描かれています。狭く言えば、人間ドラマが描かれています。

世界が変わるところと人間ドラマとが、似ているということです。

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『タテ社会の人間関係』 / 中根 千枝

お勧めしたい本の二冊目です。

誰しも毎年一冊くらいは、もっと早く読んでおくべきだった、と思う本があるものです。
私はこの本でした。


終わりに


タイトルに #mybooks2014 を入れるというのは、いったい何のことなのでしょうか。
#で始まる行はコメントアウトであることが多いはずです。

それから、「ビッくらポン!」には、私は当たったことがありません。
周囲の人が当たっているのはよく目にします。機械がない席に通されることも多いです。