2012年6月30日土曜日

思い出話

Clip to Evernote
こちらの記事を読みました。

シゴタノ! TC022:3日前の自分は何をしようとしていた?

記事自体はとても素晴らしく、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思っていますが、本エントリでは、記事中にあった一節から考えたことについてを書いてみようと思います。
つまり、内容としてはこちらの記事とは異なるものになります。

今回はそんな話です。


基本方針


件の記事から引用いたします。
私のタスク管理の基本路線は「ほんのちょっとずつたくさんのことをたくさんの日数で」というものです。そうできない仕事は基本的に引き受けないのです。
佐々木さんという方が、ご自身の持つ様々なタスク管理の方法について俯瞰した一言です。
佐々木さんが取り扱うタスク管理術や仕事術の多くが「たくさんの日数で、少しずつやること」に沿って設計されている、と私は理解しました。

私は、佐々木さんが書かれた書籍や記事をいくつか読んだことがありますので、上に引用した文章を読んだときは、「ああ、なるほど」と感じました。
(この「なるほど」には、私にも説明できないような、いろいろな納得が含まれています。)


自分にとって


そこではたと、では、自分にとっての仕事術やライフハックは、どのような言葉で俯瞰できるだろうかと考えました。

この疑問に対しては、よく見ると考え方のアプローチをふた通りに分けられます。
一つめは、私が良しとするあらゆる仕事術やライフハックに共通して言える性質はあるのか、またそれを日本語でどのように表すのか、とのことです。
二つめは、私はどのような性質を良しとして、個々の仕事術やライフハックを考案しているのか、です。

この二つの間にある違いをわかりやすく言うと、個々のライフハックが先にあるのか、または俯瞰した性質が先にあるのかということです。
本ブログでは過去にこういった話を何度となくしていますので、ここで深入りはしませんが、もし興味のある方がいらっしゃったら、以下のエントリなどを読んでいただけると嬉しいです。

23-seconds blog: KJ法とマインドマップの差異

そして私は、前者「個々のライフハックが先に」あり、そこから自然に何かが積み上がっていくような物事の考え方が好きです。なおかつ、私の行動などもそうなっていることが多いと思っています。


ペダルトーン


それでは、私のライフハックに共通して言えることを考えてみます。
ある面でライフハックを考えることは人生を考えることと等価になりますので、これは非常に重要です。


昔の話


ここで、私が小さい頃の話を一つ思い出しました。

私は、小さい頃野球をやっていました。
今ではすっかり見る方に回ってしまいましたが、当時はそれはもう一生懸命やっていたのです。

ずいぶんと昔のことですので、覚えていることはそれほど多くありません。
しかしその中で、強く、強く心に残っていることがあります。

守備練習で、外野からのバックホームをしていたときのことです。
この練習は毎日欠かさず行われるもので、全体から見てもそこそこに多くの時間が割かれます。野球をやっていた方にはイメージしやすいでしょう。

あるとき、あるチームメートがミスをしました。確か、気の抜けたように見えるプレーだったのだと思います。

そこで指導者の方が、ミスをしたチームメートに言いました。

「一試合に一回ないプレーを練習してるんだ!」

子どもながらに、はっとしたのを覚えています。

確かに、外野からギリギリのタイミングでバックホームすることは、一試合に一度あるかないかといったところです。あるいはもっと少ないかもしれません。発生率で考えるなら、もっと他に時間を費やして練習しておくべきことがあるようにも思えます。
でも、滅多に起こらないプレーを毎日練習するわけです。

その理由はいくつかあるでしょう。
それほどにそのプレーが重要なのかもしれませんし、その練習によってそれ以外のプレーが上達しているのかもしれません。

しかし、一つ言えるのは、本番の試合において、その練習が明らかに役に立ったと実感できる場面はとても少ないということです。
そんな場面があまり発生しないのですから、当然です。

やはり子どもながらに、スポーツってそういうものなのかな、と思いました。
そして今となってみると、スポーツ以外にもいろんなことがそうなのかもしれないと考えるのです。


ライフハック


昔話が長くなりました。

別にこのことを踏まえても踏まえなくても良いのですが、私の考える仕事術やライフハックに共通して言えるのは、「無駄なことをする」です。

ここでは具体的な話はしません。
私がこれまで書いてきた、あるいはこれから書かれるエントリの中に、「無駄なことをする」との要素を感じとっていただけることがあれば、私は嬉しいです。
また、話としてわかりやすくなることもあるかもしれません。


終わりに


野球からはものすごくたくさんのことを学びました。
あるいは、一生懸命やったからかもしれませんが、おそらくその両方でしょう。