2012年11月26日月曜日

私とPRS-T2

Clip to Evernote
先日、下記のエントリを書きました。

23-seconds blog: 「PRS-T2」概観

Sonyの電子書籍端末、「Reader PRS-T2」についての記事をまとめたエントリです。

その中で、eBookUSER でSony Reader用の電子書籍ストアのレビュー記事が、近いうちに公開されるらしい、とのことを書きました。

で、この度そのレビュー記事が公開されたわけです。
こちらです。

あなたに合った電子書店を見つけよう:これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――Reader Store (1/5) - ITmedia eBook USER

非常に大がかりな、素晴らしい記事です。
本当に、こちらを読めばわからないことはまずありません。

そして、この記事の公開を待って、私もそのPRS-T2を購入しました。
何度か使用してみて、大変素晴らしいと感じています。

それから、ちょうど時期を同じくして、このような記事も読みました。

Evernote連携が決め手な「SONY Reader」を買ってよかった5つの理由 : ライフハッカー[日本版]

これらの記事をお読みいただければ、じゅうぶんにPRS-T2について知ることができます。

今回はそんな話です。


ハードウェア


PRS-T2のハードウェアとしての良さは、先に掲げた記事の二つめ、「Evernote連携が決め手な「SONY Reader」を買ってよかった5つの理由」がわかりやすいです。

いくつか見てみます。
第一に、記事タイトルにもあるように、PRS-T2ではEvernoteとの連携が可能になりました。本エントリでは詳細は割愛しますが、私のようなEvernoteユーザには嬉しい機能です。

第二に、PRS-T2には物理ボタンが搭載されています。同記事によれば、入浴中に操作する際にメリットがあるとのことです。確かに、入浴時にはタッチパネルのみのインタフェースだと不便なところもあるでしょう。

ですがこの物理ボタン、個人的には普段使いのときにも価値が感じられています。
PRS-T2ではタッチパネル越しにページを送ることもできますが、それは当然、スマートフォンなどのように画面が指にくっついてくる感覚にはなりません。私は普段スマートフォンなどを使用していますので、その気持ちで画面に触れるとやや違和感があるのです。
それと比べると、物理ボタンでページを送ることには、スマートフォンのときとは違う動作になるためか、違和感を覚えなくなります。

慣れの問題かもしれませんが、とても気分良くページ送りができており、私としては今のところわりと重要な話になっています。

ここまで、先にご紹介した記事から二点を見てみました。これら以外にも、同記事ではPRS-T2のメリットがいくつか挙げられていますので、ご確認いただくと良いかもしれません。

さて、ここから、少し話の方向が変わります。

上で掲げた「PRS-T2の良いところ」とは、要素であり、スペックです。
近頃なぜだかよく聞く「コモディティとスペシャリティ」の話に照らせば、これらのスペックにしか「PRS-T2の良いところ」が見いだせないのであれば、時間とともにその価値は薄れていくことになります。
平たく言えば、「同じようにEvernoteに連携できて、物理ボタンが付いている端末が現れれば、別にPRS-T2でなくても構わないのか」ということです。

この点については、最低限自分の中でだけでも、明確にしておく必要があると思っています。それはガジェット好きの責任と言ってしまっても構いません。

そして、私は今のところ「PRS-T2でなければならない」と考えています。今後、他のメーカからそれ以上のスペックを持った端末が登場したとしても、です。

一応、言葉になりそうな理由が二つほどありますので、つづっておきます。

一つは、私がこのPRS-T2を心底気に入ったことです。
どこがどう、などはありませんが、箱から出したとき、手に持ったとき、電源を入れたとき、使用したとき、いずれも非常に気分の良いものでした。
私には愛機ポメラDM100があるのですが、それとこのReader PRS-T2を併せて、何か「揃った」ような感覚がしたのです。

もう一つは、Sony Readerシリーズが私にとっての先駆者であることです。

今でこそ、電子書籍を読むための何かには、何やらいろいろと選択肢があるようですが、このSony Readerシリーズは、前から、モデルチェンジを繰り返しつつ存在しているわけです。
そして私は、そのモデルチェンジの様子を(すべてではないと思いますが)ウォッチし続けてきました。もちろん、購入の検討のためにです。

現状いろいろとある選択肢とこのSony Readerとを見比べてみると、もう圧倒的に「思い焦がれてきた時間」で後者に分があるのです。乱暴に言ってしまえば、最近現れてきた選択肢は、私の中ではまだ同じ土俵にすら上がれていません。

それは、ある意味で仕方のないことと言えますし、それだけ先駆者になるのは重大なことだとも言えます。
野茂英雄が、iPadが、LUNA SEAが、『アクロイド殺し』が、FastEverが、mini moogが、何年経ってもその分野ですごいように、Sony Readerは私にとって最強で、スペック競争に乗ることはないのです。

現在になってもiPad2が一番好き、という方が世の中にはいらっしゃるようですが、おそらくそれと同じ理屈です。


終わりに


こうなると、私はこのReader PRS-T2を長く使っていきそうな予感がします。