2012年12月1日土曜日

季節はずれのキショウブ

Clip to Evernote
このところ、とても寒くなってきました。
以前もどこかで書きましたが、私は寒いのが苦手です。
(冬は嫌いではありません。)

すると、毎日の生活の大変さとも相まって、この時期は一日一日を積み重ねていくことに苦労します。ちなみに、私の生活が人よりとても大変なわけではありません。誰もが、それなりに大変な毎日を送っていると思うのです。

特につらいのは朝です。
私の場合は、家を出て、歩いているときに最も寒さを感じます。寒さに耐えながら、そして今日の大変さを思いながら歩くのは、決して楽な作業ではありません。
きっと、多くの方にとっても同様でしょう。

しかし、私にはライフハックがあります。
さらに言うと、「私にはライフハックがある」と私は心から信じています。ですので、ライフハックを持ってくれば何とかなるはず、との想定のもとにものを考えられるのです。

このことは、良くもあれば、「すべてのものが釘に見える」のように悪くもあります。ここは忘れてはいけない部分ですが、それを言っていると話が先に進みませんので、ここでは良いものとしておきます。

話を戻すと、「憂鬱で寒くてメランコリックな朝をなんとかするライフハック」についてです。

そこで私が考えたのは、「斜め上を見て歩くこと」です。
そうすると、少し前向きな気持ちになって歩いていくことができます。

今回はそんな話です。


小さな


アシタノレシピ」とのブログメディアに、「小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋」という連載があります。

小さく踏み出す!アシタノミニ処方箋

私はこちらの連載がとても好きです。

「簡単に試せるような小さな工夫を紹介」との言葉通り、確かに一つ一つは大したことのないものです。物事をうがって見るのが好きな人には(そんな人がいるかどうかはわかりませんが)、何の価値のないものに映ることでしょう。

少しだけ例示させていただくと、「入ったことのないお店に行ってみる」「席を離れる前にメモを書いてみる」といったものです。何か壮大な話が展開されるわけではありません。

しかし、それでいて、その一つ一つにまつわる話には納得させられますし、その上で実践してみるのも容易です。そして、納得して、信じて、実践してみると、たぶん毎日は良い方に変わっていきます。

ここで興味深いのは、たった今挙げた三つ、
  • 納得する
  • 信じる
  • 実践する
は順不同であることです。そして、気になるのは「信じる」の部分です。
どんな順番でも構わないので、どこかのタイミングで「信じる」が入ることで、きっと幸せがあると思うのです。

ちなみに、私は性格的に「信じやすい」ので、ライフハックの価値を大きく享受できるのかもしれません。逆に、私が先のように「毎日は良くなる!」と高らかに言えるのは、単に私が「信じやすい」だけなのかもしれません。

それでも、私は信じています。少し前向きになって、歩いていきます。

それから、同じ「アシタノレシピ」さんで、こちらの記事を読みました。

ある1つの仕事術を得た農夫の話。

とても感動しました。素晴らしかったです。

話としては、記事タイトルのとおり「ある一つの仕事術を得た農夫」にまつわる物語です。
もう少しだけご紹介させていただくと、
『これは、魔法のノートとペンなのです。このノートに、一日でやりたいことを書いてみてください。すると、紙に書いたことはその日のうちに終わるでしょう。』
という魔法にかかった農夫の物語です。

この物語も、一見すると「そんなにうまくいくはずがない」とも思えます。
記事の「あとがき」と題された節にも、
それだけで、君の今日は変わるからさ。
との言葉がありますが、そんなに簡単に「今日」が変わるはずがないようにも考えられます。

しかし、私が斜め上を見て歩いたら少し前向きになれて、今、それの価値を心から信じているように、先の記事の「ある一つの仕事術」で、本当に一日は良くなります。

ここには、少し前の話を伏線にして、重要なことが隠れています。

私が斜め上を見てみたのは、ほんの思いつきでした。
朝が寒くて、小さくなって歩いていたときに、もう少し上の方を見て歩いてみたらどうかと思ったのです。自分と世界の境目を、きちんと感じておこうと思ったこともあります。
そうしたら、思いのほか効果があって、それを信じるようになりました。

一方の「農夫の話」では、農夫が一つの仕事術を信じたのは、魔法の力によるものでした。つまり、効果を実感するより前に、信じていたのです。

これが伏線の回収に相当します。すなわち、順不同なのです。

そのため、私がここまで述べてきたことは決して、「信じれば、ライフハックには価値がある」といった話ではありません。乱暴に言ってしまえば、信じることは、ライフハックにとってそれほど重要ではありません。

とはいえ、せめてどこかのタイミングでは信じたいと私は思いますし、きっとその方が少し幸せになれると思うわけです。

これは、私が信じやすい性格であるため、それをなんとか正当化しようとしているとも解釈できます。
すると、私は物事をうがって見るのが好きな人なのかもしれません。


終わりに


キショウブは春の花ですので、季節はずれでした。

キショウブ 花言葉

私は信じる者です。