2012年10月21日日曜日

彼を見る私

Clip to Evernote
彼は驚きました。

「ポメラとEvernoteが連携……!」

彼が読んでいたのは、こちらの記事です。

【PC Watch】 「ポメラDM100」がファームアップデートでFlashAir対応に ~無線LAN経由でEvernoteへのアップロードが実現

記事には、ポメラDM100がFlashAirに対応し、Evernoteと連携するようになったことが書いてあります。

彼は取り乱しました。
同じ記事を、下まで読んでは上に戻り、下まで読んでは上に戻り、かれこれ五回繰り返しました。しかし何度確認しても、ポメラがEvernoteと連携するようなのです。

それは取り乱しもするでしょう。さすがの私も驚きました。
まさか、ポメラから直接Evernoteにテキストを送れるようになるとは。

「嘘だろ……。これからは、ポメラで書いてるそばからEvernoteに送れるってことじゃないか」

そういうことになります。
彼にとっては、ポメラDM100はかけがえのない存在です。発売と同時に購入し、いまではもう彼の体の一部と言ってしまって差し支えありません。あるいは、全部でしょうか。

その後、彼は下記の記事も読み、やはりポメラとEvernoteが連携することを確認しました。

誠 Biz.ID:仕事耕具:ポメラからEvernoteへの投稿が可能に、ソフトウェアバージョンアップで

「FlashAir買いに行かなきゃ!」

彼は記事を読み終えると、慌ただしく家を飛び出していきました。

ちなみにFlashAirとは、東芝のWi-Fi内蔵SDカードのことです。公式ページへのリンクを置いておきます。

無線LAN搭載SDHCメモリカード FlashAir(TM) | 東芝 Pocket Media

彼もこれについてはあまり詳しくないため説明は聞けないでしょうが、上記の公式ページを読めば、問題なく情報は得られそうです。

そうこうしているうちに、彼が帰ってきました。
荷物を置くのもそこそこに、買ってきたFlashAirを取り出して、ポメラにセットしています。

それから彼は何やらごそごそやっていましたが、突然、大きな声を上げました。

「やった! Evernoteに転送できた!」

どうやら、無事にポメラからEvernoteにテキストを送ることができたようです。
彼はすっかり満足そうな表情で、つぶやきます。

「よし、これについてブログに書こう」

そうして彼は、以下のような文章を書き始めたのです。


私は驚きました。
まさか、ポメラとEvernoteが連携するようになるなんて、夢にも思わなかったのです。

それを伝えている記事を始めて目にしたときは、それはもう、取り乱しました。
同じ記事を十回くらい読んでしまったものです。いえ、十回は大げさかもしれませんが、とにかくたくさん読んだのです。

(君が読んだのは五回ですよ。)

すなわち、これからは、ポメラで書いているそばからEvernoteに送れるということになります。
感動的です。

(その表現気に入ってますね。)

そこで本エントリでは、それを実現する手順について、簡単にまとめておくことにします。

まずは、ポメラのソフトウェアバージョンを1.2.10.0にアップデートする必要があります。
下記のページ最下部の、「「ポメラ」DM100ソフトウェア(Ver.1.2.10.0)をダウンロードする。」のところにあるリンクをクリックします。

「ポメラ」DM100ソフトウェア(Ver.1.2.10.0)ダウンロードサービスを受けられる方 | 「ポメラ」DM100 ソフトウェアアップデートのご案内 | 「ファイル」と「テプラ」のキングジム

(下記のページ最下部、とは微妙にひっかかる日本語です。)

規約の確認を済ませると、アップデート用のexeファイルが置いてあるページに行けますので、それを一度ローカルにダウンロードしてきます。

そのexeファイル自体は圧縮ファイルになっており、実行すると展開され、binファイルが出来てきます。これで準備は完了です。

次に、SDカードをセットしたポメラDM100を、「電源オフの状態で」PCとUSB接続します。
接続すると、ポメラ本体メモリとSDカードの二つが外部記憶デバイスとして認識されますが、今回重要なのはSDカードの方です。

SDカードの方に、先ほど作成したbinファイルを保存します。このとき、保存ディレクトリはSDカードの最上位の階層にします。私は試していませんが、SDカード内に作成したディレクトリ配下に格納してしまうと、アップデートができないそうです。

binファイルを保存できたら、Windowsの「ハードウェアの取り外し」をしてUSBケーブルを抜きます。

一度USBケーブルを抜いたら、ポメラを「電源オンの状態で」再度PCとUSB接続します。

今度はPC側から認識されないので、接続でき次第、ポメラで[menuボタン] -> [設定] -> [バージョン情報]と移動します。
現在のポメラのソフトウェアバージョンが表示されますので、そこでF1キーを押下します。

すると、最終確認のダイアログが出て、ソフトウェアアップデートが始まります。

(このアップデート中の画面、格好良かったですね。)

完了したら、USBケーブルを抜きます。
するとポメラが再起動されて、めでたくソフトウェアバージョンが最新になるわけです。

なお、アップデート前にファイルのバックアップはしておく方がよいでしょう。
私は何もありませんでしたが、何が起こるかはわかりません。

(これはその通りです。ちなみに、ポメラの各種設定もデフォルトに戻るようです。)

さて、いよいよEvernoteにデータを飛ばしてみます。

そのためには、Evernoteに転送したいファイルをポメラ上でFlashAirに保存します。ポメラでは、保存先として本体メモリとSDカードが選択できますので、FlashAirをセットして、SDカードの方に保存すればよいです。

あとは、ポメラの[menuボタン] -> [ツール] -> [FlashAir]を選択し、画面の指示に従って無線LANへの接続とEvernoteアカウントの設定を行って、転送したいファイルを選択すると、Evernoteにファイルが転送されます。

Evernoteでは、「pomera」というノートブックが新たに作られて、その中にノートが作成されていくようです。ノートタイトルは、元のファイル名がそのまま使われます。

(ファイル名は拡張子も込みです。つまり「hogehoge.txt」というノートが作られます。ノートタイトルに「.txt」が付いているのは、多少違和感がありますね。)

彼はここまで書くと、大きく伸びをしました。

「よし、これでだいたい完了だな」

確かに、文章ばかりでやや読みにくいきらいはあるものの、手順としてはこれくらいでしょう。

「ところで」

彼は不意に虚空を見上げました。

「おい、そこのおまえ」

私ですか?

「ずっと見てたんなら、エントリのタイトルくらい考えてくれよ。俺はもう疲れた」

あら、気づいていたのですか。

「タイトル付けたら、公開もしといて。俺はテキスト書いて、それをおまえに転送するまでが仕事なんだ」

わかりました。では、タイトルは「ポメラを見るEvernote」あたりにしておきましょう。普段は、渡されたファイル名をそのままタイトルにしているのですが、今回は特別です。


終わりに


という、エントリを書きました。

タイトルはストレート過ぎますので、少し変えておきます。
それから、公開も私がします。