2012年4月10日火曜日

懸命にやって

Clip to Evernote
ライフハックをはじめ、その近傍の分野に興味がある人は必ず考えることだと思いますが、全く同じ仕事をしても、三時間かかる人と一時間で済む人がいます。
これをもたらす原因は非常にたくさん考えられますが、今回はそのうちの一つを取り上げます。


早さに差が出る


もちろん、もともと能力の差があったりですとか、そういったことは考慮の外に置きます。能力はそう変わらないのに、仕事が終わる早さに大きな差がでるのです。

ここでの「仕事」は、PCを使う作業が主となっていることを想定しています。文書作りですとか、スライド作りなどを思い浮かべていただければ良いと思います。
(その他、宣言する必要のある前提がまだたくさんあるような気がしますが、あまり厳密にやると理系が嫌われる原因になりますので、やめておきます。)


ショートカット


この設問への回答として私が常々考えているのは、「ショートカットキーを覚えているか否か」です。

こちらの記事が参考になります。

時間の価値は人によって違う!30分が100時間を生む5つの考え方 | バンクーバーのWEB屋
アプリケーションのよく使うショートカットを覚える位なら、30分もあれば主要な物は覚えられるかなと思いますが、このまとまった30分を惜しむばかりに、貴重な数百時間を無駄にしてるんじゃないかと思う人がやっぱり多い気がします。
素晴らしい記事です。


ショートカットキーの性質


「ショートカットキーを覚えているか否かで仕事の早さが変わる」には、もう少し説明を加えます。

ショートカットキーは、ひとたびやるべき仕事が発生してしまえば、覚えてなどいられません。早く仕事に取りかからなければいけないからです。
仕事が発生する以前に、「このショートカットを覚えておけば、将来役に立つかもしれない」と考えて、覚えておくものです。

すなわち、将来の自分を楽にするために、前もって手間をかけておくということです。
私が「ショートカットキーを覚えているか否か」との文章で表現したかったのは、この「前もって手間をかけよう」とする姿勢のことです。

上に、「三時間の人と一時間の人」と書きましたが、おそらくショートカットキーが使えるかどうかだけでこれほどの差は付かないと思います。
ですが、ショートカットキーを覚えておこうとしている人は、「前もって手間をかけよう」とする姿勢がありますので、きっとそれ以外にも将来の自分を楽にするための布石が打ってあるでしょう。
それらを全て合わせれば、これくらいの差は付いて然るべきと感じます。


助走


こういった記事もあります。

シゴタノ! SH014:助走をつけると加速しやすい
それが明確になれば、そこに向かって助走を始めることができます。助走距離を伸ばす方法はありますが、ゴールまでの距離を縮める方法はないのです。 
助走は練習と言い換えてもいいでしょう。 
いずれも、最高のスタートを切るための準備です。
助走なら、人知れずつけておけるのです。

こういったことをライフハックと呼んでも良いかもしれませんが、なかなか楽ではありません。
しかし、きっとライフハックとは単純に楽をするためのものではないのでしょう。


終わりに


私には、二つほど座右の銘としている言葉があるのですが、これまであまりそういったことは表明してきませんでした。なんとなく、自分の中に留めておく類のものだろう、と考えていたためです。
ですが、本エントリの内容を受けて、その一つをここに記しておくことにします。

Diggy-MO' の「STAY BEAUTIFUL」という楽曲からの一節です。
懸命にやって簡単だって言ってやれ