2012年4月29日日曜日

収集の日常

Clip to Evernote
このところ考えていることがありますので、ここでまとめてみます。


一週間のこと


おそらく多くの方が悩んでいると思われる、週次レビューについてです。
以前にこちらの記事を読んだのが、ずっと頭に残っていました。

シゴタノ!タスクカフェのランチ会が飲み放題の宴会だった件 [デ] | No Second Life

引用いたします。
大橋さんは「週次レビューを捨てよ」と言っていて、僕も最近どんどん週次が軽くなってきていた。 
最近週次レビューは30分かからないくらい。 
それは日次をしっかりやっているからで、僕は日次はいま「朝一タスク」「日次スタート」「日次レビュー」「日次クローズ」の4つやっている。
とても参考になる記事です。

かねてから、週次レビューの概念がライフハックの考え方に反しているような気がしていました。
すなわち、週の終わりまで普段できないことを溜めておき、時間ができたときにまとめてやることです。

ライフハックとは、「習慣」を指していることが多いです。
一つ一つの効果は小さくても、続けていくことで、将来大きな力になるのがライフハックであると理解しています。

もちろん、ライフハックと週次レビューは全く別の文脈から現れてきたものでしょうから、それはそれで良いのかもしれません。しかし私はライフハックからこの世界に足を踏み入れてきましたので、この辺りには引っかかるものがあります。


実際


現実の問題として、今のところ二つあります。

一つは、別に週次レビューを飛ばしてしまっても、それほど困ることなく日常は回せることです。

私の週次レビューでは、一週間にあったことを振り返り、次週以降に回すタスクを洗い出す作業をします。
ところが、タスクを洗い出そうにも私はそれが発生した時点で記録していますので、週次レビュー時に出てくるタスクがあまりありません。

この意味では、こちらの記事で紹介されている「ZTD」の考え方に近いのかもしれません。

【ぼくらのタイムマネジメントストーリー】第4話 これならできる!今から始める簡単GTD(前編)
そこで現れたのが『ZTD』という考え方です。
これはブログ「Zen Habits」の著者であるババウタ氏が提唱する「Zen to Done」の略で、GTDのシステムを一気に完璧に作り上げようとはせずに簡単な習慣から少しずつ慣らしてゆくことで、最終的にGTDを同じ状態へもってゆこうというプロセス指向の考え方をしています。
もう少し具体的には、GTDの「収集」を簡略化しようとするもののようです。
改めて収集の時間を設けずに、自然にGTDをサイクルを回していくことを目指しています。


もう一つ


そして、ここにもう一つの問題が絡んできます。

もう一つの問題は「さあ、収集しよう。気になっていることを書き出そう。」と構えてしまうと、なぜだか何も思い浮かばないことです。
GTDの考え方からいって、思い浮かばないならそれで良いはずなのですが、残念ながら、これが「本当に気になっていることは存在しない」ことを意味してはいません。なぜなら、週次レビュー以外のタイミングでは、書き出したいようなことはたくさん出てきてしまうためです。

したがって、日常から少しずつ「収集」を行っていく必要が出てくることになり、これが一つめの問題に絡んでいきます。


「収集」しない


そこで、週次レビューにはタスクに関係すること、特に「収集」のことは含めずに進めていこうかと考えています。

完全に週次レビューをやらないわけにはいかないはずです。
それは、「重要だけど、緊急でない」タスクが放置されることになりかねないためです。こういったタスクは、週次レビューなどのタイミングで意識的に取り上げていく必要があります。
このあたりは、単に「日常が回れば良い」といったところとは違ったレイヤにあるのです。

具体的な週次レビューについては、少し考えていることがありますので、後にまたエントリにしたいと思います。


終わりに


もちろん、こなすべきタスクが私よりもずっと多い方は、週次レビューが絶対必要になるのかもしれません。