2012年2月3日金曜日

KJ法と折衷案

Clip to Evernote
前回エントリの最後に、KJ法のようなボトムアップ的アプローチであっても、扱う情報が増えてくるとそれが困難になることを述べました。

そこでKJ法の完全な適用を妥協することで、これを改善することを考えます。


情報が多い


KJ法において扱う情報が多いというのは、始めに行うブレインストーミング的な作業で書き出されることがたくさんあるような場面です。

残念ながらこれに対応する唯一(と私が思っている)の方法は、情報をあらかじめ分類することです。
ブレインストーミングする対象を狭めておいて、出てくる情報が増えすぎないようにしておくしかありません。

状況としては、メインテーマがあり、それをセントラルイメージに据えたマインドマップで、メインブランチのみを伸ばしたところを想像してみてもらえれば良いです。


メインブランチの先


マインドマップでは、まずはメインブランチを書き入れます。ここに工夫がないため、将来無理が出てきてしまうような分類を作ってしまいやすい点で、前回エントリでは問題視したわけです。

しかし今回は、あえてそれを行います。

具体的には、始めにメインブランチを伸ばし、その先で、その枝に乗せられたワードを元にKJ法を実践し、これをメインブランチの本数だけ繰り返すことになります。
すると、そのワードに関係のある世界でしかJ法は行われないため、扱う情報が少なくて済みます。

このアイデアは、Rashitaさんの以下のブログにも出現してきています。

章立て - Rashitaの日記
最初に章立てして、書き進めながら構造を再構築していくというのは、部分的なKJ法の適用です。
「部分的なKJ法の適用」との表現になっています。


考えること


するとここで重要になってくるのが、やはり、始めにどのように分けるかということです。
考えられるアプローチが二つあります。
  1. 絶対に後で組み換えが起こらないように分ける
  2. ゆるく分けておき、組み換えを繰り返しながら進んでいく
順に見ていきます。


組み換えが起こらない


可能であれば1で進める方が、問題が起こりにくく楽になると思います。

タスク管理についてとなっていますが、ここで活用できそうな記事があります。

タスク完遂の秘訣!3つの視点でタスクを細分化しよう!! | jMatsuzaki
この「アウトプットとパーツ」という視点にのっとってタスクを細分化すると、作業範囲が明確になりやすく、より正確にタスクを洗い出せる場合が多いからです。
アウトプットとパーツの視点です。
どんなものかというと、アウトプット(成果物)をひたすら構成パーツ(部品)に細切れにして行くという方法です。
おそらく構成パーツと呼ばれるものは、後から組み換えが起こることはないでしょう。
しかし、
この視点のアキレス腱は、自分がそのタスクの内容に精通していなければいけないという点です。
ということです。これについては私も前回エントリで触れていますので、詳細は省きます。


組み換える


組み換えを繰り返しながら進んでいくのは、上で紹介したRashitaさんの記事を見ていただくのが良いです。
なんというのでしょうか、書いている内に自分が理解できることってあるんですよね。で、その理解した視点からみると、最初に立てた構造がどうも違う、と感じる。
これが起こることを前提として進めるわけです。

やはりこちらは、複雑で難しいのがネックになります。しかし大変魅力的です。


終わりに


本エントリのことは、わりと実用的かと思っています。