2012年5月25日金曜日

マス向けの趣味

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しばらく前に、『僕は君たちに武器を配りたい』を読了しました。

僕は君たちに武器を配りたい』(瀧本哲史) 
私が、本書を素晴らしいと思っていることは間違いありません。
それを踏まえた上で、本エントリで少し書いておきたいことがあります。
決して硬い内容ではありません。

ちなみに、前回のエントリでも似たような本を取り上げましたが、読んだ時期もまるで異なりますし、基本的には無関係です。

今回はそんな話です。


ユニクロ


多くの一般消費者に名前を知られる企業の一つとして、ユニクロがあります。
いわゆる、成功した企業と呼ばれる集合に含まれるものでしょう。

本書にも、ユニクロの成功について言及している部分があります。

引用いたします。
ユニクロの最大の発見は、ファッションのマーケティングを変えたところにある。それまでのファッションビジネスでは、基本的な顧客の分類として、「男性と女性」「ハイエンド(オシャレ層に向けた高額商品)とローエンド(ダサいが安い商品)」の4分類を基本としていたが、ハイエンドとローエンドの間には「ストリート系」「モード系」「ゴシック系」「カジュアル系」「フォーマル系」……などなど、無数のセグメントが存在し、そのそれぞれにメーカーがひしめき合っていた。
まずは、ファッション業界の一般論についての文章です。
現代における「服を売る」世界は、小さなカテゴリ分けから成り立っているとのことです。

あまりファッションといったものに興味のわかない人にとって服を買う作業が困難であるのには、こういった要素が関係しているのかもしれません。
そのような人たちは、「無数のセグメント」の様子を把握していないためです。

他方、ユニクロについてです。
しかしユニクロは、ファッションを「マス向けと、それ以外」の2種類しかないと考え、自らはあくまで「マス向け」に商品を作ることを徹底したのである。
非常にわかりやすい考え方です。
これなら、ファッションがわからなくても服を買いに行くことができます。

もちろん、ユニクロが優れていたのはこれだけではありませんし、また本書でももう一つ、それについて述べられています。
ですが本エントリでは、そこまで手を広げないことにしておきます。


話を整理する


さて、本エントリではここまでで、ユニクロのすごさを『僕は君たちに武器を配りたい』の力を借りて紹介しました。

ここからも、ユニクロのすごさについてです。

ちなみに、本ブログの右上には、シンセサイザーなど、私が興味のあることが掲げてあります。
それから、そこには書かれていないものの、ペンやマスキングテープなどの文房具も好きです。


ユニクロがすごい


先日、ユニクロに行く機会がありました。

室内用のスリッパが欲しいと思って店内を探し回っていたところ、視界の端に見覚えのある文字列と図柄が写りました。

「ROLAND SH-01 GAIA」です。

ROLAND SH-01 GAIA といえば、
  • あの「SH」の名を冠していて
  • SH-201より格好良くて(主観)
  • 3つのTONEを自在に組み合わせられて
  • 「BIT CRASH」や「PANNING DELAY」などの強力なエフェクトが使える
あれのことのはずです。

なぜユニクロでこの文字列に遭遇するのか、と思った頃には、もう購入を決めていました。

こちらのことです。


ROLAND SH-01 GAIA のTシャツが売っていた、という話です。
ここでGAIAを持ってくるのが、なかなかに絶妙な選択だと感じます。さすが「マス向け」のユニクロです。

GAIAなら、間違いなく皆が欲しくなるからです。

参考までに、公式サイトをご紹介しておきます。

GAIA SH-01 :: 製品 :: ローランド

このTシャツを手にとってレジへ向かおうとしたところ、見覚えのある文字列が視界の端に写りました。

…と思いましたが、二度目は面倒なのでさらっとご紹介してしまいます。

こちらはユニクロの公式サイトの方に特集ページがありました。

ユニクロ Tシャツ特集 | mt ~マスキングテープ~ - ユニクロオンラインストア[store.uniqlo.com]

マスキングテープのmtシリーズをモチーフにしたTシャツも発見してしまいました。
こちらも、さすが「マス向け」のユニクロです。

mtシリーズとのコラボレーションなら、誰もが欲しくなる企画です。

しかも、こちらのTシャツを購入したところ、mtのマスキングテープが一つおまけで付いてきました。

これは非常に嬉しいです。おそらくTシャツは着ませんが、マスキングテープなら使います。

おそらくこれも、誰もがことごとくマスキングテープを日常的に使用していることから、こういったプレゼントの企画が生まれたのでしょう。


終わりに


少し誇張しすぎた部分があったかもしれません。