2012年1月31日火曜日

aTimeLoggerを使用してみて

Clip to Evernote
以前のエントリで、iOSアプリのaTimeLoggerが無料になっていたので、導入してみたことをご報告しました。

aTimeLogger 1.9.4(無料)App
カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
販売元: Sergei Zaplitny - Sergei Zaplitny(サイズ: 6.3 MB)

そのエントリで『iPhone 習慣術』をご紹介したわけですが、その中にこのような記述があります。

『iPhone 習慣術』 (堀 正岳, 佐々木 正悟)
今後も新しいアプリを使うときは、最初の1週間はアプリに慣れる(操作に慣れ、必要なときに自然に起動できる習慣を付ける)ための期間ということを意識してください。

このようなことがわざわざ書いてあるあたり、さすがこのお二人による書籍です。
実際、この「慣れる」期間は非常に重要です。詳細は別の機会に語ってみたいと思いますが、とりあえずこれを意識しておくことには価値があります。

さて、私のaTimeLoggerの使用法も、かなり落ち着いてきました。「アプリに慣れた」と言っていいと思います。
そこで、使ってみて感じたことなどを書いてみます。


ライフログの強化


まず挙げられるのは、私のライフログに新たな側面ができたことです。

殊更にライフログのために導入したつもりはありませんでしたが、確かに、かねてから場所の移動が絡まない行動の記録が一貫して取れていないことは気になっていました。具体的には、机の前に座ったままいろいろな作業をしている、といった状態です。

作業記録はできるだけモレスキンに書いておくようにしていましたが、「この作業に何時間何分費やした」を知る場合には手計算が必要になりますし、作業を「今始めた」「今終えた」ことを時間つきで確実に記述するには、多少手間がかかります。

ここにaTimeLoggerが入ることで、計測を開始して停止するだけで、きっちりと作業のログが取れます。
ライフログの密度が格段に上がったことを感じましたし、この「生活が記録できている」安心感はかなりのものです。


「食事」の時間


次に気づいたのは、食事の時間についてです。同様のことがあてはまるカテゴリは他にもあるのですが、ここでは一番わかりやすい例と思われる「食事」を取り上げます。

私はそれなりに毎日タスクがあります。やりたいことがたくさんです。
他方、私は食事にそれほどこだわりはありません(一般的な意味で)。
私はこれまで、「食事してる暇があったら、何か作業をしたい」と考え、おにぎりを片手にPCのモニタを見るのが当たり前でした。

しかし、aTimeLoggerで食事の時間を計測してみると、朝食は6分、昼食なら9分程度でした。

いつもPCのモニタを見ながら食べていた昼食には、たった9分しかかかっていなかったのです。

計測によって、「食事の時間も惜しい」と言うほどには、そこに時間がかからないことを知りました。
惜しむべき時間は、もっと他にあります。こんなところで急いでも無駄です。

これ以降、お昼を食べることはシングルタスクで処理されるようになりました。気持ちも休まりますし、いい感じです。


「仕事」の時間


重要なタスクをこなす際には、「仕事」というカテゴリを使用しています。一日がんばったかどうかの一つの指標になります。

非常によくあることですが、「仕事」の計測を開始してから実際に仕事に取りかかるまでには、様々な誘惑があります。
いわゆる「脱線」です。特に説明を加えなくても、ほとんどの人が理解できると思います。

しかし「仕事」の計測が始まっていると、「あ、ここで脱線したら、面倒なことになる」との考えが頭をよぎります。
面倒とは、
  • 「仕事」の計測を一度止めて
  • 何秒かカウントしてしまった「仕事」のログを削除して
  • 改めて「読書」など脱線した先のカテゴリの計測を始める
という一連の作業を想像したときに考えることです。やってみるとわかりますが、これはかなり面倒です。しかしやらなければ、人生が記録されないことになってしまいます。

この面倒な作業を行うくらいなら、脱線せずにタスクをこなした方が楽です。
そう感じて、無事作業に取りかかることができた経験が何度もあります。毎回と言ってもいいかもしれません。

これは思わぬ効能でした。

他方で仕事をある程度行い、本当に疲れてくるときもあります。
この場合は、「仕事」の計測を停止し、「休憩」などを開始します。これは普通に、行動を開始する際に計測も行っているだけなので、面倒さはありません。
そしてその結果、頭を切り替えて「きちんと」休憩できるようになりました。
この「きちんと」休憩できている感じは非常に気分が良いので、ぜひ多くの人にも体験してほしいと思っています。


終わりに


ここで挙げた三つのことは、どれもaTimeLogger導入前には想像もしていませんでした。

また内容から明らかですが、別のアプリでも問題ありません。
そこはバリエーションに相当します。