2012年1月3日火曜日

タスク管理の最終形

Clip to Evernote
ブロガーjMatsuzakiさんが、アシタノレシピの記事でタスク管理のステップを熱く定義しています。
見出しのみ引用させていただきます。

タスク管理を高度化する4つのSTEP
1.ドーナツの穴
2.GTD
3.段階的計画
4.タスクシュート
これによれば、GTDの先にはまだステップが二つあります。

「段階的計画」では書き出されたタスクに対して必要な時間を見積もり、計画を立てることが可能になります。
「タスクシュート」では日々の計画がルーチンに基づいており、高い精度でその日全体のタスク遂行にかかる時間を見積もります。

非常に有益な記事でした。

なんとなくGTDとデイリータスクリストを意識してタスク管理を行っていましたが、結局「今日自分はいくつのタスクをこなせるのか」が把握できずにいました。
私にとってのタスク管理とは、最低限やりたいことを忘れずにいられるものでしかなかったのです。


タスク管理の本を読了




佐々木氏のタスク管理についての本を読了しました。

引用させていただきます。
なのに私達は、わりと簡単に仕事を「先送り」にしてしまいます。翌日どのくらい仕事をしなければいけないのかを知らないままに、3ヶ月後に締め切りの仕事を進めながら、「今日はくたびれた」というような理由で「翌日」や「翌々日」に仕事を回しているのです。
ああ、これがタスク管理かと思いました。
ここ以外も本書では、全体を通して「人」に焦点が当たっています。
私自身は、「今これをやれば翌日には本当に楽になるのか? やらないと翌日はとても厳しくなるか?」に対する答えいつでも知りたいと、ずっと思っていました。そして今ではそれがわかるようになっています。
例えばこういった部分です。
「私は今これをしていれば、3ヶ月後の締め切りに間に合うのか、あるいは間に合わないのか、まるでわからない」という「人間の不安」を解消しています。
決して「こうすると仕事がすごくできるようになる」方法を語ってはいません。


タスクリスト、ひいてはGTDへの疑問


佐々木氏も現在すっかり市民権を得たTo-doリストに疑問を呈し、その先のタスク管理を唱えています。
同書から引用いたします。
どうも私たちは「タスクリストに書きさえすれば仕事が進む」と思うところがあるらしく、むやみやたらと詰め込んだタスク満載のリストを作り出したあげく「こんなにできるわけがない」とリストを投げ出したりします。
単純なタスクリスト(To-doリスト)の問題です。本質的に、タスクリストでは仕事は進まないのです。
これがGTDへの疑問につながることを、jMatsuzakiさんが非常に端的に述べています。

GTD初心者が陥りやすい5つの落とし穴 | jMatsuzaki
GTDを実践する事で得られるのは精度の高いTodoリストです。あくまでTodoリストなのです。 
つまり、それぞれのタスクをいつやるかは依然として未定のままです。
「GTDで得られるのは単なるTodoリスト」である。これを読んだときの私の衝撃といったらありませんでした。
最終的に、GTDでは仕事は進まないのです。


佐々木氏のタスク管理システム


『クラウド時代のタスク管理の技術』で紹介されているシステムも、GTDの先にあるものでした。
私はこれが、GTDの限界を見事に飛び越え「人」を楽にする、タスク管理手法の最終形だと考えています。
具体的には、
  • タスクごとにかかる時間が見積もれる
  • 一日の計画が立てられる
  • それがルーチンに立脚し、高い精度である
  • プロジェクトがタスク管理フェーズに落とし込まれている
  • プロジェクトの進捗状況がわかる
といったあたりです。


今後の私



上にも書きましたが、現状私はGTDとデイリータスクリストで運用しています。
これから「最終形」に向かっていきたいわけですが、やはり一足飛びにというわけにはいかないでしょう。

ですのでとりあえずはこれまで通り、さまざまな方面から情報を集めながら、自身のタスク管理システムを少しずつ良くしていくことを考えます。

ここで、
  • 「良くする」は、「最終形である佐々木氏のシステムに近づける」と完全に同義であること
  • 私が今後タスク管理手法の話をするときは、(陽には示されていなくても)常にその「最終形」を念頭に置いていること
を宣言します。
その上で、タスク管理というものを考えていきます。


終わりに



jMatsuzakiさんの文章を紹介すると、つい自分の語り口も熱くなってきます。