2012年3月17日土曜日

賢い人には回りくどい

Clip to Evernote
以前、このようなエントリを書きました。

23-seconds blog: ベーシックインカムについて

ベーシックインカムについていろいろと考えたものですが、その冒頭で、「私はベーシックインカムという概念すら知らなかった」と述べました。

これを伏線として、その少し後に以下のエントリを書きました。

23-seconds blog: なじみのないトピック

その名の通り、「自分にとってなじみのないトピック」についてアイデアを出すことについて考えたエントリです。

これらのエントリを念頭に置いて、今回は、私がなじみのないトピックであるベーシックインカムについての記事を書く際に、実際に行ったことについてまとめてみます。

「なじみのないトピック」のエントリの終わりに、「私がこういうことをするのは珍しい」と断った上で、述べた手順のまとめを書いたのは、本エントリのための布石だったのかもしれません。


なじみのないトピックについて、アイデアを出したい


ベーシックインカムについての記事を読み興味深く感じたため、本ブログでエントリにしてみようと決めましたが、私はそれについて語るような知識や意見を持ち合わせていません。

何か手を打つ必要があります。
これは要するに、知識を得るだけなら物を読めば一応なんとかなるが、そこから意見を出そうとすると大変であるため方法論が必要になってくる、という解釈になると思います。


それについての知識を大量にインプットする


そこでまず行ったのは、「ベーシックインカム」でキーワード検索し、一日一つの記事をピックアップすることです。

それを、そのタイミングで一度読んでから「Read It Later」に保存します。


Read It Later Pro 2.4.7(¥250)App
カテゴリ: ニュース, 仕事効率化
販売元: Idea Shower - Idea Shower(サイズ: 7.1 MB)


Read It Laterには読みたい記事が溜まっているので、適当に時間が経った後に再度読むことになります。

すなわち、同じ記事を都合二回読むことになるわけです。

この作業を一週間ほど続けました。
ピックアップする記事は一日一つとしているため、負担に感じることはありません。

また、記事で述べられている内容はよく理解できないことがほとんどなのですが(なにせなじみがありませんので)、気にせず、とにかく全部読むことを考えます。


隙間の時間に考え続ける


上記を続けながら、隙間の時間に、読んだことを思い出して考えます。
隙間の時間というのは、階段を登っているときや買い物の途中など、本当に考えること以外何もできないようなときのことです。
このような事情から、メモを見ながら考えたり、メモをとったりといったことはしません。

こちらも、どちらにせよ何か考えているしかすることがない時間を充てているだけですので、負担なく行うことができます。


「時間による熟成」を狙う


何日かこれを行っていると、自然と読んだ記事に対して、あるいはベーシックインカムそのものについて、思うところが出てきます。

残念ながらこの状態に至るまでには何日かかかりますし、その日数を見積もることはできません。
(今のところは、できません。ひょっとすると、複数回行いログを取れば可能かもしれません。)

そのため、成果物を仕上げる期限が区切られていると、あまり嬉しくないことになってしまいます。


自然に語るべきことが見えてくる


あとは、思ったことを文章で表せば良いわけです。
これだけでも十分難しいのは承知していますが、本エントリのスコープからは外しておきます。

さて、現実に手間となるのはこの段階のみであり、これは普段ブログを書く作業に含まれてしまうため、本エントリで述べたものは全体として新たな負担のかからない手法であると言えます。
毎日が忙しくて新しいことを勉強する時間がないという方にお勧めですが、本音としては、そのような物言いにはまるで意味がないと言いたかったりもします。


終わりに


こんなに面倒なことをしなくても、始めからなじみのないトピックでブログを書くなどと思い立たなければ良いという話ではあります。

それから、私より賢い人にとっては実に回りくどい手法です。